2012年度 武庫川女子大学 トルコ文化研究センター 講演会
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東洋と西洋の架け橋 講師:大村 幸弘 先生 |
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会場の様子 | |||||||||||
大村幸弘先生(中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所長)を講師としてお招きし、「東洋と西洋の架け橋 多様性国家トルコの歴史と繁栄について」というタイトルで講演会を開催しました。本講演会は公益財団法人 関西生産性本部と武庫川女子大学 トルコ文化研究センターとの共催で行われました。大村先生は中近東考古学をご専門とされており、トルコ中央部のカマン・カレホユック遺跡発掘調査等の指揮をとっておられる、日本を代表する考古学者です。
ご講演ではまず、なぜ日本がトルコの真ん中で発掘調査をするのか、その意義について説明をいただきました。その後、アナトリア全体に脈々と続いている地母神の伝統や、アナトリアとギリシアの文化が融合するエフェソスにおけるアルテミス神の特徴、パウロによるキリスト教の布教の様子、当時のキリスト教徒の生活の様子、国家と宗教との関連、トルコ民族の移動やイスラム化の歴史などの説明をいただきながら、トルコの歴史におけるカッパドキアとアヤソフィアの位置づけやその重要性についてご教示をいただきました。質疑では、トルコ共和国の建国時に関する話題や現代のトルコが抱える問題、そしてトルコ民族の気質に至るまで幅広い内容が議論され、講演会は盛況のうちに終了いたしました。東西の文化や宗教がぶつかりあうダイナミックで壮大な歴史の一端を垣間見させていただいた、大変貴重な機会となりました。 |
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大村幸弘先生 ご講演の様子 | |||||||||||
大村幸弘先生 ご講演の様子 | |||||||||||
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■参加対象者:事前申込不要・入場無料 (学外の一般の方も参加可能です) | |||||||||||
■講師: 大村 幸弘 先生 (中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所長) | |||||||||||
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■共催 | |||||||||||
公益財団法人 関西生産性本部 武庫川女子大学トルコ文化研究センター |
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■お問い合わせ先 | |||||||||||
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