武庫川女子大学とトルコ・バフチェシヒル大学の一般交流協定に基づき、バフチェシヒル大学建築デザイン学部の短期留学生10名と教員が、6月23日(火)夕方に来日しました。翌6月24日(水)には、甲子園会館西ホールにて、建築学科・大学院建築学専攻の学生、教員の歓迎を受けました。
まず建築学科・大学院建築学専攻を代表して岡崎学科長・専攻長、続いてバフチェシヒル大学を代表してムラツ建築デザイン副学部長が日本語で、それぞれ挨拶を行いました。次に留学生10人全員が日本語で自己紹介を行いました。
その後、バフチェシヒル大学在学中にICSA in Japanを経験したのち、研究生として本学に来日し、9月から大学院に入学する留学生2人から日本語で、日本での生活についてアドバイスを行いました。続いて4年生、3年生、2年生の代表が英語で、続いて大学院生代表がトルコ語で、それぞれ歓迎の挨拶を行いました。最後に岡崎学科長・専攻長が留学生全員に、留学中の学生証代わりとなるMICカードを手渡しました。
本プログラム「ICSA in Japan」は今年で6回目を迎えます。留学生は8月1日(土)までの間、2年生、3年生、4年生のスタジオに分かれて、建築設計演習I(2年生)の「課題:平面の構成による小規模建築空間の設計」、建築設計演習III(3年生)の「課題:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」または建築設計演習V(4年生)の「課題:水辺の楽園」に取り組みます。また空間表現演習I(1年生)の「いけばな」や「木工」の参加を通して、日本の伝統文化と技術も体験する予定です。さらに、毎週土曜日のフィールドワークにも参加し、伊根の舟屋、天橋立、厳島神社などを見学する予定です。
また本学からも、大学院建築学専攻の修士1年生が10月にトルコを訪れ、バフチェシヒル大学の企画のもとに、保存修復の実務訓練を行うプログラム「ICSA in Istanbul」を行う予定です。