武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 ■2013年度 構造特別授業 第1回

新着

構造特別授業
第1回

「構造デザインを考える」

講師: 川口 衞 先生
(川口衞構造設計事務所主宰)

2013年5月11日(土) 13:00〜17:00

川口先生の講義の様子
 建築界において、日本を代表する構造設計の第一人者として長年にわたり活躍されている川口衞先生の構造デザインに関する年間5回の特別授業を、フィールドワークとして実施します。今回はその第1回で、全学年合同のフィールドワークとして実施し、「構造デザインを考える」というテーマで川口先生に講義をしていただきました。岡崎学科長・専攻長の川口先生の紹介を含めた挨拶のあと、川口先生からデザインプロセスの重要性、デザインプロセスに関するヴィトルヴィウスの話、ガリレオ・ガリレイの科学観・技術観、特に建築のデザインにおけるスケールの概念の重要さなど構造に関わる様々な事象やその原理などについて、川口先生の設計作品や川口先生が埼玉県加須市青年会議所の依頼を受けて成功させ、今では加須市の年中行事になっている長さ100メートルのジャンボ鯉のぼりを泳がせる取り組みなどを事例として、映像を交えながらわかりやすく説明していただきました。その後大学院修士課程の建築設計実務?で取り組んでいる阪神電車鳴尾駅駅舎計画の模型を使って、構造デザインの特徴について説明していただきました。最後に川口先生に学生からの質問に答えていただき、第1回の授業を終了しました。
岡崎学科長・専攻長の挨拶
ジャンボ鯉のぼりの説明
鳴尾駅駅舎模型の強度を体感
学生からの質問
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