武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学 建築学科 1年生
「空間表現応用演習」
(最終更新 2012/1/20)
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」講評会新着
2012年1月19、20日
担当:田崎教授、川端先生、西野助教
外部講師:西堀正樹先生(株式会社 三菱地所設計 大阪支店 副支店長)
講評会 学生の発表の様子
講評会 外部講師 西堀正樹先生の講評の様子
学生の作品
学生の作品
 はじめての講評会に望みました。学生の保護者の皆様や外部からも建築家や関係者の方々をお招きして、専任、非常勤の教員が多数、出席し、学生のプレゼンテーションに対して幅広い講評を行いました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」第5、6週
2012年1月10日〜17日
担当:田崎教授、川端先生、西野助教
図面のプレゼンテーションについて教員と対話
模型と一致するように確認しながら図面を描く
図面の制作
模型の仕上げに建物周辺の樹木や人物像も並べてスケール感を表現
プレゼンテーションの確認
 冬休みも終わり、17日の提出期限まで、よりよい作品をめざして集中して作業を進めます。模型の仕上げや透視図の制作など、時間がかかる作業がたくさんあり、放課後も残って演習を続けていきました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」第3、4週
2011年12月15日〜12月22日
担当:田崎教授、川端先生、西野助教
各自専用の製図机で教員との対話
教員との対話
教員、学生同士での意見交換
今回の計画に隣接する甲子園会館の立面図をトレース
教員との対話 トレーシングペーパーにスケッチして検討を重ねる
 中間講評会での教員による講評や学生たちの意見もふまえて、学生会館の設計を進めていきます。教員と一対一で、あるいは他の学生と一緒に教員のアドバイスを受けながら、頭に思い描いたアイデアを模型や図面にして検討を繰り返します。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」第1〜3週
2011年11月29日〜12月13日
担当:田崎教授、川端先生、芳谷先生、西野助教
敷地調査
段ボールのスタディ模型で配置やスケールなどを検討
芳谷先生によるスケッチの指導
中間講評会の様子
中間講評会の様子
 1年生前期の空間表現基礎演習、後期の空間表現応用演習においてさまざまな造形作品の制作を経験していたが、それらのまとめとして、甲子園会館北東側の敷地に学生会館を設計します。前期の平面による構成などで学んだ板状のスラブによる空間の構成を手法として、甲子園会館との関係を重視してデザインしていきます。フィールドワークで見学した建物やミース・ファン・デル・ローヘの名作、バルセロナ・パビリオンなどを参考にして、スタディ模型をつくり、実際に目で確かめながら、はじめての設計を進めていきます。また建築設計に不可欠なスケッチの技術も、芳谷先生から具体的に指導を受けました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「モザイク、フレスコ」
2011年11月15日、22日 3・4限、11月17日、24日 3〜5限 
担当:麻生先生、森先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 モザイク
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 フレスコ
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 モザイク
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 フレスコ
 古来より建築の壁画に用いられた技法であるモザイクとフレスコ、テンペラの演習です。麻生先生と森先生に指導していただきました。
 モザイクとは、小片を寄せ合わせ埋め込み、絵や模様を表す装飾美術の手法です。今回の演習では、まず耐水合板の上に粘土で型をつくり、次にハンマーで割った石やガラスを粘土に埋めこんだり、針で線を描きます。最後に、粘土の上に石膏を流し込み、石膏が固まったあとに粘土をきれいに取り除いて完成です。
 フレスコでは、十分に濡らしたケイカル板に下地のしっくいをコテで塗ります。適度に時間をおき、表面がベタ付かず、湿気た状態で絵を描きます。顔料は、下地が空気中の炭酸ガスと反応してできる薄い皮膜に包まれて定着します。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:レリーフタイルの制作、卵の制作」
2011年10月25日、11月8日 3・4限、10月27日、11月10日 3〜5限 
担当:南野馨先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 卵の絵付け
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 レリーフタイルの制作
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 南野先生の説明
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 レリーフタイル
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 卵
 甲子園園会館のレリーフタイルの「型」を造り、陶土をつめました。抜き出した後、形を整えるように仕上げて完成です。作品は自然乾燥の後、アトリエの窯で焼き、完成させる予定です。 また、以前制作した「卵」をモチーフとした陶器の表面に絵付けを行いました。 絵付けに先だち海の動物の映像を40分ほど見て、そこから各自がイメージを膨らませながら、2色の顔料を使い、筆で絵付けを行いました。絵付けが済んだら、各自作品に釉薬をつけ、窯に入れました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「透視図の着彩」
2011年10月25日、11月8日 3・4限、10月27日、11月10日 3〜5限 
担当:芳谷先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 芳谷先生の実演
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
 今回の演習では甲子園会館屋上の透視図に着彩を施しました。空の色の微妙な変化や、ひとつひとつが異なるレンガタイルの表現、植栽や樹木の表現、建物ガラス部の外観表現などを学びました。いざ表現をしてみると、普段見慣れていながらも、多くの気づきがありました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「引っ張りと圧縮」
2011年10月18日 3・4限、20日 3〜5限 
担当:大谷教授、萬田准教授、福本教授
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品(学生撮影) 学生の作品(学生撮影)
 「引張と圧縮」というテーマで、体育館のような大きな空間をイメージしながら、木の角材と糸を使った作品を製作しました。糸は引張の力に対しては強いのですが、それ以外の力を伝えることができず、ピンと張った状態でないと形状が安定しません。木の角材は、周囲を糸で引っ張らないと自立できずに倒れてしまいます。力のつりあいを考えないとうまく作品は完成することができず、最初は戸惑いもありましたが、コツが分かってくると自分のイメージを作品に表現することができるようになりました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「紙と力」
2011年10月11日 3・4限、13日 3〜5限 
担当:大谷教授、萬田准教授、福本教授
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
コピー用紙を使ったスタディ(TAの指導を受ける) スタディの後、いよいよケント紙で折り上げる
講評会
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品(学生撮影) 学生の作品(学生撮影)
 薄い紙も、折りたたむことによって強さと剛さが生まれ、空間を覆うことができます。どうすれば、薄い紙の強さと剛さを増しながら、自分の意図した造形ができるか、まずは、A3サイズのコピー用紙を使って試行錯誤を繰り返しながら、形態創造に挑戦しました。あれこれと悩みながらも、スタディを繰り返し、大きなケント紙を使って一定の大きさの空間を覆うさまざまな形態を、大空間を覆う建築をイメージしながら最終作品として作り上げることができました。出来上がった作品を並べ、講評会を行いました。さらに、折ることから生まれる陰影をうまく活かした写真をとることによって、折ることの意義をまたひとつ見つけることができました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「甲子園会館の実測と図面化」
2011年9月22、19日 、10月4、6日
担当:田崎教授、西野助教
テラスで実測の手順を打ち合わせ
ロビーへの扉まわりの寸法を詳細に実測し、記録する
階段や手すりまわりの実測に苦戦中
各自で甲子園会館のロビーやテラスの平面図を作成
 甲子園会館を実測し、建物の構成要素のスケールを体得するとともに、実測したデータをもとにして、各自が平面図を作成し、図面表現の基本を学びます。 グループに分かれて、甲子園会館のロビー、庭園側テラス、1年スタジオ前のテラス及び西ホール前の階段周辺を実測し、数値を記入したスケッチにまとめ、スキャンしたデータをコンピュータに保管。それらをお互いに利用して、各自で平面図を描いていく。実測結果に食い違いが生じた場合には、担当した学生同士で検討し、実測しなおしてデータを修正するなど、責任を持って作業を進めるよう心がけました。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:装飾タイルの制作」
2011年9月22日3〜5限、29日3〜4限
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
演習の様子
演習の様子
 非常勤講師の南野先生のご指導により、建築学科の学舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)のタイルの復元に取り組んでいます。
 甲子園会館のタイルは、一つ一つの模様は単純ですが、組み合わせることで美しい壁面を構成しています。今回は、そのタイルを制作するための石膏型の制作に取り組みました。タイルの型紙をもとに、その形を粘土でつくります。それに石膏を流し込んで、固まったあとに粘土をとると石膏型の完成です。石膏型はしばらくの間乾燥し、後期の演習で実際にタイルの復元に活用する予定です。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:卵の制作」
2011年9月20日3・4限、27日3・4限
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
鶏卵の観察
演習の様子
 非常勤講師の南野先生のご指導により、陶芸の演習に取り組みました。今回は卵の制作です。
 まず、鶏卵をじっくり観察し、最初は鶏卵の大きさに、次は実際につくる30cmほどの大きさにスケッチします。じっくり観察すると、卵は意外に球に近いことに気づきます。スケッチの後は、まず実際の卵と同じ大きさの形を粘土でつくります。その後、手びねりを使って試行錯誤しながら、30cmほどの大きさの卵の形につくりあげていきました。出来た卵はしばらくの間乾燥し、素焼きをしたうえで、絵付けに挑戦する予定です。
H23年度1年生後期
空間表現応用演習 「甲子園会館の透視図」
2011年9月20日、10月6日
担当:芳谷 勝濔先生(日建設計)、鈴木講師
課題説明
演習の様子
 建築学科の校舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)の外観を透視図で表現する課題に取り組みました。「図学・CAD基礎演習II」の授業で習った透視図法について理解を深めるとともに、普段何気なく目にしている甲子園会館の造形のプロポーションや細部の意匠、陰影と色彩の変化を、改めて観察することが目的です。株式会社日建設計において、長年にわたり手書きの透視図を手掛けられ、多数の受賞経験もある芳谷勝濔先生を講師に迎え、基本的な作図法のみならず、構図や彩色技法など、本格的な透視図の表現方法を学びます。対象物を見ながら透視図を描く方法や、効果的な画面アングルの設定方法などについてアトリエで説明を受けた後、屋外にでて、各自がアングルを決め、スケッチに取りかかりました。
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