武庫川女子大学大学院 臨床教育学研究科
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教員一覧(2016年度)


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博士後期課程(昼夜開講):臨床教育学専攻(夜間)・臨床心理学・教育学(昼間)

安東由則教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野 
 教育社会学
■ キーワード 
 女子大学の存立意義、私立中高の歴史及び現状分析、臨床教育学と教育教育学、
 学校における身体、校友会スポーツ
■ 専門領域について
 教育社会学が私の専門です。私たちの周りに生じる事象の把握や解釈を、「社会」なるものを想定して行おうとしています。また、既成概念や常識に囚われず、客観的な収集データに基づく実証的説明を目指します。個人の外に、そして中にも「社会」というものを想定するわけですから、守備範囲が広く、ミクロからマクロまで様々な研究対象に応用できるというのも特長の一つかと思います。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 様々な職種、年齢の社会人が夜間の授業に集まり、互いに学び合っています。教員よりも年長の方もおられ、社会人経験が豊富な方も多く、教員としても刺激を受け、学ばせてもらっているというのが正直なところです。もちろん社会人経験の浅い方も大歓迎で、教員ばかりからではなく、幅広い学友から触発されることも多いと思います。授業見学の機会もありますので、気軽にお越し下さい。

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石川道子教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野  
 発達障害の臨床、療育、特別支援教育など
■ キーワード
 小児の発達、発達障害
■ 専門領域について
 専門分野として上にあげたことは、実はごく一部です。長年、医療の立場から、いわゆる障害児にかかわってきましたが、時代の流れとともに、障害のとらえ方も変わり、日常場面での支援が重要視されるようになりました。特に、最近は「発達障害」という新しい概念の知識の有無が、効果的な支援の実行に明らかに影響している現状があります。支援に携わる職種にとって、無視できない概念となってきているのです。ところで、特別支援とは、専門家が特別なことを特別な場所でやることではなく、日常場面でのこどもの行動を多角的視点でとらえ直し、従来とは違う新しいアプローチを試みることだと思います。子どもの行動の理解の一つの視点として、発達障害があり、その切り口で見てみると、不可解な行動の理解や支援が可能に変わる対象が多かっただけであり、今後さらに新しい概念が出現すれば、また多くの事象の謎が解けていくのだと思います。その流れから取り残されないように、必要な情報収集、検証を続けていくことが必要です。そういう意味で、こどもの行動全般の理解というのを専門領域にしたいと思っています。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 人生の中で、知的活動が生活の大きな割合を占めるという時期は、残念ながらあまり長くはありません。学生として学ぶというのは、そういう恵まれた時間なのだと思います。高校までの教育が象徴するような受動的学習とは違い、自ら知りたいことを追及していくことが可能なのが、大学院です。特に、臨床教育は社会人対象の大学院です。社会生活を経験し、探求したいことが存在する、新たな専門性の獲得の必要性、体験をまとめたいなど、多種多様な目的で、「学ぶ」ことを志した方々が集います。教員とだけではなく、院生同士の議論も、大いにお互いの視野を広げることとなり、社会人大学院ならではのメリットだと思います。

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上田孝俊教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野
 日本教育史、臨床教育学
■ キーワード
 当事者理解の思想と方法、教育的人間関係の構築
■ 専門領域について
 教育には、能力を発達させる、人格を発達させるという二つの目的があります。そして、それらは別々に発達するのではなく相互に関連しながら発達すると考えます。育てる側から、相互発達が保障されず、伸びようとする精神を壊されると、問題行動などの困難様相を発します。そうしたケースを読み解きながら、保護者や教員、支援職など育てる側にとってあるべき関係的支援とは何かを明らかにしたいと考えています。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 私は2008年3月まで、公立小・中学校の教員をしていました。その間、大学院で学ぶ機会も得ました。児童・生徒との間で繰り広げる今日の教育実践は、教育学における最重要な課題を提起しています。それを一歩引き下がって、少し広い視野から見つめるときに、解決の方途が見えてくると考えます。働きながら学ぶことは本当にご苦労が多いことと思いますが、実践される人々を支え、課題の先が展望できる研究活動となるようにと願っています。

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河合優年教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野
 発達臨床心理学,発達援助学,発達行動学
■ キーワード
 親子関係、学校教育、種々の環境要因の力動的相互作用
 「子どもの育ちと彼らをとりまく環境について研究しています」
■ 専門領域について
 私の研究領域は臨床発達心理学ということになっています。ちょっと分かりにくいですが、平たく言えば、子どもの育ちと学びを考える学問ということになります。子育ての現場や、母子保健などでの実践的な活動もしていますが、割合でいうと、育ちや学びの仕組みを解明する基礎的研究が多いでしょうか。十分な根拠を持つことなく、想像などで子育てのあり方などについて述べられることがありますが、かえって不安や焦りを作り出してしまう危険性があります。学校でのつまずきも、子ども自身、子どもを取り巻く仲間、家庭、メディアなど様々な要因と関係しています。これらの要因をシステムとしてとらえ、複合的に捉え、家庭や教育現場が必要としている情報を提供できるとよいなあと思っております。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 大学院というとなんだか難しそうに感じられるかもしれませんが、私どもの研究科は夜間で、主として社会人を対象として設置されています。各人の実践活動において感じた問題をときほぐし、整理し、まとめる場としての大学ということになります。そのための方法をともに考えて行きたいと思っています。修士課程での研究をさらに深めたいという方は、博士課程に進まれたりしています。ゼミ生には、学校・幼稚園などの先生、看護師、弁護士などの司法関係者、子育て支援関係者、福祉施設関係者、そして学部からのストレートマスターなど、様々な領域の方々がみえます。でも、みんな「子どもの育ちと学び」を考えるという共通点を持っています。
 様々な視点からの意見を交換できる私どもの大学院の門をたたいてみてください。

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倉石哲也教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野
 ソーシャルワーク,児童家庭福祉論
■ キーワード
 家族ソーシャルワーク、児童虐待、スーパービジョン
■ 専門領域について
 社会福祉方法論(ソーシャルワーク論)。領域は、子ども家庭福祉で特に「生活上の困難を抱える家庭への支援に関する研究」を中心に行っています。神戸市、宝塚市等近隣自治体と共同して、「子育て支援」の活動を行っています。特に現在支援の枠組みから落ちている「学齢期の子どもを持つ親への支援講座(Parents' Empathic Communication with Children:PECCK)」を行っています。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 「事件は現場で起きている」は有名なセリフですが、臨床教育学はまさに「現場を学問する」ことだと思っています。現場で起きていることは、異質なことではなく、それが社会や人間のありようを示している真実です。 臨床で起きていることを学問するためには、理論的な裏付けやデータ分析などが重要ですが、最も大切なのは、パッションではないでしょうか。臨床の場で困難を抱えている人の代弁者になる。社会を少しでも良い方向に変えていく、といったパッションです。 現場を知らない人たちの発言、その人たちが作り上げる制度は時に当事者を追い詰めることが多々あります。しかし臨床教育学は、当事者の立場に立った、真摯な学問だと考えています。 No Passion in No Life!

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齋藤文夫教授 (臨床心理学:昼間)
■ 専門分野
 犯罪心理学、臨床心理学
■ キーワード
 犯罪、少年非行、心理アセスメント
■ 専門領域について
 犯罪臨床心理学
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 犯罪臨床の実務を志向する人を期待します。

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佐方哲彦教授 (臨床心理学:昼間)
■ 専門分野
 臨床心理学、カウンセリング心理学、青年心理学
■ キーワード
 青年期心性、アイデンティティ、自己愛、ボーダーライン心性、ロールシャッハ阪大法
■ 専門領域について
 青年臨床心理学・カウンセリング心理学。青年期のアイデンティティの形成と病理、自己愛の問題を研究テーマにしている。また、心理アセスメントでは、とくにロールシャッハ法に詳しい。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 青年臨床心理学を専門としているが、特定分野の specialist というよりも、何にでも興味関心をもっている generalist であり、むしろ generalist であることを目指している。心理学ワールドの逍遙を一緒に楽しみましょう。

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田中毎実教授 (教育学:昼間)
■ 専門分野
 教育学
■ キーワード
 ライフサイクル、相互生成
■ 専門領域について
 私は、教育や発達について考えてきましたが、だんだんと、これでは実際に起こっていることをうまく捉えられないと感じてきました。おとなも老人も変わりますし、教え育てることによって、教えられ育てられる人ばかりではなく、教え育てる人も変わります。このように考えないと、家庭や学校の機能障害や、老人たちが直面している問題を、うまく捉えることができません。さらに、臨床事例の研究会をやり、自分たちの教育実践を対象に大学教育の実践的研究を積み重ねてきて、理論から理論を作るのではなく、教育のフィールドから理論を立ち上げるべきだとも感じてきました。つまり、大人や老人を含めた<ライフサイクルの全体と異世代間の相互生成>を扱う理論を、<教育のフィールドから>立ち上げたいと考えたのです。この学問を、臨床的人間形成論と呼びます。登るにつれて視界がどんどんと広がってくるような、なかなかおもしろい学問です。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 私たちはいつも何かを考えていますが、ふつうなら、どこかで考えることをやめます。日常生活では、歯止め無く考え続けることは異様なことですが、大学院では、そんなことがあたりまえにできます。私たち大学院の教師は、考えることのプロです。だから、君たちは、考えるための手練手管や関連する知識の量などでは、私たちにすぐには歯が立たないでしょう。しかし、私たちは年齢が高い分、感受性が鈍ってきています。君たちが自分の切実に感じていることをうまく言葉に直すことができるなら、君たちは私たちを超えることができます。私たちは、君たちを私たちに対抗できる自律的な研究者に成長させたいと考えています。

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友田泰正教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野
 社会教育学、教育社会学
■ キーワード
 青少年の自立、図書館の児童サービス、学校の日本的特性、生涯学習
■ 専門領域について
 専門は、教育社会学です。目まぐるしく変化する社会の中にあって、できるだけ長期的な視点から、客観的に、子どもの自立について考えています。戸外での子どもの集団遊びが消えたこととか、30年前まで平均点が高く、分散の少なかったことで世界から注目された日本の小・中学生の学力が、今や「フタコブラクダ」のような分布になっています。これからは大都市教育に正面から取り組むべきではないかと考えています。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 臨床教育学研究科では、院生さんがいろんな職場からやってきて、熱心に、そして楽しく学んでおられます。特に「楽しく」学んでおられることをお伝えしたいのですが、それを活字でうまく伝えられないのがとても残念です。院生さんは、全般的に謙虚で控えめですが、それぞれ本人が考えている以上にできる人たちで、それにそれぞれ貴重な社会体験を持っておられます。私自身、そのような院生さんから多くのことを学んでいますが、院生さんたちも、お互いに飲み会をしたりして学んでおられるようです。「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、皆さん、とても初めてここでお会いされた方々とは思われないほど、お互いにうちとけておられます。ここは「オアシス」です。ぜひ来てみてください。

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西井克泰教授 (臨床教育学:夜間)
■ 専門分野
 児童の心理療法、青年期の自己形成、発達障害児や被虐待児への心理的支援
■ キーワード
 児童虐待、アイデンティティ、人間論
■ 専門領域について
 臨床心理学。その中でも被虐待児の心理療法やスクールカウンセリングについて研究しています。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 児童や青年の臨床心理学に関心のある皆様、お待ちしています。

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西本望教授 (教育学:昼間)
■ 専門分野
 幼児教育・保育学、こども学、家族関係論、家庭教育
■ キーワード
 基本的生活習慣、価値の形成、しつけ、子育て支援、家庭教育
■ 専門領域について
 つぎのことがらを中心にして、こどもにかかわる研究活動をおこなってゆきたいと考えています。
 (1)基本的生活習慣の獲得・形成過程とその方策。愛着行動の発達とつまずきについて。
 (2)価値観・倫理的枠組みの獲得・形成過程および価値の転換過程など心の習慣について。
 (3)家庭でのこどもへのかかわり、しつけ・性格形成など、親・祖父母・きょうだいとの
    相互作用など家族関係について。
 (4)玩具や動植物など、こどもを取り巻く環境と保育の質との関連について。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 多角的な視野から学びながらも、特定の課題に絞って深くさぐってみましょう。
教育・保育実践、地域活動にかかわる研究、独創的なテーマも大歓迎です。積極的に忍耐強くとりくんで、時間・労力・経費を惜しまず、何事をも厭わないでとりくんでください。ただし特別な配慮が必要なときは申し出てください。

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本多修教授 (教育学:昼間)
■ 専門分野
 臨床心理学
■ キーワード
 臨床心理、家族ジェノグラム、プレイセラピィ
■ 専門領域について
 臨床心理学。心理治療カウンセリング。特に家族療法的視点からの個人心理療法。子どもの遊戯療法。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 各個人が持っておられる熱い思いが、1つの研究テーマに結晶してゆくのを共に出来たらと思います。何事にも挑戦するエネルギーを共有させてください。

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矢野裕俊教授 (教育学:昼間)
■ 専門分野
 教育学
■ キーワード
 中等教育、 カリキュラム、比較教育
■ 専門領域について
 学校カリキュラムの編成・開発とその意思決定をめぐる諸問題を、国際比較と歴史的という二つの視点から検討する。また、今日の学校カリキュラムの編成には生涯学習の視点も不可欠であり、現代社会における人々の生涯にわたる生活と学習との関連で学校教育の役割を考える。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 カリキュラム開発やカリキュラムの諸領域(教科、特別活動、総合学習など)の各論に関心のある人はもちろん、社会における学校教育の役割について問題関心を持つ人を歓迎します。

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松下良平教授 (教育学:昼間)

■ 専門分野
 教育学・教育思想
■ キーワード
 教育思想、道徳教育、学習(学び)
■ 専門領域について
  教育について原理的研究を専門としています。J・デューイの思想を始めとする過去や現在の教育思想・教育論を幅広く踏まえながら、道徳教育や学習論(学び論)を中心に研究しています。道徳教育論や学習論・教育論についていえば、従来の考え方を徹底的に問い直し、新しい枠組みを提示することをめざいています。たとえば道徳教育は、「心の教育」を乗り越え、ルールの教育を再構成しつつ大きく踏み越えて市民教育へと拡張し、生き方や社会のあり方について考える教育として再定義を試みています。教育や学習も、めざす目標に到達するために合理的な手段・方法を駆使することではなく、世界(他者・出来事・もの)からの呼びかけに、自己と世界の媒介として道具を用いながら応えていく活動に付随するものとして捉え直そうとしています。これらの新しい枠組みが実際にどのような意味をもつのか、そのことを明らかにするためにさらに研究を進めていくつもりです。
■ 大学院生・受験生へのメッセージ
 研究テーマに制約はありません。教育に関係するものであり、何かを明らかにしたい、何らかの現状を問い直したい、変えていきたいといった思いが込められていれば、何でも研究テーマになりえます。これまで積み重ねれらてきた研究成果に敬意を払い、それをしっかり踏まえながら、一歩でもそれらを乗り越えていくだけです。あとはテーマあるいは研究方法論やアプローチの仕方で専門領域が決まります。
 教育は実に多様な相貌をもち、謎に満ちています。人間を都合よく作りかえるための単なる手段などではありません。教育に違和と魅力を同時に感じている方は特に歓迎します。

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