武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 ■2006年度 建築家による特別公開講演会 多数のご来場ありがとうございました。
「構造がデザインを援ける」

講演者:川口 衞(川口衞構造設計事務所主宰)

武庫川女子大学建築学科 川口衞先生 講演会
武庫川女子大学建築学科 川口衞先生 講演会 武庫川女子大学建築学科 川口衞先生 講演会
武庫川女子大学建築学科 川口衞先生 講演会
 「構造がデザインを援ける」という題目で、世界でも構造の権威でおられる川口衞先生に講演をしていただきました。構造にも感性が必要であるという話から、代々木体育館のケーブル構造、建築学科学科長の岡崎教授設計でパンタドーム工法を用いたサンドーム福井、現在施工中の天津の観覧車、コンピュータを用いた最適化計算により形を生み出すESO、そしてみなさんもよくご存じの100mの巨大鯉のぼりと盛りだくさんの興味深い講演をしていただきました。当日は外部からも多数のご来場いただき盛況な講演会とすることができました。
武庫川女子大学建築学科 川口衞 講演会
>>ポスター(PDF 336KB A4サイズ)
日時
12/8(金) 17:00〜20:00 (16:00受付開始)
会場
上甲子園キャンパス 甲子園会館 西ホール
西宮市戸崎町1-13 <JR「甲子園口」駅下車徒歩7分> >>建築学科へのアクセス
※自動車でのご来場はご遠慮下さい。
※会場内では飲食禁止・禁煙です。
■参加対象者建築構造デザインに興味のある方。事前申込不要・入場無料
■講演者: 川口 衞氏  (法政大学 名誉教授・(株)川口衞構造設計事務所主宰)
工学博士。法政大学講師、助教授、教授を経て、法政大学名誉教授。(株)川口衞構造設計事務所を主宰。福井大学工学部建築学科卒業後、東京大学大学院数物系研究科修了。専門は建築構造学、建築構造設計学。主な研究テーマは「立体構造に関する基礎理論の応用」を主眼に、シェル構造、テンション構造、スペ−ス・フレ−ム、免震構造等の面で、新しい研究分野を開拓。主な設計テーマは「建築構造と造形」、「新しい構造技術の開発」をテ−マに構造設計活動を行っている。
主な作品としては、万国博お祭り広場大屋根、バルセロナ・オリンピック・スポ−ツホ−ル、シンガポ−ル国立屋内競技場、サンド−ム福井、なみはやド−ム、イナコスの橋など。
 学会および社会における活動
日本建築学会、日本鋼構造協会、日本コンクリート工学会、日本建築構造技術者協会、国際シェル・空間構造学会(IASS)、国際橋梁構造学会(IABSE)、各正会員
1981−82年 日本建築学会監事   
1987−88年 同学会学術理事
1994−2000年 学位授与機構(現大学評価・学位授与機構)専門委員
1994年−現在 前田記念工学振興財団選考委員
2000−06年 国際シェル・空間構造学会(IASS)会長
 主な受賞
1970年 4月 科学技術庁長官賞(管圧式空気構造技術の開発)
1970年 9月 日本建築学会賞(日本万国博覧会お祭り広場大屋根の構造設計)
1983年 5月 日本建築学会賞(大空間構造に関する一連の研究と業績)
1990年 9月 QUATERNARIO '90賞, VENEZIA (サン・ジョルディ・パレス)
1991年 6月 松井源吾賞(サン・ジョルデイ・パレスの構造設計)
1993年 4月 国際シェル・空間構造学会(IASS)TSUBOI PRIZE(論文賞)
1993年 9月 SPECIAL PIONEER'S AWARD (英国サリー大学)
1995年 5月 土木学会賞(イナコスの橋)
1995年 8月 国際橋梁構造学会(IABSE)賞(世界の大空間構造・設計思想への貢献)
1996年 5月 日本建築学会作品選奨(イナコスの橋)
1997年 5月 日本建築学会賞(サンド−ム福井)
1997年10月 名誉工学博士(ドイツ、シュツットガルト大学)
2001年10月 IASS(国際シェル・空間構造学会)トロハ・メダル
2003年 5月 日本建築構造技術者協会賞(作品賞:セラミックパークMINO)
2006年 5月 土木学会景観・デザイン賞(イナコスの橋)
■問い合わせ先  
武庫川女子大学建築学科 TEL:0798-67-4501
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