武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学 建築学科 1年生
「空間表現応用演習」
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「祈りの空間」
2012年12月4日~2013年1月22日  
担当:中村教授、榊原教授、鈴木准教授、芳谷先生
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子 1月18日
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子 1月22日
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 空間表現応用演習の最終課題として「祈りの空間」に取り組みました。敷地は西宮市甲山の斜面で、演習の課題はさまざまな宗教の根源にある「祈り」の現象をよく理解して小規模の建築空間を設計するというものです。この演習は、フィールドワークで見学した仏像のイメージにも関連しています。建築の設計は1年生にとって初めての経験でしたが、冬休みの宿題も含んで、全員無事に修了しました。 講評会には保護者の皆様も多数参加してくださり、学生は、それぞれ個性的な作品を楽しく発表できました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「モザイク・フレスコ・テンペラ」第2週
2012年11月27日13:05〜16:20、29日13:05〜18:00 
担当:麻生秀穂先生、森和正先生、鈴木准教授
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 モザイク
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 フレスコ
建築学科1年生 空間表現基礎演習
森先生によるテンペラの指導
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 テンペラ
 11月27日は、11月22日に引き続き、2班に分かれてモザイクとフレスコの作品を制作しました。 モザイクでは、まず耐水合板の上に粘土で型をつくり、次にハンマーで割った石やガラスを粘土に埋めこんだり、針で線を描いたりしました。最後に、粘土の上に石膏を流し込み、石膏が固まったあとに粘土をきれいに取り除いて完成です。 フレスコでは、十分に濡らしたケイカル板に下地のしっくいをコテで塗ります。適度に時間をおき、表面がベタ付かず、湿気た状態で絵を描きます。顔料は、下地が空気中の炭酸ガスと反応してできる薄い皮膜に包まれて定着します。
 11月29日は、全員でテンペラに挑戦しました。ケイカル板にニカワを使った下地を塗った上に、接着剤として卵を使う卵テンペラの技法で絵を描きました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「モザイク・フレスコ・テンペラ」第1週
2012年11月20日13:05〜16:20・22日13:05〜18:00 
担当:麻生秀穂先生、森和正先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
漆喰の作成
建築学科1年生 空間表現基礎演習
実演指導の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
フレスコの制作 モザイクの制作
 古来より建築の壁画に用いられた技法であるモザイクとフレスコ、テンペラの演習です。麻生先生と森先生に指導していただきました。
 モザイクとは、小片を寄せ合わせ埋め込み、絵や模様を表す装飾美術の方法です。今回の演習では、まず耐水合板の上に粘土で型をつくり、次にハンマーで割った石やガラスを粘土に埋めこんだり、針で線を描きます。最後に、粘土の上に石膏を流し込み、石膏が固まったあとに粘土をきれいに取り除いて完成です。
 フレスコでは、十分に濡らしたケイカル板に下地のしっくいをコテで塗ります。適度に時間をおき、表面がベタ付かず、湿気た状態で絵を描きます。顔料は、下地が空気中の炭酸ガスと反応してできる薄い皮膜に包まれて定着します。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「紙と力の理解による設計」
2012年11月1日・8日・13日・15日 
担当:福本教授、大井准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
教員による折り方の指導
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
コピー用紙を用いてのスタディ 造形作品の図面化
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 薄い紙も、折りたたむことによって強さと剛さが生まれ、空間を覆うことができます。薄い紙の強さと剛さを増しながら、自分の意図した造形をつくることが本課題です。まずは、A3サイズのコピー用紙を使って試行錯誤を繰り返しました。あれこれと悩みながらも、スタディを行います。最終的には大きなケント紙を使って一定の大きさの空間を覆うさまざまな形態を作成しました。大空間を覆う建築をイメージしながらの作品です。模型制作後は図面を作成し、人や植栽を描き加え、建築としてプレゼンテーションを行います。出来上がった作品を並べ、講評会を行いました。さらに、折ることから生まれる陰影をうまく活かした写真をとることで、折ることの意義をまたひとつ見つけることができました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:レリーフタイルの制作2」
2012年10月23日/10月30日 3〜5限 
担当:南野馨先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 南野先生の実演
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 レリーフタイルの制作
 甲子園園会館のレリーフタイルの「型」を造り、陶土をつめました。抜き出した後、形を整えるように仕上げて完成です。うまくエッジを出すことや、4つのタイルを均等に仕上げることなどに気をつかいました。作品は自然乾燥の後、アトリエの窯で焼き、完成させる予定です。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:卵の制作2」
2012年10月18日/10月25日 3・4限
担当:南野馨先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
南野先生による絵付けの講義
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 卵の絵付け
 以前制作した「卵」をモチーフとした陶器の表面に絵付けを行いました。 絵付けに先だち海の動物の映像を40分ほど見て、そこから各自がイメージを膨らませながら、2色の顔料を使い、筆で絵付けを行いました。絵付けが済んだら、各自作品に釉薬をつけ、窯に入れました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「透視図の着彩」
2012年10月18、23/10月25、30日
担当:芳谷先生、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 芳谷先生の実演
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 芳谷先生の指導
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
 今回の演習では甲子園会館の透視図に着彩を施しました。空の色の微妙な変化や、ひとつひとつが異なるレンガタイルの表現、植栽や樹木の表現、建物ガラス部の外観表現などを学びました。いざ表現をしてみると、普段見慣れていながらも、多くの気づきがありました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「引っ張りと圧縮による設計」
2012年10月2、4、9、16日 
担当:中村教授、福本教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 模型の制作 演習の様子 図面の制作
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 「引張と圧縮」というテーマで、建築の空間をイメージしながら木の角材と糸を使った作品を製作しました。糸は引張の力に対しては強いのですが、それ以外の力を伝えることができず、ピンと張った状態でないと形状が安定しません。木の角材は、周囲を糸で引っ張らないと自立できずに倒れてしまいます。力のつりあいを考えないとうまく作品は完成することができず、最初は戸惑いもありましたが、コツが分かってくると自分のイメージを作品に表現することができるようになりました。
 模型制作後は図面を作成し、講評会をしました。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:装飾タイルの制作 1」
2012年9月20日/ 927日
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
演習の様子
演習の様子
 非常勤講師の南野先生のご指導により、建築学科の学舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)のタイルの復元に取り組んでいます。
 甲子園会館のタイルは、一つ一つの模様は単純ですが、組み合わせることで美しい壁面を構成しています。今回は、そのタイルを制作するための石膏型の制作に取り組みました。タイルの型紙をもとに、その形を粘土でつくります。それに石膏を流し込んで、固まったあとに粘土をとると石膏型の完成です。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「陶芸:卵の制作 1」
2012年9月18日/ 925日
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
南野先生による実演
演習の様子
 非常勤講師の南野先生のご指導により、陶芸の演習に取り組みました。今回は卵の制作です。
 まず、鶏卵をじっくり観察し、最初は鶏卵の大きさに、次は実際につくる30cmほどの大きさにスケッチします。じっくり観察すると、卵は意外に球に近いことに気づきます。スケッチの後は、まず実際の卵と同じ大きさの形を粘土でつくります。その後、手びねりを使って試行錯誤しながら、30cmほどの大きさの卵の形につくりあげていきました。出来た卵はしばらくの間乾燥し、素焼きをしたうえで、絵付けに挑戦する予定です。
H24年度1年生後期
空間表現応用演習 「甲子園会館の透視図」
2012年9月1820日/ 925、27日
担当:芳谷 勝濔先生、中村教授、田中講師
芳谷先生による透視図の講義
演習の様子
 建築学科の校舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)の外観を透視図で表現する課題に取り組みました。「図学・CAD基礎演習I」の授業で習った透視図法について理解を深めるとともに、甲子園会館の造形プロポーションや細部意匠、陰影と色彩の変化を観察することが目的です。株式会社日建設計において、長年にわたり手書きの透視図を手掛けられ、多数の受賞経験もある芳谷勝濔先生を講師に迎え、基本的な作図法のみならず、構図や彩色技法など、本格的な透視図の表現方法を学びます。対象物を見ながら透視図を描く方法や、効果的な画面アングルの設定方法などについてアトリエで説明を受けた後、屋外にでて、アングルを決め、スケッチに取りかかりました。
>>建築学科TOPページ
Copyright 2005-2012Mukogawa Mowen's University.All rights reserved.
当サイトに掲載されている文章・画像の無断転載を禁じます。