武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
■「保存修復技術」を学ぶタイル実習  
建築学科の学生が新校舎建設と歴史的建造物の修復の手伝い
新校舎のタイル作りに挑戦!!

 学生たちは建築学科の授業の一環として甲子園会館内の窯で、甲子園会館のタイルと同じタイルを制作し、貼り付ける作業を体験することにより 歴史的建造物の保存修復技術を習得します 。実習は以下の手順で行いました。

 1.型取り・焼成<神戸新聞 12月8日掲載> 
 2.タイル貼り 下地モルタル下塗り9mm
 3.      下地モルタル上塗り6mm
 4.      タイル貼り
 5.      目地詰め    

 なお新校舎「建築スタジオ」には甲子園会館とのボーダータイルを復元し使用しています 。

タイル貼り実習 第1回 「形取り・焼成」
甲子園会館 地下1階 アトリエ2 (2006年11月30日)
武庫川女子大学建築学科学生がタイル作り
武庫川女子大学建築学科学生がタイル作り
武庫川女子大学建築学科の学生が窯詰め
武庫川女子大学建築学科の学生が窯詰め 武庫川女子大学建築学科の学生が窯詰め
タイル貼り実習の第1回目です。
木型を使って行うタイルの成形とタイルの窯詰めを体験しました。
 
【新校舎のタイル】
 新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ約7,500平米です。今年5月に着工、来年3月に完成予定です。外壁には、甲子園会館の内外壁の茶色を基調としたタイルとそっくりのものを貼り、同会館と調和するデザインにする計画です。 甲子園会館のタイル(長さ約30センチ、縦、横各約3センチ)は、鉄粉を混ぜて焼かれています。このため不規則な黒い斑点がタイルの表面に現れ、これが微妙な濃淡となって独特の雰囲気をかもし出しています。

【甲子園会館】
 甲子園会館は1930年に、世界的な建築家フランク・ロイド・ライトの愛弟子・遠藤 新が「甲子園ホテル」として設計し、「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称された名建築です。「西宮市都市景観形成建築物」に指定され、現在は、武庫川女子大学の建築学科やオープンカレッジの校舎として使用されています。

【甲子園会館の屋根瓦の改修】
 
屋根瓦(縦28.5センチ、横33センチ)は70年余の歳月のため、改修が必要です。もとの瓦は緑が基調ですが、現在は色があせています。古い瓦の再現のため、実際の瓦の分析や文献調査などで、当時の色や形状に近い瓦の再現に挑戦しています。

タイル貼り実習 第2回 「下地モルタル塗り 9mm」
新校舎建設現場横 (2006年12月5日)
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
タイル貼り実習の第2回目です。
タイルをRC壁面に貼る下準備として前回接着剤を塗布した上に、今回はタイル下地のモルタルを9mmの厚さで塗りました。熟練の職人さんの指導により、左官作業に初めて挑戦しました。
タイル貼り実習 第3回 「下地モルタル塗り 6mm」
新校舎建設現場横 (2006年12月12日)
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
タイル貼り実習の第3回目です。
タイルをRC壁面に貼る下準備として前回接着剤を塗布した上に、前回はタイル下地のモルタルを9mmの厚さで塗った上に、さらにタイル下地のモルタルを6mmの厚さで塗りました。次回はいよいよタイル貼りです。
タイル貼り実習 第4回 「タイル貼り」
新校舎建設現場横 (2006年12月19日)
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
タイル貼り実習の第4回目です。
これまでモルタルを塗って仕上げた下地の上に、接着モルタルを塗りタイルを貼りました。1人1本ずつボーダータイル貼りを体験しました。
タイル貼り実習 第5回 「目地モルタル」
新校舎建設現場横 (2006年12月21日)
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
建築学科タイル貼り実習/モルタル下地9mm
タイル貼り実習の第5回目です。今回が最終回です。
先日タイルを貼った壁面のタイルの間に目地モルタルを詰めていく作業を体験しました。
11月30日から約3週間をかけて行われたタイル実習により施工に関する一連の流れを体験しながら学習しました。
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