武庫川女子大学
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学生広報スタッフ取材レポート

2013/01/21
「大学生の自立」について留学生とともに考えるFD座談会を取材しました。

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 海外留学をした武庫女生と武庫女で学ぶ外国人(武庫川女子大学の交換)留学生が先生も交えて”大学生の自立”について話し合うFD座談会が、1月21日午後4時30分からマルチメディア館の教室で行われ、私たち学生広報スタッフ2人が取材しました=写真左=。

 今回の座談会は、ワールドカフェ方式の手法を一部用いながら進められました=写真右=。お菓子やお茶も用意されており、自由に話しやすい雰囲気での座談会でした。大河原量・理事長のあいさつで始まり、お互いに自己紹介をした後、学生たちが“大学生の自立”について1人ずつ意見を述べました。その後に先生方が質問をして、それに対して学生が受け答えをしました。最後は、今日の話を聞いて大事だと思ったことを、1人ずつ発表しました。学生がそれぞれの留学生活で体験したことを基に素直に話しているのが印象的でした。

 オーストラリアやイギリスの大学では、学生は入学当初から「1年生でも、成績が悪ければ落第するのは当然」と思っているので、勉強しなくてはいけないという意識を常に持っているそうです。また、シラバスが充実しており、それに書かれている内容は日本のシラバスとは少し違います。オーストラリアやイギリスのシラバスには、大学が求める学生像が明確に書かれており、授業の評価方法や推薦図書、何をいつ頃勉強するのかが細かく決めてあります。

 学生はこのシラバスを基に学習計画を立てます。こうして、自分自身の時間を管理する能力を身に付けていくのです。授業で不明な点があるのは自己責任であり、不明な点は必ず先生に質問をするそうです。また、先生は学生に全部を教えるのではなく、学生自らが考えて答えを導き出すことができるような情報を提供することが大切と考えています。このように自らの行動に責任を持つことで、学生は自立をしていきます。韓国の大学では、24時間開いている図書館があり、たくさんの学生が勉強できるような環境づくりをしています。グループワークやプレゼンテーションが非常に多く、チームで行動することで学生の責任感や自立心を育てているようです。

 “大学生の自立”というテーマ以外にも議論は及びました。日本の学生の勉強する意欲を高めるためのアイデアについてです。留学生から日本人は受け身ばかりで、自分の意見を発信していないと指摘されました。海外の大学では、先生とフランクな関係で質問しやすい環境づくりがされています。そのため、授業に集中しやすく、理解できなければすぐに質問できるそうです。また、学生同士を議論させる授業を設けることで、学生は互いに刺激し合い、向上心を持って学習に取り組めるそうです。実際にこのような授業を受けた海外交換留学の体験者は、「皆が意見を言い合うので、自分も積極的になれました」「恐れずに自分の文化を発信していくという自立性が身に付きました」と語っていました。1番熱く議論されたのは、目標を持つということです。目標を持つことで、達成するための道筋を立てることができ、自然と学習意欲が湧くということでした。

【取材後の感想】

 今、私は就職活動中です。社会に必要とされる能力として、コミュニケーション能力という言葉をよく耳にします。社会に必要とされる能力を身に付ける場としての大学が、現代において1番必要とされているコミュニケーション能力を育てる場としてはあまり機能していないなと感じました。座談会で紹介された海外の大学で行われている討論形式の授業などは、まさにコミュニケーション能力を磨く場です。こういった授業が日本の大学でも盛んに行われると、学生の能力も上がっていくのではないでしょうか。  今回の座談会では、目標を持つ素晴らしさを感じました。私自身も目標達成のために日々勉強し、常に向上心を持ち続けたいと思いました。

(大学情報メディア学科3年 吉田浩子)

 今回の座談会を通して、海外経験は自己を変えてくれるチャンスだと思いました。海外では、自分のことは全て自己責任です。計画性や積極性、責任感がなければ、過ごしていけません。多くのことを得てきた皆さんは、キラキラして見えました。私も目標を持ち、勉強に励みたい。また機会があれば留学もしたいと思いました。

(短大英語コミュニケーション学科1年 志田奈津実)

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