武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第14回
 藪内家でのお茶会と庭園見学 / JR京都駅見学 
平成21年7月18日(土)担当:大谷教授、萬田准教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
薮内家でのお茶会の様子
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
薮内家でのお茶会の様子 トルコからの留学生もお茶の文化に触れる
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
庭園内の茶室について説明をいただく
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都駅ビル
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 京都藪内家の宗家を訪問してお茶会を体験させていただきました。トルコからの留学生8名も一緒に参加しました。6月に本校の庭園内にある茶室でお茶の作法を学びましたが、本格的なお茶会に参加するのは初めてという学生も多く、緊張な面持ちでのぞみました。お茶会中は作法についてとても丁寧なご指導をいただき、貴重な経験を積むことができました。また庭園内にある茶室も見学させていただき、伝統的な日本の文化を肌で知ることができました。
 その後JR京都駅に移動し見学を行いました。京都駅は日本を代表する建築家である原広司さんの設計です。市民の広場ともなっている大階段を中心に大きな空間が広がり、学生はその迫力に圧倒されながらも、暑い中、熱心にスケッチを行いました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第13回
 「博物館明治村 帝国ホテル中央玄関ほか」見学 
平成21年7月11日(土)担当:天畠講師
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
帝国ホテル中央玄関外観 明治村建築部長 西尾氏に解説をしていただく
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
帝国ホテル中央玄関 ホールの見学 装飾をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
菊の世酒造 見学 東松家住宅 見学
 今回の現代建築論の講義と関連して、建築学科の学舎である甲子園会館との関連の深いフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル中央玄関の見学を行いました。 その他に初期演習や来年の木造建築の設計に関連して、博物館明治村にある木造建築の見学も行いました。
 旧帝国ホテルは1967年に解体され、明治村に中央玄関部分だけが移築・保存されています。 皇居を正面にして建てられた帝国ホテルは総面積34,000平米余の大建築で、中心軸上に玄関、大食堂、劇場などの公共部分が列ねられ、左右に客室棟が配されていました。中央玄関では、軒や手摺の白い大谷石の帯が水平線を強調し、またその帯が奥へ幾段にも重なって、内部空間の複雑さを予想させます。大谷石には幾何学模様の彫刻を施し、レンガには櫛目を入れて、柔らかで華麗な外観を現出しています。
 見学では、中央玄関の復元に実際に携わった明治村建築部長の西尾雅敏氏に解説をしていただきながら、その特徴的な空間構成を実際に歩きながら体験し理解を深めました。
 その他の木造建築の見学では、木造の基本的な構造や小屋組について実際に見てスケッチすることで理解を深めました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第12回
 「姫路城、浄土寺浄土堂」見学 
平成21年7月4日(土)担当:大谷教授
トルコ留学生も参加
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
姫路城の見学 トルコの留学生も参加
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
姫路城の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
浄土寺浄土堂の見学
 日本建築史の講義と関連して、姫路城と浄土寺浄土堂を見学しました。トルコから留学中の学生8名と引率の先生2名も参加しました。
 姫路城では文化財の調査修復の専門家である建築研究協会の井上年和氏より、資料に基づき昭和の全解体修理の内容や天守閣建物、石積みなどの特徴についての説明をいただきました。屋根、千鳥破風や唐破風が幾重にも重なり、白漆喰の塗籠壁などが華やかな構成美を見せる雄大な天守閣に感動。天守閣望楼の最頂部まで登り、豪壮な内部の木組みや眼下に広がる城下を眺めて再び感動しました。
 その後、浄土寺浄土堂へ移動。大仏様建築の単純明快で合理的な構造、指し肘木組み物、遊離尾垂木、隅の扇垂木、軒反りのない方形屋根などの特徴を確認。屋根のすぐ下まで、太い円形断面の虹梁と束を積み重ねた豪壮な構造美の内部空間を拝観。薄日の射す天候で仏像の背面からの夕日により、朱色の柱梁や垂木が浮かび上がる浄土の空間表現を体験しました。トルコの留学生も共に床に座り込んでのスケッチ。日本の木造建築を楽しみながら見学することができました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第11回
 「竹中大工道具館、相楽園」見学  
平成21年6月27日(土)担当:柳沢准教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中大工道具館外観 法隆寺金堂の入側柱を模した国産ヒバの柱が立っている
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中大工道具館 渡邉学芸部長より道具類の説明を受ける 竹中大工道具館 北村技能員の鉋削りの技を見る
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中大工道具館 北村技能員のご指導により槍鉋に挑戦する
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
相楽園 園内を見学 蘇鉄園の前を通る 相楽園 船屋形(重文)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
相楽園 旧小寺家厩舎(重文) 相楽園 旧ハッサム住宅(重文)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
相楽園 茶室浣心亭(かんしんてい)を前にスケッチを描く
 竹中工務店の伝承技術を伝える「竹中大工道具館」と、それに近接する「相楽園」を訪問しました。
 今年リニューアルオープンした竹中大工道具館では、渡邉晶学芸部長より竹中大工道具館の概要説明を受けた後、竹中大工道具館の紹介ビデオを鑑賞しました。その後3班にわかれ、渡邉部長をはじめ坂本忠規研究員、船曵悦子研究員、北村智則技能員、ボランティアスタッフの方々によるご案内の下、鉋削り体験、3階展示室見学、2階展示室見学を順次入れ替わりで行いました。鉋削り体験では、ヒノキやヒバなど各種の木の香の違いを体験したのち、槍鉋、平鉋、ドイツ鉋による鉋削りを実際に体験しました。展示室では、各研究員による解説をいただきながら、日本における道具の発達史や中国やヨーロッパの道具との比較、木の建築の造られ方や鍛冶の仕事の概要などを学びました。
 竹中大工道具館から徒歩5分のところにある相楽園は、神戸市所有の池泉回遊式日本庭園です。ここでは、旧小寺家厩舎(重文)、旧ハッサム住宅(重文)、船屋形(重文)、池に張り出した佇まいが印象的な茶室浣心亭(かんしんてい)、見事な蘇鉄園、深山幽谷を表現した高低差のある築山などを自由に見学してまわり、ゆったりとした時間の中でスケッチを行いました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第9回
 「聴竹居、大山崎山荘」見学  
平成21年6月13日(土)担当:榊原教授、天畠講師
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居庭園で、下岡一雄 管理ボランティアスタッフの説明を聞く
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居食事室の説明を聞く 聴竹居邸内をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居庭園でスケッチ 聴竹居庭園で記念撮影
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
新緑に包まれた大山崎山荘
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大山崎山荘をスケッチ
 京都の大山崎にある、甲子園会館とほぼ同時期に建設された2つの建築を2班に分かれて見学しました。       
 建築家藤井厚二氏が設計し、1928年に完成した実験住宅「聴竹居」では、前庭での説明の後、下岡一雄聴竹居倶楽部 管理ボランティアスタッフの案内により2班に分かれて建物の内外を見学しました。環境問題が重要になっている今日においても大変参考になる、気候・風土と共生するためのさまざまな工夫や洋風と和風を統合したデザインなどについて見学し学びました。
 実業家加賀正太郎氏の陣頭指揮により1920年代に完成した「大山崎山荘」(大山崎山荘美術館本館)では、建物を取り巻く水や緑豊かな庭園との調和や、大山崎山荘との関係を考え地下に計画された、安藤忠雄氏設計の新館「地中の宝石箱」との対比などを、建物や庭園を巡り見学しました。
 どちらも、建物が溢れんばかりの新緑に溶け込んだ様子が印象的でした。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第8回
 「吉備津神社、閑谷学校」見学  
平成21年6月6日(土)担当:大谷教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
吉備津神社 本殿の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
閑谷学校 外観
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
閑谷学校 講堂内部の見学
 神社建築としてはきわめて規模が大きく、大仏様の建築手法を用い、屋根は比翼入母屋造という特異な檜皮葺の屋根構造をもつ吉備津神社の本殿・拝殿(国宝)を見学。1,2年合同の多人数ではあったが他の参拝者もあまり多くなく、ゆっくりとスケッチをすることができました。閑谷学校では元禄14年(1701)に建設されたしころ葺屋根の簡素だが堂々とした、世界最古の庶民学校、国宝の講堂を見学。鏡のように光っている磨き抜かれた床板の存在感にも感動しました。講堂の奥の附属屋では大きな梁を使用した寄棟和小屋の小屋組を見ることができました。緑の山を背景とし、学校の周囲を囲む唐様の石塀や閑谷神社その他の建物が作る景色を体感することができました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第7回
 「醍醐寺、法界寺、石清水八幡宮」見学  
平成21年5月30日(土)担当:大谷教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
醍醐寺 五重塔の見学
醍醐寺 三法院の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
法界寺 阿弥陀堂の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
石清水八幡宮の見学
 日本建築史の講義と関連して、醍醐寺、法界寺、石清水八幡宮を見学しました。
 醍醐寺ではまず、木割が太く、雄大な趣をもつ平安時代中期の貴重な遺構である五重塔を見学しました。建築学科の施工実習室にはこの塔の実物大の組み物があり、塔に組み込まれた実際の姿を確認しました。三宝院では国宝の表書院、重文の奥宸殿などを見学しました。表書院の縁に座り、豊臣秀吉自らが基本設計を行ったという庭園を鑑賞し、スケッチをしながらゆっくりと時間を過ごしました。唐門が修復工事中で見られなかったのは残念でした。その後、法界寺に移動し、優美な屋根をもつ阿弥陀堂を参拝。昨年と同じく、堂内ではご住職に説明していただきました。帰路、山の緑が美しい境内にて八幡造の建築形式の石清水八幡宮に参拝しました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第6回
 「奈良の寺院―東大寺、興福寺 」見学  
平成21年5月16日(土)担当:大谷教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
東大寺 南大門の見学 大仏洋の代表的な建築
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
東大寺 法華堂の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
東大寺 鐘楼の見学
興福寺 三重塔の見学
 日本建築史の講義と関連して奈良の東大寺と興福寺を見学しました。東大寺(南大門)では、鎌倉時代初め、中国宋から入ってきた建築様式である大仏様の豪壮で合理的な全体構成と細部の意匠などの特徴、興福寺では平安時代から続く和様建築の特徴、大仏様と和様の違いなどを学習しました。法華堂では、毎年の訪問によって受付のお坊さんが当学科のことを覚えておられ、今年も建物や仏像について詳しい説明をして下さった。優れた国宝建築でありながら観光客も疎らで、落ち着いた場所である東大寺鐘楼と興福寺三重塔でゆっくりとスケッチしました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第5回
 「集合住宅の工事現場 」見学  
平成21年5月9日(土)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
現場事務所にて説明を聞く
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
基礎工事の様子を見学
(株)竹中工務店の協力を得て、学校の近所にある五階建て集合住宅の工事現場を見学しました。着工したばかりの工事現場であり、現在は基礎工事が進行中です。はじめに工事の概要や現場での注意事項等を工事担当者の方から説明していただき、その後、工事の模様を見学しました。学生は、現場の雰囲気を感じ取り、緊張した面持ちながらも積極的に質問を重ね、普段は見ることのできない建築の基礎について学ぶことができ、とても有意義な見学となりました。今後も継続的に工事を見学させていただき、一つの建物が完成するまでのプロセスを学んでいく予定です。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第4回
 「ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸) 」見学  
平成21年5月2日(土)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ヨドコウ迎賓館 玄関前 外観や敷地の特徴などの説明
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
3階和室 柴田館長による山邑邸の来歴や保存修復工事の説明
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
2階応接室 意匠の特徴や構造的工夫などの説明
4階食堂 木のオブジェで飾られた食堂の解説
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
館内をスケッチ
館内をスケッチ
  20世紀の三大建築家の1人に数えられる、フランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)を訪れました。まず、玄関前の庭で、水平線を基調とした外観デザインの特徴、帝国ホテル(ライト設計)や甲子園ホテル(ライトの愛弟子、遠藤新が設計し、現在は本学科の校舎として使用)の設計時期との関係などについて、杉浦講師より説明がありました。次に2グループに分かれて館内を見学。3階和室では、山邑邸の来歴、保存修復工事の経緯やエピソードなどについて、ヨドコウ迎賓館の柴田館長から説明をいただきました。2階応接室では、ライトの目指した「有機的建築」の理念、外部の自然の風景を内部に取り込む手法、ヒューマンスケールのデザイン手法、特徴的な意匠を可能にするための構造的な工夫などについて杉浦講師より解説を受けました。その後、館内外を自由に見学・スケッチし、偉大な先人が残した住空間の神髄を堪能しました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第3回
 「平等院、宇治上神社、萬福寺 」見学  
平成21年4月25日(土)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
平等院 鳳凰堂の見学明
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
平等院 宝物館鳳翔館の見学
宇治上神社 拝殿をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
萬福寺 大雄宝殿の見学
 日本建築史の講義と関連して、平等院鳳凰堂とその博物館である現代建築の鳳翔館を見学しました。優美な姿を見せる平安時代の代表的浄土教建築である鳳凰堂とその歴史的環境における景観や建築表現に緻密な配慮した現代建築をあわせて見ることができ、大変充実した見学内容でした。次に訪れた現存する最古の神社建築、宇治上神社では観光客も少なく、軒下などでスケッチを行いました。最後の萬福寺では建ち並ぶ大陸的雰囲気漂う黄檗宗の雄大な建物を見学。生憎の雨の中でのフィールドワークであったが充実した一日を過ごすことができました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第2回
 「法隆寺、法起寺、薬師寺」見学  
平成21年4月18日(土)担当:大谷教授
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
法隆寺 中門の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
法起寺 三重塔の見学
薬師寺 東塔の見学
 飛鳥の法隆寺、法起寺と西の京の薬師寺を訪れ、古代日本建築の美と技をじっくりと体験しました。法隆寺では西院の金堂、五重塔、中門、廻廊などの飛鳥様式の国宝建築を見学し、スケッチを行いました。大宝蔵院にて玉虫厨子、百済観音などを見学した後、東院では八角円堂夢殿、伝法院を見学しました。  法起寺ではゆっくりと時間を取って美しい三重塔をスケッチし、薬師寺では廻廊の内部で白鳳様式の美しい三重塔などを見学しました。 飛鳥様式、白鳳様式という時代の流れの中での建築の形の変化を比較、体験することができました。
■H21年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA 第1回
 「東本願寺御影堂改修工事現場 」見学  
平成21年4月11日(土)
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
御影堂の歴史や工事概要の説明
大屋根の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大屋根の見学
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
軸組模型を使った耐震補強の解説
大屋根をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
堂内をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科1年生 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 
  新入生の初めてのフィールドワークでは、東本願寺御影堂の改修工事現場を見学しました。真宗大谷派(東本願寺)では、明治28年(1895年)の再建以来、百余年を経た御影堂の改修工事を5年間に渡って行ってきました。本学科の開設以来、FWでこの工事現場を毎年訪れてきましたが、いよいよ工事完了間近となりました。
 はじめに、現場事務所で大林組の薮内所長より、東本願寺の歴史、御影堂の空間構成、耐震上の問題点、改修工事の経緯と今後の阿弥陀堂改修工事の予定などについて説明をしていただきました。その後、日建設計の田代氏と足立氏、大林組の薮内所長と坂本氏の案内にで御影堂の大屋根および堂内、東本願寺視聴覚ホールを見学。大屋根の仮設デッキでは、屋根の形、瓦の種類や葺き方、素屋根の組み方などについて、御影堂内部では、大虹梁の補習方法や外周小壁の補強方法について、視聴覚ホールでは、御影堂の軸組模型を使って天井裏の背後状梁による補強などについて詳しく解説をいただきました。見学の最後には、大屋根の仮設デッキおよび堂内でスケッチを行いました。
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