武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
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■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第10回
「阪神鳴尾駅」見学
平成28年7月5日(火)18:50〜19:50
担当:猪股講師

建築学科3年生
 フィールドワーク
阪神鳴尾駅下りホーム
建築学科3年生
 フィールドワーク
見学の様子

 建築設計演習Vで駅の設計を行うにあたり、阪神鳴尾駅の見学を行いました。鳴尾駅のプロジェクトでは、大学院修士1年、2年の授業「建築設計実務」(週5回、10単位)において詳細図やCGパース、模型を作成、コストや施工方法にも配慮したディテールを検討し、外観やホーム、コンコースなどのデザインを提案しています。今回はホーム・コンコースのデザイン及び諸設備について説明を受け見学・スケッチしました。駅舎のホームを覆うプランクシートの丸い曲面は、風を一杯はらんだ船の帆を表現しており、地域の歴史的伝統的景観をイメージできるデザインです。鳴尾駅では記号的空間を実現するため、プランクシートがシェルの構造体として用いられ、それにより最低限の部材によって駅舎が構成されています。駅の機能を充足するために必要な諸設備としてエレベーター、階段、トイレ、時刻表示、ベンチなどの家具、待合室、サイン、照明などがあり、それらがプランクシートの曲面と調和したデザインとなっていることを確認しました。今回学んだ内容を各自のプラットホームの計画に生かします。

■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第9回
「阪神甲子園駅」見学
平成28年6月28日(火)16:00〜17:20
担当:猪股講師、鈴木准教授

建築学科3年生
 フィールドワーク
神戸方面ホーム見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
神戸方面臨時降車ホーム見学の様子

 建築設計演習Vで駅の設計を行うにあたり、阪神甲子園駅の見学を行いました。南側の神戸方面臨時降車ホーム、中央の神戸方面ホーム、コンコースなどを見学し、架線とその支柱、照明、配線、接近表示器などの設備、サインなどのデザインや支持部材を確認しました。その後改札より外に出て甲子園筋の高架下、北側道路境界線付近、西側のガード下道路など図面を見ながら現地の状況を確認し、模型で再現できるようにメモをとりました。今回の調査をふまえ各自のサスペンション膜構造の屋根やプラットフォーム空間、エントランス前広場などのデザインを提案します。

■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第8回
「膜構造の講義と明石大蔵海岸中央休憩所・一乗寺」見学
平成28年6月25日(土)9:20〜17:40
担当:猪股講師

建築学科3年生
 フィールドワーク
株式会社太陽工業の野口先生による膜の講義
建築学科3年生
 フィールドワーク
明石大蔵海岸中央休憩所のサスペンション膜構造の屋根を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク
一乗寺本堂高欄より国宝の三重塔をスケッチ

 学部の3年生は建築設計演習Vの授業で駅の設計に取り組んでいます。プラットホームの上屋を膜のサスペンション構造とすることが設計の条件の一つです。そこで膜構造についての知識を得るために、株式会社太陽工業技術部長の野口先生に講義をしていただきました。膜構造の歴史、膜材の特性、膜構造の種類とその特徴、施工方法、国内外の膜を使用した駅その他の建物の事例などの説明を受けました。その後、膜のサスペンション構造の屋根が掛けられている明石大蔵海岸の中央休憩所へと移動しました。はじめに野口先生からバックステイの有無や柱及び柱脚、膜端部と鉄骨の取合いなどの説明を受け、ディテールを調査し、力の流れを確認、スケッチすることができました。さらにこの日は加西市の一乗寺も見学しました。長い階段を上り、山を登ったところにある懸け造りの本堂から見下ろす三重塔など、それぞれのアングルを決めてスケッチを行いました。

■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第7回
「ウェスティン都ホテル京都 葵殿庭園・佳水園庭園、並河家庭園、智積院庭園」見学
平成28年6月4日(土)8:45〜15:30
担当:酒井先生、杉浦徳利准教授

建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都 稔の間から庭園を見る
建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都 葵殿前の回廊から庭園を見学・スケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都 葵殿庭園の中を通り、佳水園に向かう
建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都 葵殿庭園 学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都佳水園 自然の岩を活かした小川白楊作の庭園を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク
ウェスティン都ホテル京都佳水園 村野藤吾設計の庭園と数寄屋風の建物を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク
並河家 座敷で事務長の大川氏より説明を聞く
建築学科3年生
 フィールドワーク
並河家 庭園見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
並河家 学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク
智積院 見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
智積院 学生のスケッチ

 建築設計演習III 課題2「リゾートホテル」の参考庭園として、ウェスティン都ホテル京都の葵殿庭園・佳水園庭園、並河家庭園、智積院庭園を見学しました。  ウェスティン都ホテル京都では、竹内アシスタントマネージャーにご案内いただき、崖と滝のある小川治平衛作庭の葵殿庭園を見学・スケッチしました。葵殿庭園を経由して村野藤吾設計の和風別館である佳水園に移動し、醍醐寺三宝院を模したといわれる白砂の中庭や小川白楊作庭の大きな岩盤から滝が流れ落ちる庭園を見学した後、佳水園の建物内部を見学しました。  次に並河家では、大川事務長と武藤学芸員から座敷と展示場(旧工房)で説明を受けた後、座敷の前に広がる園池が家の下に入りこんだ庭園を様々な場所から見学・スケッチしました。この庭も小川治平衛の作品です。また並河靖之作の七宝の名品も鑑賞しました。  最後に智積院を訪れ、大書院から庭園の池が書院の縁の下に入り込んだ築山林泉式庭園をスケッチしました。  以上3つの庭園、水と建物のかかわる事例を見学し、「リゾートホテル」の計画への展開について考えました。

■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第6回
「TOTOシーウィンド淡路 および 淡路夢舞台」見学
平成28年5月28日(土)8:50〜16:15
担当:杉浦徳利准教授

建築学科3年生
 フィールドワーク
TOTOシーウィンド淡路 エントランスロビーの大階段見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
TOTOシーウィンド淡路 メゾネットタイプ客室見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
TOTOシーウィンド淡路 4階の屋外テラスでスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク
TOTOシーウィンド淡路 学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク
淡路夢舞台 空庭見学の様子
建築学科3年生
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淡路夢舞台 百段苑見学の様子
建築学科3年生
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淡路夢舞台 楕円フォーラム見学の様子
建築学科3年生
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淡路夢舞台 水庭見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
淡路夢舞台 学生のスケッチ
 3年生の建築設計演習III第2課題では、海辺にリゾートホテルを設計します。これに関連して、淡路島にある安藤忠雄氏設計の2つの建物を訪れました。  安藤忠雄氏設計で海に面した急峻な崖に建つ宿泊施設TOTOシーウィンド淡路では、最上階の玄関から入って下階へと導く動線計画、玄関ホールから海を一望できる空間演出、玄関ホールから客室に移動するためのブリッジのデザインや構造的特徴、展望台も兼ねた屋外階段の踊り場、周囲の美しい海岸地形と海を見せるための屋上デッキ、斜面に沿ってセットバック(階段状に上に行くほど壁面が後退すること)したデザイン、屋上緑化など、設計演習課題の設計条件と関連させつつ説明を受けました。その後、自由に見学・スケッチしました。  淡路夢舞台では貝の浜、海回廊などの水を特色とした構成のさまざまな外部空間、巨大な階段状の百段苑、エレベータ塔と百段苑をつなぐブリッジなど見学しました。リゾートホテルのテラス空間やブリッジの参考事例として、また人工的な水と建物のかかわりの参考事例として学習しました。
■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第4回
「デンマークハウス ショールーム・モデルハウス」見学
平成28年4月30日(土)9:30〜12:00
担当:田中講師 
説明:株式会社 柄谷工務店 水元要輔氏

建築学科3年生
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設計者の方から説明をいただく
建築学科3年生
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モデルハウスの見学
建築学科3年生
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モデルハウスの見学
 今回のフィールドワークは建築設計演習Vの参考事例として、阪神甲子園駅近くのデンマークハウスのショールームとモデルハウスを見学しました。見学に先立ち設計者の水元氏からデンマークの気候風土と人々の暮らしぶりについてご説明いただきました。学生たちはショールームとモデルハウスにて、家具、照明器具、建具などを実際に手に触れながら、具体的に教えていただきました。「両親と三世代で住む家」の計画案の検討に取り入れたいアイディアをたくさん知ることができ、充実した見学となりました。
■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第3回
 「建築法規U」関連建物見学
平成28年4月23日(土)10:00〜12:00 
担当:福島先生、山口助教 
ご協力:西村様(株式会社 竹中工務店大阪本店設計部 第6部門)
     野口様、佐倉様(株式会社 竹中工務店大阪本店設計部 申請グループ)

建築学科3年生
 フィールドワーク
現場事務所にて説明を受ける様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
木造店舗の解説を受ける様子
建築学科3年生
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木造店舗の解説を受ける様子
 
建築学科3年生
 フィールドワーク
質疑応答の様子]
 
建築学科3年生
 フィールドワーク
集合写真
 講義「建築法規U」の関連で、「天王寺公園エントランスエリア(愛称: てんしば)」を見学しました。2015年に再整備された「天王寺公園エントランスエリア」には広大な芝生広場があり、サッカーコートやドッグランなども併設されています。また入口の周辺には開放的な木造店舗が建ち並び、レストランやカフェ、ペットショップなどが入っています。
  見学に先立ち、現場事務所にて、西村様より建築計画の概要や木造店舗の設計手法、関係法規(防火地域、内装制限など)についてのご説明を頂きました。その後、実際に「天王寺公園エントランスエリア」を見学し、各木造店舗の設計手法や法的制限を受ける箇所の工夫等を丁寧にご解説頂きました。今回のFWで、建築基準法の基本規定や地域に定められた独自の規定によって、豊かな建築空間を実現できることを体感できました。
■H28年度前期 建築学科3年生 フィールドワークIIIA 第1回
 「旧山本家住宅」見学
平成28年4月9日(土)10:00〜11:30 担当:田中講師
建築学科3年生
 フィールドワーク
外部での説明
建築学科3年生
 フィールドワーク
外部見学の様子
建築学科3年生
 フィールドワーク
内部から庭を望む
 
建築学科3年生
 フィールドワーク
内部でのスケッチの様子
 建築設計演習III 課題1「三世代で住む家」の参考に、国の登録有形文化財である旧山本家を訪れました。旧山本家は岡田孝男により設計され、昭和13年に完成したものです。当日は天候に恵まれて、とてもうららかな陽気の下に見学することができました。住宅は風通しがとても良く、学生は思い思いの場所に腰掛けて、スケッチに勤しみました。質の高い建築は、この地域一帯が「阪神間モダニズム」などと呼ばれる歴史を有していることを伺わせるものでした。本年度初回のフィールドワークとして、とても学ぶことが多い参考事例となりました。
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