武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 ■2015年度 特別公開講演会

新着

地域資産を活用して都市の個性を創る
−横浜都市デザイン活動44年の奮闘記−


講演者

国吉 直行
(都市デザイナー/横浜市立大学 特別契約教授)

 
会場の様子
 

 都市デザイナーの国吉直行先生を講師としてお招きし、「地域資産を活用して都市の個性を創る−横浜都市デザイン活動44年の奮闘記−」というタイトルで講演会を開催しました。

 まずはご自身が都市デザインに取り組まれるようになった経緯について、そして横浜の歴史の概要についてご説明をいただいた後、これまで取り組んでこられた横浜都市デザインの活動について具体的にご紹介いただきました。赤レンガ倉庫の保存活用、歩いて楽しい街づくり、山下公園周辺地区のデザイン、個性的な商店街づくり、近代建築の保存復元活用、みなとみらい地区のデザイン、横浜の景観問題、最近取り組まれている国内外のプロジェクト等、その内容は非常に多岐に渡り、都市デザインの魅力を大いに教えていただきました。また実際に実務に関わってこられた先生ならではの、様々なエピソードも教えていただき、都市デザインの面白さや難しさ、奥深さをご教示いただきました。

  常に困難に立ち向かう姿勢を拝見させていただき、多くの元気をいただきました。建築設計を志す私たちにとって非常に刺激的で貴重な講演会となりました。  

 
日時
2016/1/9(土) 13:00〜16:30

 

会場
上甲子園キャンパス 甲子園会館 西ホール
西宮市戸崎町1-13 <JR「甲子園口」駅下車徒歩7分> >>上甲子園キャンパスへのアクセス
■参加対象者事前申込不要・入場無料 (学外の一般の方も参加可能です)
講演者
国吉 直行
プロフィール
都市デザイナー/横浜市立大学国際総合科学部国際都市学系まちづくりコース特別契約教授
1971年早稲田大学大学院修士課程修了。同年横浜市都市デザインチーム(後の都市デザイン室)設立に参加し、以来40年間都市デザイン室に所属し、都市デザイン行政を担当。都市デザイン室長、上席調査役エグゼクティブアーバンデザイナーを経て2011年3月横浜市を退職し、以後、横浜市大。横浜市での成果:都心部歩行空間整備、商店街の演出と街づくり協定運用、赤レンガ倉庫などの歴史的建造物の保存活用、みなとみらい21地区や水際線空間演出を通じて「歴史と未来の共存する横浜」の創造を継続的に推進してきた。
 

 

■問い合わせ先  
武庫川女子大学建築学科 TEL:0798-67-4501
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