「武庫川女子大学建築学科・大学院建築学専攻修士課程」(6年)
育成しようとする自立した建築家像
ならびに
学習・教育到達目標
プログラムが育成しようとする自立した建築家像
『真』を求める「理性」を磨き、『善』を行う「人格」を練磨し、『美』を享受する「感性」を養う。これらを総合できる全人格的能力を身に付け、社会に貢献できる建築家の育成
学習・教育到達目標
(A) 高い「理性」により、「強」や「用」を含む「真」の視点から建築的事象を理解するための「知識」を習得し、さらに習得した「知識」の統合により問題を解決する実践的能力を修得する。
(A-1) 語学や諸学の基礎学力の習得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる実践的能力を修得する。
(A-2) 構造や諸災害などに対する安全性を「強」として理解し、その基礎的・先端的技術を積極的に吸収し、演習や実習によって空間的に構成する実践的能力を修得する。
(A-3) 機能性や環境負荷などに関する快適性を「用」として理解し、その基礎的・先端的技術を積極的に吸収し、演習や実習により最適な空間を構成する実践的能力を修得する。
(A-4) コスト、スケジュールなど様々な制約条件を理解し、これらの下で、適切な設計・施工計画を進められる実践的能力を修得する。
(B) 「感性」豊かな個性を、関連する「知識」や実践的「創作」活動により磨き、地域の「美」的、「歴史」的、「文化」的価値を理解し、地域の伝統的文化を創生できる実践的能力を修得する。
(C)地球環境・国家・地域社会における、真に人間的な住環境形成のために、社会的義務と責任を重んじ、自律的に行動する「人格」を身に付ける。
社会の仕組みや現代社会の問題点を理解する能力と継続的に学習できる能力を身に付け、自律的活動ができる職能人としての自覚を形成する。
(D)「真」「善」「美」の修得と同時に、価値基準が異なる「真」「善」「美」を互いに総合する能力を身につけ、安全で、使い易く、美しい、真に人間的な住環境を創生する実践的能力を修得する。
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