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本校のSSH
概   要
文部科学省は、SSHに対して、理数系教育に関する教育課程の改善に資する研究開発として次の項目をあげています。
  • 観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習、課題研究の推進
  • 中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発(学習指導要領によらない教育課程の編成実施も可能)
  • 大学や研究機関等と連携し、生徒が大学で授業を受講、大学の教員や研究者が学校で授業を行うなど、先進的な理数教育の実施
  • 国際性を育てるために必要な語学力の強化(英語での理数授業、講義、プレゼンテーション、演習等)
  • 国際的な科学技術、理数系コンテストへの積極的な参加
  • 科学技術系クラブ等の活動の充実
  • トップクラスの研究者や技術者等との交流、先端技術との出合い、全国のSSHの生徒相互の交流・発表
本校では、以上の項目に加えて、21世紀日本の科学技術をリードする『女性』研究者・高度技術者・専門家の養成を目的としています。現在、高校1年の1クラスがスーパーサイエンスコース(SSコース)として独自のカリキュラムを実施しています。
来年からは中学1年でも実施します。
本校の特徴
本校では、理科と数学に重点が置かれています。この二つは、単位数も多く、内容も独自のものです。
数学では数I〜IIIまでと数A〜Cまですべて学習するのに加え、『演習』という科目を設定し、科学実験のために必要な統計学や科学理論を理解するために不可欠な微分方程式を学習するなど、学習指導要領を越えた内容となっています。また、座学だけではなく、「算額」(神社や仏閣に奉納した数学の絵馬)など日本独自の数学について実地調査を交えた研究も行います。
理科では、物理・化学・生物の3分野についてすべてIとIIまで学習するのに加えて、『科学演習実験』という学校独自の科目を設定しています。この科目では、まず、物理・化学・生物分野での基本的事項を徹底的に理解することと、基本的な実験を行うことを目的としています。また、随時見学会を行い、より広い視野を持てるようにしています。
さらに学校設定科目として『理系英語』を実施しています。これは、英語で研究発表などのプレゼンテーションを行う力を養うためのものです。2006年は、大学薬学部の野口ジュディー教授に授業を行っていただいています。
カリキュラム
【高校】
1年 2年 3年
国語 国語表現I 2
国語表現II 2
歴史 世界史A 2
日本史A 2
公民 現代社会(道徳) 1 1
数学 数学I 4
数学II 4
数学III 4
数学A 2
数学B 2
数学C 2
数学演習I 1
数学演習II 1
数学演習III 2
理科 理科総合A 2
物理I 3
物理II 2
化学I 3
化学II 3
生物I 2 2
生物II 3
科学演習実験I 1
科学演習実験II 1
科学演習実験III 2
1年 2年 3年
保健
体育
体育 2 2 3
保健 1 1
芸術 音楽I 〔2〕
美術I 〔2〕
書道I 〔2〕
外国語 英語I 3
英語II 3
リーディング 3
家庭 家庭基礎 2
情報 情報B 1 1
理系英語I 1
理系英語II 1
理系英語III 2
科学セミナー 2
総合的な学習の時間 1 1 1
道徳 1
特別活動 1 1 1
週当り時間数 31 31 31
  • 数学演習、科学演習実験、理系英語、科学セミナーは本学が設定した科目である。
  • 道徳は、本学院の立学の精神・教育綱領にもとづき特設されたものである。
  • 表中の〔 〕内の数字は、選択科目の時数を示す。
【中学】
1年 2年 3年
国語 4 4 4
社会 3 3 3
数学 3 4 4
理科 3 3 3
音楽 2 1 1
美術 2 1 1
保健体育 3 3 2
技術・家庭 2 2 1
外国語(英語) 4 4 4
道徳 1 1 1
特別活動(LHR) 1 1 1
選択 数学 1 1 1
理科 1 2
英語
コミュニケーション
総合的な
学習の時間
伝統文化(書道・茶華道) 1 1
情報 1 1
土曜セミナー 1 1 1
総授業数 31 31 31
  • 国語に書写を含める。