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7月21日土曜日建築スタジオ竣工記念シンポジウム「女性の感性と建築」が開催されました。
山本理顕氏は基調講演「建築をつくることは未来をつくること」のなかで「今の日本は標準化へと流されつつある危険な状態。そのような状況のなかで新たな歴史をつくり、今の社会システムを再構築し、地域社会の固有の文化を世界に向かって問いかけることが建築家の役割」とお話されました。
その後のパネルディスカッション「女性の感性を建築に生かす 建築家に求められるもの」では永山佑子氏から作品の写真をまじえながら「女性であることはひとつの個性。個性を生かしながら建築を見る人がそれぞれ何かを考えるきっかけになればと思いながら建築に取り組んでいる。建築は一生学び続けられるものなので建築を志す皆さんは勇気を持って一歩踏み出してほしい。」笹岡隆甫氏は「いけばなとは花の個性を引き出すこと。花に思いやりをかけることで、いろいろなことを感じ取れる視点を持ち、他者への思いやりを学んでほしい。」大井准教授は「学生時代に本物にふれ、長い目で見たときに今の自分にとって何が必要なのかを考えながら自分を大切に、一日一日を丁寧に過ごしてほしい。」菊川怜氏は「仕事で様々な建築を見るのは楽しいこと。多くの人に愛される建築を作ってください。」とそれぞれのパネリストから建築学科を目指す受験生や建築を学んでいる学生たちに激励の言葉がありました。 最後に山本氏から「私は、社会の大きな枠組みを考えるのが男性的、日常の細かなことを考えられるのが女性的と感じています。日常の些細なところに革命の目はあり、それが世界を変えてきました。些細なことを発見できる人が、感性の鋭い人でしょう。建築に携わる上でこれからは、男性にもそういった意味で女性的な目が必要でしょう。」と締めくくりました。
シンポジウム終了後、廊下に展示された自分の作品を永山氏に説明しアドバイスを求める学生たちの姿も多数見られました。
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