武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 ■2013年度 トルコ文化研究センター研究会 「シルクロードの文化と歴史」 第5回

新着
中国新疆ウイグル自治区の遺跡

講師:山内 和也 先生
(東京文化財研究所 地域環境研究室長)

山内先生 ご講演の様子

 「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。最終回の今回は、東京文化財研究所の山内和也先生にお越しいただき、『中国新疆ウイグル自治区の遺跡』というタイトルでご講演をいただきました。
 シルクロードの主要な3ルートである「天山北路」「天山南路(西域北道)」「西域南道」の位置関係を確認したのち、中国・新疆ウイグル自治区の遺跡のご説明をいただきました。2000年以上前の前漢時代に作られたと言われるキジルガハ烽火台、トルファン郊外にある玄奘ゆかりの高昌故城、同じくトルファン郊外にある交河故城、かつてはビシュバリクとも呼ばれた北庭故城、新疆ウイグル自治区で最大の石窟であるキジル石窟、クチャ最大の仏教寺院であるスバシ故城などの遺跡を、その保存修復の状態を含めながら、そしてご自身の様々な体験エピソードを交えながら解説をいただきました。ご講演の最後には、交易の側面のみならず人々の生活や自然を含めて総合的にシルクロードをとらえていく必要性を教えていただき、会を終了いたしました。

トルコ文化研究センター
会場の様子
日時
2014/3/8() 13:30〜17:00  
会場
上甲子園キャンパス 甲子園会館 講義室 K-222
西宮市戸崎町1-13 <JR「甲子園口」駅下車徒歩7分> >>甲子園会館へのアクセス
■参加対象者入場無料・事前申込不要 (学外の一般の方も参加可能です) 
■問い合わせ先
武庫川女子学トルコ文化研究センター TEL:0798-67-4501
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