3^rd International Conference on
Archi-Cultural Interactions through the Silk Road
第3回「シルクロードを通して見た建築と文化」国際会議

2015.3.25-27
トルコ・バフチェシヒル大学
（テレビ会議会場：武庫川女子大学甲子園会館西ホール）

　2015年3月25日（水）〜27日（金）に、iaSUならびにバフチェシヒル大学（BAU）主催、本学共催により、第3回国際会議「シルクロードを通して見た建築と文化」がバフチェシヒル大学において開催されました。iaSUとはInternational Association of SILKROAD UNIVERSITIESの略称で、「シルクロード」沿いの諸地域にある大学の交流を活発にすることを目的として、「シルクロード」の両端に位置する本学とバフチェシヒル大学が組織した大学連合のことです。

　当初、本学からは、基調講演者として岡�武r幸建築学科長・トルコ文化研究センター長、そして研究発表者として4名の教員が、トルコに渡航して国際会議に参加する予定でした。しかしながら先日の中東情勢悪化に伴い、甲子園会館西ホールに設置したテレビ会議システムによりオンラインで会議に参加する運びとなりました。このシステムを使うことにより、甲子園会館にいながらトルコで開催されている国際会議に参加することができるようになり、前述の5名のみならず、建築学科・トルコ文化研究センターの多くの教員も会議に参加いたしました。日本とトルコの時差は7時間です。会議は、日本時間で夕方から夜中にかけて行われました。

　25日（水）は、開会式がありました。ムラツ・ドゥンダル運営委員会代表をはじめとして、セマ・ソユゲニシュBAU建築デザイン学部長、本学の岡�武r幸建築学科長・トルコ文化研究センター長、シェナイ・ヤルチンBAU学長、エンベル・ユジェルBAU理事長が、オープニングスピーチを行いました。その後、World Architecture Communityの設立者兼会長であるスハ・ウズカン氏による基調講演「A Stretch of Silk Road」が行われました。

　26日（木）、27日（金）は一般研究発表が行われました。トルコや日本をはじめとする世界各国から研究者が集まり、「シルクロード」地域諸国における建築、都市、ランドスケープなどに関わる研究発表を行い活発な議論が交わされました。本学からも4名の教員が研究発表を行いました。 27日（金）にはさらに岡�武r幸建築学科長・トルコ文化研究センター長による基調講演「Intercultural Coexistence」が行われました。その後閉会式が行われ、テレビ会議を介して多くの参加者が会議の成功を祝いました。

　以上、計3日間にわたり第3回国際会議「シルクロードを通して見た建築と文化」が行われました。次回の国際会議は2016年に本学で開催される予定です。