武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
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■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 10回新着
 「聴竹居、大山崎山荘」見学
平成26年12月6日(土) 10:00〜15:20
担当:大井准教授、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居の外観
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居の外観のスケッチの様子。ちょうど紅葉が見頃の時期。
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ:聴竹居の食堂の内観
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ:聴竹居の外観
 

 建築環境工学III の関連フィールドワークとして、甲子園会館とほぼ同時期に建設された、京都の大山崎にある2つの建築を見学しました。
 建築家藤井厚二氏が設計し、1928年に完成した実験住宅「聴竹居」では、2班に分かれ内外を見学、スケッチを行いました。見学では、森本様(聴竹居倶楽部 管理ボランティアスタッフ)からご説明をいただきました。夏季と冬季の両方の気候を緩和するための換気や日よけ、建具での気密性の確保など、さまざまなパッシブ技術が施されている建物であり、環境共生建築の原点として非常に参考となりました。また、洋風と和風を統合した建築デザイン、照明器具や家具などを含めたトータルな空間デザインについて学びました。
 続いて、実業家加賀正太郎氏の陣頭指揮により1920年代に完成した「大山崎山荘」(大山崎山荘美術館本館)を見学し、簡単なスケッチをしました。チューダー様式の本館と建物を取り巻く水や緑豊かな庭園との調和や、大山崎山荘との関係を考え地下に計画された、安藤忠雄氏設計の「地中の宝石箱」、昨年竣工した山手館「夢の箱」との対比など、建物や庭園を巡りました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第8回新着
 「阪神・淡路大震災の復興まちづくり関連事例」見学
平成26年11月22日(土) 10:00〜15:20
担当:垂水先生 森本講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
垂水先生から新長田復興都市計画事業について説明を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
六間通商店街を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
神戸市立地域人材支援センターの内部を見学、太田氏から概要説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
野田北部地区のまちづくりについて、井垣氏から説明を聞く
 

 非常勤講師・垂水先生の「建築設計計画W」の関連で、先生が在職中に取り組まれた神戸市の阪神・淡路大震災復興まちづくりの実例見学のため、新長田地区や野田北部地区のまちあるきを行いました。
 JR新長田駅前広場に集合し、垂水先生から新長田復興都市計画事業について説明を受け、各自で再開発ビルや六間通商店街などを見学しました。その後、駒が林地区へ移動し、路地を生かしたまちづくりの事例を見学しました。次に向かった神戸市立地域人材支援センターは、廃校となった二葉小学校の校舎を耐震改修し、今は地域住民のための施設として活用されています。神戸市職員の太田氏に、建物概要の説明、内部の案内をしていただきました。
 昼食後は、神戸市職員の井垣氏に、周辺地区の区画整理事業等の説明をしていただきながら野田北部地区へと移動しました。大国公園を挟んで東側の鷹取東第一地区は、震災時には火災が激しく、ほとんどの建物が燃えたため区画整理事業の対象となった地域です。しかし、公園の西側の野田北部地区は、公園によって延焼が食い止められ、燃え残った建物もあったことから、住民主体のまちなみ整備事業が行われました。それぞれの地区のまちづくりやたかとり教会などの説明をききながら、約1時間のまちあるきを行いました。
 来年は、震災から20年が経過する節目の年にあたります。今も継続して行われている住民参加のまちづくりの手法について、知識を深めたフィールドワークとなりました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第7回新着
 「倉敷美観地区、岡山後楽園」見学
平成26年11月15日(土) 9:00〜20:00
担当:大井准教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
石橋の上から、水辺の明るい景観をスケッチに記録する。
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
平入の町屋が連なる店舗の外観や客を招く建築的工夫をスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
岡山城を借景となる、紅葉の美しい後楽園を散策、スケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
倉敷川沿いの街並みのスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
客を引寄せる店舗の外観のスケッチ スタジオに掲示され情報を共有する
 

 建築設計演習IVの課題3「歩いて楽しい商業空間」の参考事例として、倉敷の美観地区を見学しました。倉敷川や旧街道に沿って伝統的なまちなみを保存し観光客で賑わいを見せている様子を感じ取り、ヒューマン・スケールの街づくりの現状と店舗のデザインを実測やスケッチを通して実感しました。また岡山では日本三名園の一つ、後楽園を訪れて、岡山城を借景に取り込んだ、広大で開放的な美しさを体験するとともに、今後の親水空間設計の参考として園内に建てられた「流店」などの建築物を見学し、スケッチしました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第6回新着
 「大阪ガス実験集合住宅 NEXT21」見学
平成26年11月5日(土) 9:00〜17:00
担当:大井准教授、天畠講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
NEXT21 外観
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
コンペ住戸 501:プラスワンの家を見学 土間を挟んで2つの世帯がつながる空間
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
コンペ住戸 404: 4G Houseを見学 視線が自然とずれる曲線の机
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋上で実験中の自立運転機能付き家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの説明を受ける
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
立体街路のブリッジを渡る
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
床下設備配管の見学
 

 建築設計演習IVの課題2「隣と親しくなる中高層の集合住宅」の参考建物として大阪ガス実験集合住宅NEXT21を見学しました。今回は改修工事が完了した2つのコンペ住宅内部も含めて見学させていただきました。
 最初に2階のホールで、NEXT21の概要について、2段階供給方式、スケルトン・インフィル、フレキシブルシステムの住戸設計、立体街路、サスティナビリティー、環境保全、省エネルギー/省資源、ライフスタイルに関連した居住実験、リフォーム実験などについて紹介するビデオを鑑賞しました。その後、3つのグループに別れて、2つのコンペ住宅(404: 4G HOUSE, 501: プラスワンの家)の内部、屋上庭園、各階のエネルギーシステム実験の内容(燃料電池による電力融通など)、展示ルームでの新型のスマートフォンと連動した設備、立体街路、廊下の床下の設備スペースを見学しました。最新の改修住戸2戸を見学でき、集合住宅の設計をする上で貴重な経験となりました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第5回新着
 「ふれっくすコート吉田、大阪府営東大阪吉田住宅、芦屋マリーナ」見学
平成26年11月1日(土) 9:00〜17:00
担当:大井准教授、天畠講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ふれっくすコート吉田 中庭を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ふれっくすコート吉田 住戸内を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大阪府営東大阪吉田住宅を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
芦屋マリーナを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地調査
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
海上から敷地を見学するために乗船
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)

船上から敷地を望む

 建築設計演習IVの課題2「隣と親しくなる中高層の集合住宅」の参考建物として2つの集合住宅、敷地に隣接する芦屋マリーナを見学しました。
 まず東大阪市内の「ふれっくすコート吉田」では設計をご担当された荒木公樹先生より、建物の概要から設計で工夫された点など詳細に渡り丁寧に説明していただきました。スケルトン・インフィルの考え方に基づき、従来の賃貸住宅のように住まいに人が合わせるのではなく、住まいが人の生き方に合わせている好例です。「共用廊下は単なる通路ではなく道の延長で歩いていて楽しくなる工夫が必要」「住む人が楽しめる仕掛けを作る」など学生たち課題の検討を進めるヒントになる話をしていただきました。
 続いて「ふれっくすコート吉田」に隣接する「大阪府営東大阪吉田住宅」を外観のみ見学しました。広大な敷地にもかかわらず屋根材の貼りおろし、駐輪場などの小スケールの空間を街路に面して計画するなど、人が建物のスケールを小さく感じられる工夫が随所に見られました。
 午後からは、演習の敷地に想定されている潮芦屋へ向かいました。日本有数の本格的ヨットハーバーである「芦屋マリーナ」の由井雅春氏に案内していただき、そこからの眺めや水面との関係などを実際に確認し、設計のアイデアをふくらませてました。また、グループごとに別れて船に乗船していただき、海上からどのように敷地が見えるのかを実際に確認することができました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第3回新着
 「吹田市文化会館 メイシアター」見学
平成26年9月30日(火) 13:30〜15:00
担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
メイシアターの説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
小ホールを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
中ホールを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
舞台廻りの説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
楽屋廻りを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
音響調整室を採寸
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
共用ロビーを見学

 建築設計演習IVの課題1、演劇や音楽を楽しむ空間の参考建物として、1985年に阪急吹田駅前に吹田市市制施行45周年を契機として建設された、大中小3つのホールを持つ吹田市文化会館 メイシアターを見学しました。メイシアターの運営を担当されている吹田市文化振興事業団 芦田稔事務局次長兼総務課長のご案内、ご説明を受け、展示スペース、小ホールホワイエ、客席、舞台廻り、中ホールホワイエ、客席、舞台廻り、搬入口、楽屋、投光・調光・音響調整室、奈落の順に見学し、最後に大、中、小の3つのホールをつなぐロビーまわりを見学しました。昨年は小ホールが使用中で見学できませんでしたが今年は見学でき、小規模の人形芝居劇場計画の参考になりました。中ホールは先に見学したピッコロシアターとは少し異なる構成のホールとして、劇場計画の選択肢が広がったと思います。また、住宅地に立つ建物として、巨大なヴォリューム感を出来るだけ感じさせないよう、マッスを分割した外観の構成が計画の参考になると感じました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第2回新着
 「ピッコロシアター」見学
平成26年9月25日(木) 13:05〜15:45
担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
客席でピッコロシアターの説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
舞台廻りを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
奈落で下降するセリを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
舞台上部のすのこを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
楽屋の説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
搬入口の説明を聞く

 建築設計演習IV課題1「演劇や音楽を楽しむ空間」の劇場の参考事例見学です。尼崎にある尼崎青少年創造劇場のピッコロシアターを訪問、安積雅彦舞台技術専門員、古川知可子業務部副課長の説明、案内によりピッコロシアターを見学しました。最初に客席に座りピッコロシアターについての説明を聞いた後、舞台に移動してプロセニアム形式の劇場のステージとオペラカーテン、釣りバトン、一文字幕、ホリゾント幕、投光器、綱元など舞台廻りを見学し、それから舞台下部の奈落に下りてセリの昇降を見学、舞台脇の階段で客席上部に移動し、キャットウォーク、客席後方上部の音響調整室、投光器室、調光室を見学しました。その後2班に分かれ、安積技術専門員の案内、説明によりフライロフトとすのこを見学、一方、古川副課長の案内、説明により、楽屋、事務室、ロビー、ホワイエを見学し、最後に全員そろって舞台脇の搬入口廻りを見学しました。劇場の裏廻りの詳しい説明と見学により、劇場の使われ方やさまざまなしつらえ、装置、設備などについて理解を深めました。

 
■H26年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第1回新着
 「淡路人形浄瑠璃館・金丸座・金刀比羅宮参道」見学
平成26年9月20日(土) 7:35〜19:35
担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路人形浄瑠璃館に向かう
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路人形浄瑠璃館の説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路人形浄瑠璃館の劇場内を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金刀比羅宮参道入口の鳥居をくぐる
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
「さぬき歌舞伎まつり」の観客でにぎわう金丸座
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金丸座の向う桟敷でスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 淡路人形浄瑠璃館
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 淡路人形浄瑠璃館
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 金丸座
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 金丸座

 建築設計演習IV課題1「演劇や音楽を楽しむ空間」の参考事例としての、伝統芸能を上演する劇場の見学です。最初に淡路島に2012年に人形浄瑠璃専用劇場としてオープンした、淡路人形浄瑠璃館を見学しました。関係者全員の出迎えを受けた後、坂東千秋 淡路人形座支配人の案内で人形浄瑠璃館の建築的な特徴の説明を受けながら、エントランス、待合、劇場の舞台から見所までを見学し、人形浄瑠璃の舞台のしつらえについても学びました。その後、人形芝居についての「ワンコインレクチャー」に参加し、人形遣い、太夫、三味線についての大変わかりやすい説明、実演により、人形浄瑠璃がどのようにして演じられるかを学びました。続いて四国にわたり、伝統芸能と神社が深く結びついて来た事例として、香川県の金刀比羅宮の参道と現存する最古の芝居小屋である旧金刀比羅宮大芝居(金丸座)を見学しました。ちょうど金丸座では「さぬき歌舞伎まつり」が開催されており、農村歌舞伎祇園座の皆さんが演じる「嫁威吉崎乃由来 身替名号肉付の面」の最後の場面を鑑賞し、歌舞伎を鑑賞する大勢の観客でにぎわう金丸座を実感することができました。金刀比羅宮参道では、土産物屋が軒を連ね、参拝者でにぎわう様子を見学。健脚の学生は785段の石段を上り、金刀比羅宮御本宮に参拝しました。設計演習の課題の舞台となる、西宮神社とその門前町や表参道の在り方を考えるのによい参考になりました。

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