教育方針

看護の対象を病める人ではなく生活する人と捉え、生き方や価値観を尊重し、様々な角度から支援を考え実践する「360°看護力」を持った学生を育成します。

ディプロマ・ポリシー

本学科では、本学の定める修業年限以上在学し、共通教育科目・基礎教育科目および専門教育科目を所定の履修方法に従って127単位以上を修得し、次のような能力・資質を備えた者に対し、教授会の意見を聴いて、学長が卒業を認定します。卒業が認定された者には、学士(看護学)の学位を授与します。
知識・理解
  1. 人の生活を理解するための幅広い教養や基礎知識を身につけている。
  2. 生活者としての人を支援するために必要な専門的知識を習得している。
技能・表現
  1. 生命の尊厳と人権尊重を基盤とした倫理観と人の価値観を尊重したコミュニケーション方法を身につけている。
思考・判断
  1. 人の生活や健康を支える様々な要因(身体心理社会的)についての情報を収集し、分析することができる。
  2. 援助が必要な人の状態を明確にして、援助の根拠を特定することができる。
  3. 生活および医療全般にわたって、その人に起こりうる事態を予測し、論理的思考力と的確な問題解決能力に基づいて、最善策を導き出すことができる。
態度・志向性
  1. 患者のトータルケアを行うプロフェッショナルな看護師として社会に貢献する意欲を持っている。
  2. 看護師として、生涯にわたって自分を高めていこうとする強い意思・意欲を持っている。
看護実践力・多職種間連携能力
  1. 他の医療職者や福祉関係の職種との連携を理解し、その人や家族への援助ができる能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

本学科ではディプロマ・ポリシーを達成するために、次のような教育内容に基づき、以下の3つからカリキュラムを編成します。
共通教育科目
  1. 人の生活や生命、それを取り巻く社会や文化・環境といった幅広い教養を学び視野を広げる科目
  2. 看護を行う上で必要不可欠な科学的な思考、論理的な思考力、コミュニケーション能力を身につける科目
  3. 女性として社会人としてキャリアを積み上げていくために必要な基本的態度を身につける科目
基礎教育科目
  1. 人の身体を理解し、健康や病気、障害に関する観察力や判断力を養うとともに、看護を行うときの根拠や必要性を考えることができる科目
  2. 人の健康や障害の状態に応じて活用できる保健医療福祉サービスを理解するための科目
  3. 看護を学ぶ基礎として、保健医療の関連情報の分析や国際的な視野で情報を得るための情報活用技術や英語力を身につけるための科目
専門教育科目
  1. 高度先進医療から在宅医療に至るまでの治療の目的を理解する科目
  2. 生活者としての人を支えるために必要となる知識と技術を学修する科目
  3. 必要な看護実践を計画し、看護実践能力を育成する科目

教育課程全般を通じて、講義・演習・実習といった授業形態により看護学の知識、技術、態度の要素を統合的に養います。

各専門科目それぞれで対象者の人権尊重などの倫理的な視点および行政・施策に関する内容が含まれます。

また、教育課程については統合看護学実習と修了年次に提出する卒業論文、卒業論文の研究発表・討議をもって教育課程を通じた学修成果の総括的評価を行います。

こうした看護学の学習により、本学科が目指すところである援助の対象者を「生活者」と捉えて、生活の質(QOL)と治癒の促進を考慮しながら科学的な根拠に基づいたトータルケア(看護)を導くための基盤づくりを可能とします。

なお、本学科では所定の授業科目を修得することで、看護師の国家試験受験資格を得ることができます。

アドミッション・ポリシー(望まれる学生像)

本学が掲げる目的・目標(「立学の精神」)や伝統を理解し、明確な目的意識を持って、高度な専門性を要する看護師に必要な知識・技術および医療専門職者として自立する力を積極的に獲得しようとする者を求めています。
  1. 看護師として保健・医療・福祉分野へ貢献する意欲がある人
  2. 人の気持ちや考え方を尊重し、人間関係を築こうとする行動力のある人
  3. 自ら進んで学習を続けていける人
  4. 柔軟な考え方ができ、看護を探究していける人
  5. 人間の理解の基本となる基礎学力(生物・化学・数学・英語等)を身につけた人