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| ■実物大のモノの世界から建築を考える |
紙管・竹による実物大の空間構築体験 
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大学院建築学専攻修士1年生の建築設計総合演習IIでは、前期の建築設計総合演習Iに引き続き実物大のモノの組立て体験をもとに建築の構造や工法を考え設計をおこなっています。
第1課題「紙管を使用した住居と集落」では、紙を構造体として使用した建築を計画します。紙管は軽いですが材料そのものが強いとはいえません。しかし、構造計画を工夫すれば、必ずしも強い建物をつくるために強い材料を使う必要はないことを踏まえて、計画を進めます。演習では、紙管を用いた 空間構築体験を通して建築の設計に取り組みます。
第2課題「竹による茶室」では、竹を構造体・仕上げ材として使用した建築を計画します。演習では、竹を用いた空間構築体験を行います。 |
| >>木製ブロック、スペースフレーム、膜による空間構築体験 |
| ■竹による空間構築体験 |
H22年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II「課題2:竹による茶室の制作」 第6週 |
2010年11月30、12月2・3日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授,大谷教授,三宗司郎先生,大井准教授
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| 屋根の仕上げ作業 |
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制作過程で最も苦労した建具の調整作業
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| 茶室は「竹葉隠」と名づけられた |
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縁側越しに竹の枯山水庭園を臨む |
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ライトアップでは室内のあかりをつけて来場者を迎えた
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講評会後の記念撮影
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設計段階では屋根材を細い竹で計画していましたが、より屋根の自重を軽減し安全性を高めるために仕上材をよしずに変更しました。小屋組を制作した学生たちは引き続き屋根の仕上げ工事を行いました。
障子枠を組上げた学生たちは障子紙を張る前に、試験的にすえつけてみました。しかし、あそびを考慮しなかったことと、施工誤差が災いして、調整に思いのほか時間がかかりました。柱の内側に障子を据えるパターンと柱の外側に据えるパターンを想定しているため、通常の倍の調整時間が必要で、学生たちは翌日の講評会に先生方に完成した様子を見ていただきたいと夜遅くまで作業に取り組みました。
講評会での学生たちは、技術演習時に手分けしながら作図した詳細図や作業の記録を発表し、先生方からは「紙管や膜などこれまでの原寸制作は模型のようなもの。今回は自然の材を削って船を作ることに相当するほど大変な作業だったと思いますが、皆さんよく頑張りました。」と言っていただけました。
12/4,5ではキャンパスを開放してライトアップのイベントが行われ、お茶室も公開されるので、前日は様々な設えを準備しました。茶室の名前は「竹葉隠(ちくよういん)」に決まり、腕に自信のある学生2名が、掛け軸の水墨画と扁額をそれぞれ作って据えました。また使用しなかった竹を用いて枯山水の庭園を作り、茶室内から縁側越しに見えるように演出をしました。ライトアップ当日は多くの来場者に努力の成果を見て戴きました。学生たちは制作に携わった空間を多くの人たちがうれしそうに体験してくれる様子を生まれて初めて見ました。これは学生たちにとっても感動的な体験となりました。 |
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H22年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II「課題2:竹による茶室の制作」 第5週 |
2010年11月25・26日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授,大谷教授,三宗司郎先生,大井准教授
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| 地切後、小屋組みを一気に軸組の上に上げる |
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棟上完了
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障子枠の制作
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| 屋根材となるよしずの方向を確認 |
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広小舞の取付位置を確認 |
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| 当初の予定では屋根のよしずを桁行方向にながすこととしていましたが、やはり棟から軒にながすほうがよいということになり、小屋組の棟付近に葺いていた竹を数本移動し吹き寄せの母屋にしました。岡組みされた小屋組がようやく完成し、いよいよ棟上です。小屋組の四隅にロープをかけてクレーンでゆっくりと吊り上げる瞬間は皆緊張しました。無事に軸組の上に乗せることができました。
その後、小屋組みと小屋束の位置を調整し、屋根仕上げの確認を行いました。屋根は特に端部が大切なので、広小舞や登りよどの母屋や垂木からの出を入念に検討し取付け始めました。並行して障子の作成も行われ、担当の学生たちは合計20枚の障子枠の作成に取り組みました。
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H22年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II「課題2:竹による茶室の制作」 第4週 |
2010年11月16・18・19日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授,大谷教授,三宗司郎先生,大井准教授
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軸組みの垂直を確認
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けんどん式の建具の試作を現場にはめ込む |
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| 小屋組 棟両側に竹を葺く作業の様子 |
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| 畳が入った様子 |
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柱頭をつなぐ板同士を金物でつなぎ合わせ軸組みが完成しました。しかし、竹は自然の材料のため幾分曲がって立ち上がっている柱もあり、念のため下げ振りを用いて垂直が保たれているか確認をしました。上と下で2cmのずれが確認されたので少しずつ矯正しながら軸組み全体を垂直に整えました。続いてベースと頭つなぎの板に穴を開けビスをはめ込みけんどん式で障子を設置するため、ビスがはめ込まれる穴の位置をだしました。
小屋組は棟の部分の垂木同士の取り合いに半割の竹をがんぶり瓦のように上から覆います。また屋根の仕上げ材であるよしずの長さが足りない部分は竹で屋根を葺きます。 当初は予定になかった畳も入手できることになり、試験的に置いて空間の雰囲気を確認しました。 |
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H22年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II「課題2:竹による茶室の制作」 第2,3週 |
2010年11月4・9・11・12日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授,大谷教授,三宗司郎先生,大井准教授
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| 竹の柱の取り付け方と水平力への抵抗方法検討 |
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柱を所定の長さに切断
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柱をベースに取付けたユニットを所定の位置に据付 |
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| 勾配、垂木の距離、軒とけらばのおさまりなど小屋組みの詳細検討 |
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| 柱頭つなぎ材を仮に配置し、空間を確認 |
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伐採した竹をもちいて茶室の制作を開始しました。まず最も目に触れる柱に相応しい竹を選定します。スパンと同じ距離をとり候補の竹を並べ、一本一本の表情や微妙な曲がり具合、相互のバランスを考えながら柱を決めていきます。長めに伐採したそれぞれの竹のどの部分を使うのかも検討します。 次に柱を所定の長さに切断します。直立するように配慮が必要ですが、自然のままの材料は曲がったり太さも異なるので試行錯誤しながらできるだけ丁寧な作業を心がけます。 柱を建てるためのベースとなる板も切断します。ベースに一本一本の竹柱の内径に合わせて製作したダボを取り付け、柱を立てたユニットを作り所定の位置にセットします。 一方、小屋組み制作担当の学生たちは、小屋束や棟木、桁、垂木を切り出しそれぞれの部材の連結方法を検討しました。
授業時間終了直前には、試みに柱に頭つなぎの板を掛け渡し空間の雰囲気を確認しました。 |
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H22年度 修士1年生後期
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建築設計総合演習 II「課題2:竹による茶室の制作」 第1週 |
2010年10月26,28,29日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授,大谷教授,三宗司郎先生,大井准教授
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| 竹の柱の取り付け方と水平力への抵抗方法検討 |
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| 小屋組みのモックアップで各部材の取り合いの確認 |
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| 障子のモックアップ |
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位置出し 誤差なく位置を定めることができた
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ベースとなる木製ブロックの設置 |
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| 前回の紙管による住居の設計に続き、今回も今まで使用したことがない材料から新しい可能性を検討するテーマで、竹を用いた課題に取り組みます。まず、課題説明文読み合わせでは竹を使用した建築物の事例を見ながら、どのように使用されているのか知識として学びます。続いて、今回は竹による茶室を実際に建てるため、たたき台となる設計図の説明を受けます。本物の制作に当たる前に、図面を見ながら柱の立ち上がりや小屋組みなど検討したい場所を抜き出して、キャンパス内の竹林から管理のために伐採してある竹を持ち込みシミュレーションを行います。
水平力に対しては貫(ぬき)を設けよう。小屋組みの麻縄での連結部分は複数本の部材を一度に結ばずに、2本ずつ結んだほうが良いようだ。障子の桟に竹が使えないか。など要所を確認しました。また、事前に技術演習の授業で施工担当の先生から様々なアドバイスを戴き、実習室の床に位置を出しベースとなる木製ブロックを並べました。来週はいよいよフィールドワークで竹の伐採に挑戦します。
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| ■紙管による空間構築体験 |
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H22年度前期 建築学専攻 修士1年生 建築設計総合演習II 課題1「紙管を使用した住居と集落」 |
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2010年9月28日 13:00〜16:20 担当:岡崎教授、大谷教授、本城邦彦先生、大井准教授
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