◆今の私たちの生活基準を維持するには、地球が2.5個必要であり、現在地球には大変な負担がかかっていて、未来の子どもたちが暮らせる状態ではなくなってきている。「もったいない」という日本独特の価値観をもっと大切にし、昔の生活に巻き戻すのではなく、環境問題と向き合いながら技術を進歩させるのが大切だと感じた。大学は勉強した人ではなく、勉強する人が来る場所で、はやく勉強したい事柄を決めて、勉強しに行きたい。
◆講演で質問させていただいた透視図の原理は非常に興味深かったです。ベルサイユ宮殿が良い例だと思いました。私が行ったときは斜めから見ていたので、ばらばらに配置されていたように感じたのですが、正面からの写真を見るとすばらしく調和が取れており感動したことを思い出しました。
◆中でも印象に残っているのは「強・用・美」についてです。「“強・用”だけでは施設に過ぎない」という言葉がすごく心に残っています。私は自然・周囲と調和している建築物にとても関心があります。ガイダンスの“京都の街並”の話には興味がもてました。
◆ピカソの絵など絵画から立体の造形が作られたと聞いて驚きました。今まで建築というのはとても難しいという印象が強くて、あまり興味が持てなかったけれど、興味が湧きました。
◆群集歩行や避難に建築が関わってくることに改めて気づいた。 強・用・美を考え建物を作るためには、計算力だけでなく美の意識も大切なのだと思った。感性(美)、聖、歴史なども必要だと理解した。(途中省略)…善という倫理の問題も大切だと思う。
◆日本の美はどんなものか、外国の美はどんなものか、とても関心深い問題点を説明していただきました。(途中省略)…個人的には建築(ART)はここの心の現われだと思っているので、もし建築学科に進学したら自分の心の現われを大切にしていきたいです。
◆建築は理系でないとダメだと思っていましたが、文系(の能力)も必要なのだと知りました。
◆過去と現在と未来の3つを見越していかないと建築学は成立しないことがわかった。
◆建築が実用面だけでは成立しないということがとても印象深かったです。美というものも地球環境のような人類の問題もはらんでいると思います。
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