武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第9回
 「六甲枝垂れ・竹中大工道具館」見学 
平成28年12月6日(火)12:25〜18:05
担当:宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
六甲枝垂れ
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
六甲枝垂れ
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
竹中大工道具館
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
竹中大工道具館
 建築設計演習U第3課題「レストハウス」の参考事例として、三分一博志氏設計の「自然体感展望台・六甲枝垂れ」と、「竹中大工道具館新館」を見学しました。
  六甲枝垂れでは、枝垂れをイメージしたヒノキと鉄のフレーム越しに、瀬戸内海から大阪湾、そして阪神間の街並みが望める展望回廊をめぐりました。曇った寒空ではありましたが、さまざまな場所で自然と立ち止まり、風景を切り取った空間を体感しました。竹中大工道具館では、本城先生より今回の演習課題でもある「建物による景観の風景化」に関連する建築設計のコンセプトなどを解説いただきました。地上1階から地下2階が吹き抜けでつながり階を超えて視線が行き交う空間や、緑や自然光が感じられる空間など、課題に生かせる内容でした。
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第8回
 「園城寺光浄院・勧学院」見学 
平成28年12月2日(金)12:25〜18:05
担当:鈴木准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
園城寺を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
紅葉が残る境内を散策
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ(光浄院)
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ(勧学院)
 建築設計演習U第3課題「レストハウス」の参考事例として、かつて園城寺を訪れた貴賓の宿泊、休憩施設であった園城寺光浄院と、園城寺の研修施設であった同勧学院を見学しました。
  光浄院客殿では、建物の歴史、寝殿造から書院造に移行する時期の建物としての特徴、付書院、狩野山楽による障壁画と襖絵、庭園と広縁、海外における評価などについて解説いただきました。
  勧学院客殿では、光浄院と対比しつつ、建物の歴史、学問所としての建物としての特徴、狩野光信による障壁画と襖絵、海外における評価などについて解説いただきました。障壁画は3年前に障壁画のレプリカが作成され差し替えられ、実物は新設された収蔵庫に移されました。その後、勧学院の障壁画の実物等が展示されている文化財収蔵庫を見学したのち、いったん解散して各自が紅葉がまだ残っている境内、諸堂を見学しました。
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第4回
 「龍谷ミュージアム」見学 
平成28年11月1日(火)14:30〜17:25
担当:鈴木准教授、宇野講師、榊原先生
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
バックヤードを見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
西本願寺に面した西側の外観を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
西側に比べてスケールを落とした東側の外観を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
日建設計の赤木隆様との質疑応答の様子
 建築設計演習IIの課題2「美術館」と関連して、周辺環境との調和に配慮しつつ豊かな内部空間をもつ龍谷ミュージアムを見学しました。
  まず地下1階のエントランスから2・3階に上がり、企画展「浄土真宗と本願寺の名宝T」展を見学しました。その後講義室にて、設計者である日建設計の赤木隆様から、本ミュージアムの設計に関する詳細な解説をいただきました。15mの高さ制限の中で、必要な機能を詰め込みつつ、内外に魅力的な空間を展開するためのデザイン上のさまざまな工夫を理解しました。その後搬入口、収蔵庫前室、展示室前室、学芸員室、事務室、中庭、外観などの見学を行い、赤木様と、龍谷ミュージアムの岩田朋子先生の説明を受けました。最後講義室に戻り、質疑応答の時間としました。
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第3回
 「京都国立博物館、岡崎公園、京都国立近代美術館」見学 
平成28年10月22日(土)9:00〜18:50
担当:鈴木准教授、田中講師、榊原先生
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
京都国立博物館平成知新館の外観の特徴を理解
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
再整備が完了した京都会館の外観を確認
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
京都会館(ロームシアター京都)の中庭を見学的
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
京都会館(ロームシアター京都)から課題敷地、東山の見え方を確認
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

京都国立近代美術館の常設展(コレクション・ギャラリー)を見学

 建築設計演習IIの課題2「美術館」と関連して、京都国立博物館平成知新館、課題敷地である岡崎公園および周辺の街並み、および京都国立近代美術館の参考事例を見学しました。
  大学で課題説明を行った後、バスでまず京都国立博物館に向かいました。敷地の中で、庇や軒の高さを合わせて明治古都館との関係性を強調している平成知新館の外観の特徴や、三十三間堂の南大門との軸線の関係等について解説したのち、館内を各自見学しました。終了後は中庭集合とし、全員南門から敷地を出ることによって、南門からの平成知新館の見え方を各自確認しました。
  次に岡崎公園に移動しました。京都会館(ロームシアター京都)の西側をまわって、再整備後の京都会館の外観の特徴等を確認した後、京都府立図書館、京都国立近代美術館、京都市美術館が立ち並び、中央に大鳥居が建つ参道の様子を確認しました。その後課題敷地を通って京都会館の中庭に入り、中庭、および2階からの敷地、東山の見え方を確認しました。そして一旦解散とし、各自が敷地や既存樹木の状況、京都会館や東山の見え方などについて確認した。
  その後京都国立近代美術館に移動し、2班に分かれて見学を行いました。バックヤードツアーでは研究員の牧口千夏様の解説のもと、1階搬入口、荷卸室、貨物用エレベーター、3階企画展示室のバックヤード、地下1階廊下、機械室などを見学しました。3階の企画展(「メアリー・カサット」展)と、4階常設展(コレクション・ギャラリー)では、展示を見学しながら、美術館の展示室の空間構成、展示品に合わせた照明や展示方法などについて理解しました。
  見学終了後、当日岡崎公園で行われていた時代祭が終わっていて交通規制も解除されていたので、全員横断歩道で参道の東側に渡り、参道東側からの敷地の見え方などを確認しながら、平安神宮西の駐車場に戻りました。
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第2回
 「神戸海星女子学院マリア幼稚園」見学 
平成28年10月1日(土)9:45〜11:45
担当:鈴木准教授、森重講師、榊原先生
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
1期部分にて、モンテッソーリの教具が並んだ保育室を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
1期部分にて、保育室の南側の庭を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
2期部分の現場を見学 曲線を描く外廊下が特徴的
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
2期部分の現場を見学 子どもが中をのぞくことができる給食室
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

2期部分(管理棟・講堂棟)から1期部分(保育棟)を眺める

 「建築設計演習U」第1課題「幼稚園」の参考事例として、西宮市内で改築中の神戸海星女子学院マリア幼稚園を見学しました。
  まず、旧園舎の講堂にて園長の澤井育子先生の挨拶ののち、竹中工務店設計部の齋藤華織様から、幼稚園の概要、コンセプトや2年にわたる改築計画の概要、平面計画、構造計画、先生方との打ち合わせによる設計や、園児の教材として工事を活用した様子等を丁寧に説明いただきました。
  続いて齋藤様のご説明により、まず既に竣工している新園舎の1期部分(保育棟)において、モンテッソーリの教具が並んだ保育室、テラス、トイレ、ウッドデッキ、保育室南の園庭を見学しました。続いて現場担当の延藤薫里様も加わって2期部分(管理棟・講堂棟)の現場に入り、厨房、満3歳以下の保育室、職員室、図書室、小聖堂、講堂を見学しました。2期部分は躯体、防水工事が完了し、内装下地ができた状況で、ウッドデッキの工事に入る前の段階でした。
  最後に旧園舎の講堂に戻り、平面計画や外構計画、使われ方等について、活発な質疑応答が行われました。
 
■H28年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第1回
 「南越特別支援学校、サンドーム福井、草の実保育園」見学 
平成28年9月17日(土)9:00〜20:00
担当:鈴木准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
南越特別支援学校の普通教室を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
南越特別支援学校の教室と庭の関係を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
サンドーム福井の内部を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
鯖江市スポーツ交流館を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

草の実保育園を見学

 「建築設計演習U」第1課題「幼稚園」の参考事例として、福井県にある福井県立南越特別支援学校、サンドーム福井、草の実保育園を見学しました。
  南越特別支援学校では、教頭の矢部順一先生から、学校の概要について説明を受けたのち、管理棟、体育館、食堂、特別教室棟、普通教室、宿泊学習棟の順に見学しました。建築設計演習の課題における保育室の計画において参考となる教室や、教室とテラスと専用庭のつながりのほか、RCと木構造、鉄骨造の特性を生かした混構造、小屋組など、多彩な内容の説明を行いながら見学しました。
  サンドーム福井では、ゲートウォール、逆遠近法の広場、パンタドーム構法の滞雪形屋根とヒンジ、越前耀変タイル、麻生先生による壁画、天井膜他設備などを順次見学しました。また鯖江市スポーツ交流館も見学し、不完全トラス等の理解を深めました。
  草の実保育園では、遊戯室の木造トラスによる小屋組、折れ曲がりながらつながる保育室や廊下まわり、トップライトや小屋組など、子どものスケールに合わせた家具や空間構成などを見学しました。
 
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