FD推進活動計画

組織的FD活動の法制的義務化を受け、FD推進委員会は「FD推進委員会規程」に基づき、大学全体で組織的に教育水準の質的向上を実現するための活動を行います。

具体化した本年度の業務内容(資料1)が効率的に実施できるよう、FD推進委員会内に5つのプロジェクトを設け、集中的に研究・審議・提案を行います。資料2に、各プロジェクトとその業務内容を示し、そのまとめ役としてのリーダー(◎)を記載しています。

糸魚川学長から特に要望が出されている「授業改善指針」の事例化とその具体的奨励化については、「大学授業研究プロジェクト」による研究定例会を開催します。

FD推進委員会では、名実ともに『日本一の女子教育を実現する武庫川学院』を目指しています。学生、教員、職員の皆様方のご理解とご協力をお願いします。

FD推進委員会の業務内容

<資料1>
―武庫川女子大学FD推進委員会規程(平成20年1月1日規程第1号)に基づく
No. 本委員会の審議事項 担当 主な任務
1 授業改善のための基本方針の策定に関する事項 全 員 @高い質を保証し得る「学士課程教育改革」への、全学的アプローチへの側面的支援
A「武庫川女子大学授業実施要項」原案作成
2 教員の研修会及び講習会の開催に関する事項 FD推進課題調査
プロジェクト
@高等教育戦略や大学教授法に関する講習会の企画・運営・広報
Aこれを踏まえた、学内議論の展開→演習形式など、参加度を高める工夫をする。
B教員に対する、研修課題関心事項のアンケート調査とこれに基づくFDプログラム化。
C上記Aを前提に、テーマ別の講習会を企画し、FD活性化を図る。

3 教員の教授法及び教授活動の相互研鑽に関する事項 大学授業研究
プロジェクト
@「大学授業研究部会」の開設・実施と運営等
A「大学授業研究部会」の報告と課題の整理
成績評価法研究
プロジェクト
@「成績評価法研究部会」の開設・実施と運営
A「成績評価法研究部会」の報告と課題の整理
4 FD活動に関する情報の収集と提供に関する事項
前原委員長
安達副委員長
高橋委員
@「関西地区FD連絡協議会」への対応検討
A高等教育改革を含む授業改善等に関する、他大学の情報や、大学コンソーシアム等からの情報収集とその提供・報告など
FD推進広報プロジェクト BFD推進のためのHP設定と運営・管理
5 各学科の教員へのFD活動の啓発に関する事項 全員 @高い質を保証する「学士課程教育改革」への、学科によるアプローチへの側面支援
―学科が抱えている授業改善問題調査―
FD推進課題調査
プロジェクト
A学科長からのFDテーマ提案、学科教員からの問題提起などを吸い上げて、学科内でプログラム化する。同時に、その活動状況を全学に紹介する。
FD推進課題調査
プロジェクト
BEx.「○○資格に必要な基礎学力向上の授業開発事例」「学生の社会体験を生かした授業開発事例」「教職実践力を高める授業開発事例」などの紹介。
6 教員の教授活動の支援に関する事項
有志 @大学教員のための個人相談コーナー開設「大学授業ラウンドテーブル(仮称)」
7 その他、学長の諮問する事項及び委員会が必要と認めた事項
大学授業研究
プロジェクト
@ 本年度は、大学授業研究に特化して、「大学授業研究部会(仮称)」を組織的に展開する
成績評価法研究
プロジェクト
A 「成績評価法研究部会(仮称)」における「成績情報公開」に関する検討・報告

プロジェクトの組織化

<資料2>
  プロジェクト名称 担 当 者 氏 名    主 要 な 任 務
@ 大学授業研究プロジェクト  1.齋藤委員◎ @「教育改革推進委員会」より提示された、授業改革の指針に即した授業実践事例を収集し整理する。
A優れた授業実践事例の学内紹介とともに、学内に推奨する手立てについて提言する。
B@Aを遂行するための「大学授業研究プロジェクト」を運営し、実施に際して、学科と調整する。
2.大井委員
3.松本委員
4.山田委員
5.寺島委員
6.松井委員
7.高橋委員
8.私市委員
9.前原委員長
10.安達副委員長
A FD推進課題調査プロジェクト 1.林委員◎ @大学教育改革・授業改革・カリキュラム改革等に係る、外部講師による講演会を企画し、事前調査・準備・運営・事後調査等を行う。
A調査結果を活用してFD推進のための全学又は学科のプログラム及び実施方法等を提言する。
2.木村委員
3.高井委員
4.瀧居委員
5.前原委員長
6.安達副委員長
B 成績評価法研究プロジェクト  1.野村委員◎ @「教育改革推進委員会」より提示された、「成績情報公開」に関する調査結果を整理し、この問題の処理方法を提示する。
A成績評価方法について研究し、その改善のための具体的方法について提言する。
Bシラバスに記載される「成績評価方法」の改善について、提言する。
2.奈良多委員
3.寺島委員
4.西田委員
5.松本委員(教務)
6.前原委員長
7.安達副委員長
C FD推進広報プロジェクト 1.私市委員◎ @FD推進委員会HPを立上げる。 
AHP情報発信内容の検討と工夫
B他大学のFD広報活動の調査
2.西川委員
3.前原委員長
4.安達副委員長
D 武庫川学院
全人教育実践開発研究プロジェクト
1.松井委員◎ @「学士課程教育の質的保証」を支える総合的教育体制構築の観点より、理論的実践的研究を行う。
A本学「立学の精神」「学院教育綱領」「教育目標」に基づく全人教育 について研究し、授業外教育をも視野に入れた実践方法や具体的プログラム案を開発する。
2.松本委員
3.高橋委員
4.瀧居委員
5.松本委員(教務)
6. 私市委員
7.前原委員長
8.安達副委員長
  1. ◎印=当該プロジェクトのリーダー(まとめ役)を意味する。前原委員長と安達副委員長は、全プロジェクトに参加する。
  2. 上記プロジェクト・リーダーは、各プロジェクトを統括し、諸任務を遂行する。
  3. 委員長、副委員長、教務部長、各プロジェクトリーダー、法人室次長、教務部次長、システム課長をもって小委員会を構成し、 FD推進委員会の運営等について連絡・調整する。
  4. Dは委員会の特別プロジェクトと位置づけ、中長期的展望に立って、その任務を遂行する。