三好庸隆研究室

三好庸隆(みよしつねたか)研究室へようこそ。

三好庸隆研究室では、<都市><建築><まちづくり>をキーワードに、教育と研究を行っています。
教育については、ゼミ生の皆さんには身近な生活環境、たとえば自分の住まいや自分の生まれ育った街、
あるいは関心のある街についてできるだけ具体的に思索、調査などを深めて、分析・企画・計画・設計に
結び付けて考えていくこと、行動を起こすことを指導方針としています。
研究については、三好自身が1975年から現在まで一貫してニュータウンの計画・設計に取り組んできていることから、
その延長線上にあるニュータウンの再生・郊外生活環境再生などの今日的テーマについて実践的に取り組んでいます。



お知らせtopics

2024.3.27(水)

去る3月15日(金)、予定通り、台湾:銘傳大学にて招待講演を無事済ませました。
講演に先立って、銘傳大学総長から私のご紹介と、記念品の交換があり、華やかな雰囲気の中で講演を行うことができました。
銘傳大学は、台湾でも有数の規模を持つ大学で、キャンパスは台北市内と空港近くの桃園地区にもあります。
講演の様子が、武庫川女子大学HPにアップされていますので、ご笑覧ください。
武庫川女子大学 お知らせページ

又、昨日26日(火)は、第177回豊中まちづくりフォーラムでの講演を予定通り行うことができました。
会場には、懐かしい顔ぶれや、3名のゼミ生の姿も見られ、嬉しく思いました。


2024.2.25(日)

4年ゼミ生10人の卒業研究に関する発表会、査読、採点などの一連の行事は全て無事終了し、
あとは、教授会での卒業判定を待つばかりとなりました。

さて、昨年末に上梓しました書籍に関連して、3月15日(金)に、台湾:銘傳大学にて講演を依頼されています。
また、3月26日(火)夕刻には、豊中まちづくり研究所から「第177回豊中まちづくりフォーラム」での講演を依頼されました。
お時間がありましたら是非お越しください。
「第177回豊中まちづくりフォーラム」チラシ


2024.2.16(金)

今年度の10人のゼミ生のうち、8名は何らかの形で、
三好研究室と数年来連携している大阪府豊能町を舞台とした(あるいは関連した)テーマで
卒業研究(論文、設計)を纏めています。
8名のうち6名(2名は都合がつかず欠席)が、本日豊能町建設部長と課長を大学にお招きして、
卒業研究内容を報告しました。
この場には、豊能町での活動で度々ご一緒しているオリエンタルコンサルタンツのお方、
さらにこれからご縁が出来そうな、大阪大学先導的学術研究機構のお方もご一緒しました。

それぞれの発表に対して、真剣な質疑応答がなされるとともに、
卒業研究としての成果を評価する嬉しいコメントを頂くことが出来ました。
また、卒業設計では、かなり大きな模型をゼミ生は作成していますが、
それらに対しては、驚嘆の声も出て、皆さん写真を撮っておられました。
武庫川女子大学 お知らせページ


2024.1.1(元旦、月)

世界は混沌とし、日本も政治を中心に足元が心もとないですね。
そのような中、日本、関西では万博。なんだか議論の次元が違うような気がしますね。
大丈夫かなと思うのは私だけではないかと思います。
そのような中、少しでも、前向きにお互い頑張りたいと思います。

前年末に、新著を刊行しましたことは、このお知らせ欄にも記載しました。
その後、大学の先生方、行政の方々を中心に、このような本が欲しかったと、過分のお言葉を頂戴しています。
少しでも多くのお方の目に留まり、オールドニュータウン、郊外、地方をどうするか、
といった議論が巻き起こることを期待しています。
そのような議論に本書が少しでもお役に立てれば、と思っています。

本年もよろしくお願いします。三好。


2023.12.20(水)

2018年頃から少しずつ執筆してきました私のニュータウン論(或いはオールドニュータウン論)についての書籍が、
いよいよ12月20日より、書店で流通します。
「都市計画」「まちづくり」「地方創生」となどのコーナーに置かれる、と聞いています。

ニュータウンに関心のある方は勿論のこと、「郊外再生」「人口減少時代のまちづくり」などに興味のある方は、
是非書店で手に取っていただけると嬉しいです。
ニュータウン・住宅地の多くの研究者とは少し違った視点からの提言をかなりたくさんしているつもりです。
出版社は大阪大学出版会です。
https://www.osaka-up.or.jp/book.php?isbn=978-4-87259-785-1


2023.11.30(木)

この欄、すこし間が空いてしまいました。
9月後半から後期が始まり、既に中盤から後半に差し掛かりつつあります。
新しい3年ゼミ生10人も確定して、卒業研究基礎演習も順調に滑り出しています。

ところで、兵庫県が主催している第25回人間サイズのまちづくり賞の発表が11月14日にあり、
私たちが企画・設計で取り組みました「武庫女ステーションキャンパス」が、
「まちづくり建築部門 知事賞」を受賞し、先日の11月28日(火)に兵庫県公館で、表彰式がありました。
兵庫県から公表されています知事賞の詳細資料と、表彰式の様子が学院のHPに上がっています。
リンクを張っておきますので、ご笑覧ください。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20231114_14440.html
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/documents/20231114_14440_1.pdf
https://info.mukogawa-u.ac.jp/publicity/newsdetail?id=4557


2023.7.6(木)

私が高架下プロジェクト「武庫女ステーションキャンパス、同アネックスT,U」の企画・設計者として参画してきました
「阪神電鉄本線鳴尾駅付近連続立体交差事業」が、第35回全国街路事業コンクールにおいて、
グランプリである国土交通大臣賞を受賞しました。
表彰対象者は、兵庫県阪神南県民センター/西宮土木事務所です。

受賞作品として講評をみますと、「武庫女ステーションキャンパス」の存在が、
この連続立体交差事業をまちづくりの視点からユニークなプロジェクトとして評価されていることが見て取れ、嬉しく思います。
https://www.gaisokkyo.jp/doromanage/wp-content/uploads/2023/07/ba8ce33c715ab6b992e45418f75070b8.pdf


2023.5.12(金)

今年に入り、米国オープンAIが開発した「チャット GPT」の急速な普及状況と、
その驚くべき情報収集能力、スマートな文章作成能力についての、さまざまな視点からの議論が喧しいですね。

5月12日からの、富山市・金沢市での主要7か国(G7)教育相会合においても
学校での生成AI(人工知能)の扱い方が議題の1つとなるようです。

教育現場での生成AIの安易な使用は、子どもらの思考力に悪影響を与える恐れがあることなどをどう考えるか、
と言ったことが議論されるのでしょう。

大学現場ではどのように対応すべきでしょうか。
先日大学3年生の100人弱の講義で、チャットGPTを使用したことがあるかどうかを尋ねたところ、
現時点ではほぼ全員が未使用でした。
私自身はお遊び程度に無料版のチャットGPTを時たま使用していますが、
感想として、先ずはどんな感じかなと言った一般的情報収集には大変役に立つとともに、
少し突っ込んだ情報やなるほどと唸るような創造的文章には(当然かもしれませんが)出会ったことはなく、
まあこの程度かと言った印象です。
最も無料版だからかもしれません。

学生さんたちには、新しい技術の問題点(著作権、再現性など)をよく知り、
下調べなどには上手く使い、むやみに恐れず、怯まずに、
このような技術が身の周りにどんどん出てきた時に、AIにできなくて自分にできることは何か、
自分の特色は何かと考えて、自らの未来を創造的に開拓していって欲しいと思います。


2023.3.18(土)

本日は大学の卒業式。
雨降りなのが残念ですが、私のゼミからも9人が元気に社会に巣立っていきます。

話は変わりますが、三好研究室出身者で、最近嬉しい話題があります。

玉井香里さんという方の話です。
玉井さんは現在50代過ぎかと思います。
専門学校卒業後、設計事務所に勤め、その後母校の先生を続けながら子育て。
子育てが(多分)ひと段落したころの6年ほど前、
つまり40代半ばに縁あって大学院生として私の研究室に来ました。
そこで修士号を取得し、その後、私と相談の上、
奈良女子大大学院博士課程に進学しています。
現在博士号取得の一歩手前といった感じでしょうか。
これらと並行して、専門学校で担当しているキャドなどのノウハウに関してブログを書いていたところ
それが学芸出版の目に留まり、添付に示す教材を出版しています。

大変わかりやすい本です。

本そのものもさることながら、一人の女性としてのキャリアの積み上げ方など、
ロールモデルとして武庫女の学生さんにはおおいに参考になるのではないかと思われます。

彼女のYouTubeなども面白そうですよ。

――――――以下玉井さんからのメール転送――――――
武庫川女子大学御中 三好先生

お元気ですか。
今日は先生にいくつかご報告があります。

2月24日に学芸出版社から「Autodesk Revit + Lumion ではじめる BIM&建築ビジュアライゼーション」
という書籍を出版しました。
この書籍は建築系の専門学校や大学の教科書としてと、中堅個人事務所、建設会社の初学者向けです。
(概要を添付させて頂きます)

博士課程のほうは順調で日本家政学会に提出した論文が無事受理され、
二月号に掲載されました。
現在二本目の論文を日本建築学会に提出し審査結果の連絡待ちです。
その論文が採用になれば、残りの一本は奈良女の家政学会に提出をすれば良いので
うまくいけば来年度で博士課程を修了できるかもしれません。

仕事のほうは、4月から愛知産業大学の通信教育部の建築学科の専任教員(准教授)として勤務することになりました。
担当科目は設計CAD・BIMで採用されました。
さらに嬉しいことに主任教授に出版した書籍を送ったところ、
高く評価して頂き「スクーリングの教材に最適だと思います」という連絡を頂きました。

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2023.2.7(火)

先日急にテレビ朝日から取材が入り、2回、合計2時間ばかり東京からオンラインのインタビュー取材を受けました。
テーマは、オールドニュータウン問題についてです。
いろいろ専門家をあたられたようで、最終的に私への取材となったようです。
関西から積極的に発信すべき、という意見を持っていますので、可能な限り丁寧に対応しました。

その内容は、報道局「スーパーJチャネル」という番組で、
『Jの追跡 「バブル期開発“希望の町”ニュータウンの今」』と題して、東京圏で放映されました。
関西では放映されないのが残念です。


2023.1.10(火)

お正月休みも開けて、今日から本格的に新年スタート。
生活環境学科の卒業学年の学生さんは、卒業研究の要旨提出→
卒研発表会に向けてPPTなど準備→2月1日〜3日の卒業研究発表会→
指摘を受けたことに対して修正した卒業論文の最終提出などのスケジュールが控えています。

是非頑張って、自分もやればここまでできる、
という知的達成感を味わってほしいと思っています。


2022.12.21(水)

今日が卒業研究の締め切り日。
三好研究室の9人は無事提出してくれました。
今年は製作系が2人、論文が7名という構成で、
少し余裕をもって仕上げた人、ぎりぎりまでかかって指導教員である私の最終確認なしで提出した人などそれぞれです。

やはり、どれくらい集中力を発揮して卒業研究に時間をさけることができたかで、
成果レベルが変わってきますね。
毎年感じるのですが、もう少し早め早めに取り組む癖をつけてほしいですね。


2022.10.7(金)

本日の文化祭、何とか天気が持ってくれると嬉しいです。

さて、阪神電鉄の鳴尾・武庫川女子大前駅の改札出た高架下正面に
「武庫女ステーションキャンパス(MSC)」を企画・設計し、2019年にオープンしています。
施設というハードが整ったので、その後、MSCを動かす組織として
阪神電鉄、みなと銀行、スーパーライフさんなどに加わってもらい
「鳴尾エリアマネジメント連絡会」(会長は学院事業部長)を作ってます。

その組織をエンジンとして、学生参加型で「なるお通信」年2回発行、
「鳴尾ふれあいイベント」開催(今は来年度の企画中)などの活動をしてきています
(関連プロジェクトとして「みんなのちっちゃなアートボックス」での展示を2年弱続けています)。

今般MSCとこの活動全体に対して、2022年度Good Design賞を受賞することができました。
https://www.g-mark.org/award/describe/54495?token=QK4A2fnSeJ
国土交通省幹部のある方からは、駅中心のネイバーフッド型の職住遊学をテーマとしたまちづくりの優れた例だ、
との言葉ももらいました。

武庫川女子大学は資格など堅実な面でのイメージは確立出来てきていますが、
これからの成熟社会に向けては、創造性(アート、クリエイティビティ)、
企画・実行力、地域社会貢献面で存在感を出していく必要があると、かねてより思っていますが、
これには年月を必要とします。
MSCを活かしたこのような活動が、
そのことに向けて少しでも筋道をつけるのに貢献できれば嬉しいなと思っております。
新3年ゼミ生の何人かが、「鳴尾ふれあいイベント」の企画会議などに参画してくれると嬉しいですね。


2022.9.19(月)

この夏は、出版予定の本の執筆で明け暮れました。
久しぶり(20年ぶりかな?)の単著で、原稿のボリュームもあるので、統一した書きぶりなど気を使います。
共著の一部を執筆するのとはかなり異なった緊張感がありますね。

後期に入り、今日は敬老の日ですが、大学の暦では月曜日の授業がある日です。
三好研究室3年の新ゼミ生の初回のゼミを本日持ちました。初顔合わせです。
今年の3年ゼミ生は11名で、定員の上限人数です。
元気そうな人ばかりで、協調していい学び、いい経験を積んでくれればと思っています。


2022.6.18(土)

RSK山陽放送武田ディレクターからのまた別の下記メールが届きました。
ご笑覧いただければ嬉しいです。
―――――――――
お待たせいたしました、「明舞団地」の回を昨晩アップいたしましたので、
ぜひご覧下さいませ(タイトルも今回だけ、「山陽団地」から変えました!)

またネットさえあればどこでも観られるようになりましたので、
ぜひこちらのアドレスを、観てもらいたい方にお伝えして頂いたり、
HPなどに貼って頂いたりしてくださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=_P5sofRf2_A

また拡散できるようにツイッターにも配信番宣を打ちましたので、
こちらもシェアして頂くなどご活用ください。
https://twitter.com/RSK_EveningNews/status/1537744361248567296

それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
有難うございました!


2022.6.7(火)

この欄、気になりつつ、半年空いてしまいました。私自身は結構忙しくしています。
4年ゼミ生さん10人も卒論テーマをそろそろ固めつつあります。
そんな時、岡山・山陽放送のディレクターさんから下記のメールをもらいました。
昨年、私が協力させてもらって番組が好評で、その後YouTubeチャネルなどで流しているという話です。ご笑覧ください。
―――――――――
大変ご無沙汰しております、RSK山陽放送の武田です。
昨年は明舞団地の件で大変お世話になりました。
誠に有難うございました。

さて、弊社では昨年10月にニュース専用のYouTubeチャンネルを立ち上げました。
https://www.youtube.com/channel/UCfNJ401HCz9do6ZOGV-oTdQ

実はそこに、番組では使わなかった素材で作った8分間のニュース企画を作成し
その動画をアップしたところ、動画再生回数が半年で20万回を超え
現在、弊社チャンネルでトップとなっております。
https://www.youtube.com/watch?v=5bGk0zRH9xU&t=13s

そこで、「ニュータウン」に鉱脈があると思いたち、今月から番組を5分割して
配信することにしました。すでに先週末に第1話、第2話を配信しております。
https://www.youtube.com/watch?v=vxGTYE1-r0Q
https://www.youtube.com/watch?v=iA-nTu-lI-E&t=309s

さらに相乗効果を出すために、昨日、再生回数が20万回を超えたYouTubeを記事化して
ヤフーにアップしたところ、トップページに掲載され、昨日1日で110万人に見られました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e35d6e515413909bd975375dfc07595e9b5ceae0

ということで、「ニュータウン」に関するネット戦略が順調に推移する中、
明舞団地を取り上げた「第4回」の動画配信を、今のところ6月17日を予定しております。
ようやく皆さんにも自由にシェア頂けるようになりましたので、再来週にはなりますが
三好さんの研究室のHPに掲載いただくなど自由にシェア頂けますと幸いです。
それでは引き続きよろしくお願い致します。
有難うございました。


2021.12.24(金)

本日が今年度の卒業研究の締め切りです。
12月に入ってから大学で遅くまで卒業設計や論文の仕上げに取り組むいつもの風景が見られていました。
完成度にはばらつきがありますが、三好研のゼミ生は全員提出してくれたようで、まずは第一関門通過です。


2021.12.13(月)

9月に岡山の山陽放送からオールド・ニュータウン再生に関する取材が突然ありました。
ネットなどで調べて私にたどり着いたようで、
取材は大学研究室と私が長らく関わって来てます明舞団地で受けました。

その番組(一時間番組)が9月末に岡山地方で流れ、
先方曰く、「好評だったので全国放送になる」そうです。
・12月19日(日)午前10時〜BS-TBS
・年明け1月15日(土)23時〜CS-TBS「JNNドキュメント」
との連絡が入ってます。

お忙しくされているかと思いますが、私の活動の一環です。
ご照覧いただけましたら幸甚です。


2021.11.23(火)

今日で「のせでんアートライン2021」が終了しました。
クロージングイベントである、能勢町旧東郷小学校での野外シアターは迫力があり、
その可能性を改めて感じることができる内容でした。

アーティストの皆様、マネージャーの皆様、事務局の皆様、自治体ご担当の皆様、
そして今回のアートラインに関わってくださった多くの皆様、大変お疲れ様でした。
企画時期はコロナ禍での緊急事態宣言の最中であったりして、
予測が難しい検討事項が多かったのですが、会期中は一転霧が晴れたように緊急事態宣言が解けました。
オンラインでの発信に力を入れましたので、今回は今までとは一味違ったアートラインとなりました。

後片付けなどがひと段落しましたら、今回のアートラインの評価作業が行われますが、
どのような結果になるか、不安と期待が入り混じります。


2021.10.30(土)

今日から、第5回「のせでんアートライン2021」が開催されています。
開催期間は11月23日までで、期間中の主に(金)、(土)、(日)の週末を中心としたプログラム構成です。
本日のオープニングイベントは「オンライン音楽祭」で、
川西市の里山で有名な黒川地区の公民館で無観客・配信のプログラムが実行されました。
私は関係者の一人として状況を見てきましたが、なかなか迫力のあるいい音楽祭であったと思います。
ぜひweb上で見てください。
アーティスト集団SPEKTRAの刺激的な会場演出。
Kan Sanoさんのキーボード、Sawa Angstromのライブ、
空間現代と現代詩の最先端を疾走し続ける詩人・吉増剛造さんとのコラボ、いずれも迫力満点です。
http://noseden-artline.com/2021/


2021.10.23(土)

本日と24日(日)の2日間、本学にて、日本インテリア学会の第33回大会がありました。
私は大会長で、大会実行委員長は生活環境学科の黒田智子教授です。
すべてのプログラムはオンラインです。
本学の開催ということで、生活環境学科の学生作品の発表も行われました。
http://jasis-kansai.jp/33rd/participation.html


2021.10.5(火)

2020年度から2か年間にわたって取り組んできた
「オールド・ニュータウンの再生への取組状況と今後のあり方に関する研究」の
21年度の報告会が5日 (火)夕刻、大阪京橋のホテルモントレ大阪にて開催されました。
コロナ禍での開催ということで人数を絞っての報告会ですが、
関西でニュータウンに関して大変詳しい専門家ばかりの参加です。

2か年目の報告のサブタイトルは「《再生グランドデザイン》の提言」です。
オールド・ニュータウン再生に関する大胆な提言を行いました。
概ね好意的に受け取られたようで研究主査として嬉しく思います。
引き続きこの提言内容を深めようと思っています。


2021.7.23(金)

新型コロナの感染拡大や開催の是非の議論が渦巻く中、
「2020東京オリンピック競技大会」はオープンを迎えました。
武庫川女子大学からも在学生が2名日本代表として参加しています。
彼女たちを含め、この大会に勝負をかけている選手の皆さんには是非とも思いを遂げていただき、
幸運が訪れることを祈念しています。

一方で、開会式を見ていても、また国別に何個メダルが取れるかを強調して報道しているメディアの論調などには、
1964年東京オリンピックを目にしている私には、時代は変わりつつあるのになぁ、
という印象がぬぐえないのですが、皆さんはいかがでしょうか。
そのような視点から新聞の有識者のコメントを見ていると、
どうやら私だけではなさそうな気配です。
ではそれぞれの選手の活躍に感動する気持ちと並行して生じるこの違和感の源泉は何処にあるのか、
オリンピックはどのような方向に向かっていくのか。
オリンピック終了後の民意はどこに向かうのか。
サラッと見過ごすのではなく、じっくりと見ていきたいと思っています。


2021.6.28(月)

兵庫県は、・・・まん延防止重点措置区域→緊急事態措置区域→その延長。
さらに延長となり、また6月21日(月)から7月11日(日)までを期間として
緊急事態措置区域からまん延防止重点措置区域に移行しています。
これに合わせて本学も授業態勢を推移させており、
6月21日から一週間を必要に応じて対面授業への移行調整期間とし、
6月28日月曜日からは、対面授業再開可能へと移行しています。

私は現在座学である@「まちづくり論U」(生活環境学科3年を主対象)、と
A設計演習である「建築・インテリア設計U」(同3年)、
それにB4年生のゼミを受け持っていますが、
@については、15回講義のうち13回分のオンデマンド用の録画を収録済みであるため、
講義スタイルの変更はなしとし、最終回はライブとしています(この講義でのライブは2回目)。
Aについては、設計指導ですので、対面授業再開です。Cについても対面再開です。
28日からはキャンパスに学生の姿が多くみられはじめ、かつてのキャンパス風景が戻ってきている感があります。
やはり学びの場はこうでなくちゃ、と言う感じです。


2021.4.9(金)

2019年の暮れに、学院上層部の方から、「鳴尾・武庫川女子大前駅の駅前公園の時計台のところに、
かねてより鳴尾連合自治会から依頼されていたアート作品を寄贈する」という件について、
そもそものアイディアも含めて、私の方で考えるよう指示がありました。

関係者の賛同を得つつ、「武庫川女子大学のアート環境を考える研究会(代表:三好)」の仲間の協力を得つつ
「みんなのちっちゃなアートボックス」という形で実現させました。
いわば、駅前の世界一小さな美術館です。

鳴尾連合自治会長、西宮市幹部、学院長、学長他の参列の元、
そのオープニングが本日ありました。
式の司会進行は私が勤めました。
オープニングの作品は教育学科の藤井達矢先生の作品『営みの森』です。
武庫川学院がある鳴尾地区が、アートの潤いのある雰囲気が生まれてくると嬉しいですね。


2021.3.20(土)

コロナ警戒の元、今日は短大と大学院・専攻修了式が行われました。
保護者他には参列ご遠慮いただき、人数を絞った内容での開催です。

大学院・専攻修了式では、課程博士号を取得した三好研究室ゼミ生の司馬麻未さんも列席、
私は教員を代表して祝辞をおくりました。
 祝辞は、このような変化が激しい時代に学位を取得する意義、
取得後のキャリアデザインについてエールを送る内容としました。

後日複数の教員の方から、私の祝辞内容に対して、いろいろインスパイヤ―されることが多くよかった、というお褒めの言葉をいただきました。


2021.2.25(木)

久しぶりに、対面での講演を行ないました。
西宮市主催の、西宮市大学交流センターにおける2020市民対象講座インターカレッジ西宮・大学共同講座(後期)で、
講義タイトルは「高齢社会とまちづくり―個人も元気に、まちも元気に」です。
18時半から20時までで、20名位の熱心な受講生の方がおられました。
皆さんマスクを付けて、です。
受講者平均年齢はおそらく70歳前後と思われますので、
一つでも「今日はこんな話が聴けた」と愉しく思っていただき、
記憶に残るような内容とはどのようなものか、ということに腐心し、
暮していて愉しく、健康になるまちづくりとはどのようなものか。
医療・保健の専門家はどのようなことを言っているか。などについて語り、
私がこれからのまちづくりで、健康が重要なテーマになりうる、と考えいろいろ取り組んでいる話
―例えば郊外ニュータウンの暮らしの活性化、地方創生、身近な街区公園などの活性化などのお話しを、
コロナ禍でひとびとの行動様式、暮らしの価値観が変化してきていることなどをお話ししました。


2021.2.17(水)

この日学科会議で4年生の卒業判定、及び研究科委員会での学位取得の可否が審議されました。
4年ゼミ生4人は無事卒業が確定しました。
また、三好研博士課程の司馬麻未さんは、長年の研究を博士論文にまとめ、
予備審査、公聴会を経て、本日研究会委員会で、博士論文に充分値するとして、満票で「合」と判定されました。
司馬さんおめでとう。
指導教員として嬉しく思います。
司馬さんの学位論文タイトルは
「個人化社会の住まいにおける社会環境形成に関する研究―シェア居住に着目した基礎的考察―」です。


2021.1.20(水)

「武庫女ステーションキャンパス」は武庫川学院の地域貢献施設として企画・設計し、
2019年秋にオープンしています。
この施設を通じて、鳴尾・武庫川女子大前駅周辺地域が活性化することを目指しているのですが、
それを目指して、武庫川学院と阪神電鉄との共同企画としてエリアマネジメント組織の設立と、
ミニコミ誌の発行を2020年夏ころより企画していました。
この度その成果として「鳴尾エリアマネジメント会議」の設立と
ミニコミ誌「なるお通信」第一号を発刊することが出来ました。
約1万1千部の発行です。身の丈として生んで、大きく育てていきます。


2021.1.9(土)

この欄、少し間が空きました。
20年秋から冬にかけてはコロナ禍の元、大学運営・授業運営をどうするか一色であったと言っても過言ではありません。

そのような中、コロナを気にしつつ、
2018年度卒業の小川真由さん(京大施設部勤務)と藤本侑さん(スガツネ勤務)がこの日の午後、
「武庫女ステーションキャンパス」と「新公江記念館」を訪ねてきてくれました。
2020年度4月からオープンしている新公江記念館の設計段階において、
彼女たちが3年後期ゼミ活動で取り組んでくれた学内設計提案コンペにおいて最優秀賞を受賞したのですが、
その受賞記録がプレートとなって、最上階の屋上に掲示されており、それの確認をかねて、です。
2人とも明るく積極的な性格で、職場で活躍してくれているようで、うれしく思います。
今後の活躍も楽しみです。


2020.10.11(日)

秋晴れの気持ちのいい日曜日。
大阪府豊能町で、豊能町×武庫川女子大学連携企画<健康まちづくりセミナー>を開催しました。
今年の3月に予定していたセミナーを、コロナ禍に配慮しつつの開催です。
豊能町との連携は今年で5年目に入っています。

前半の年では、健康まちづくりについて栄養面、
体操面などソフト面から取り組みました。
本学健康・スポーツ科学科准教授の武岡先生他とのコラボで行い、
その成果として、『とよの健康体操』を企画製作。
現在地元で愛好していただいています。

その後は豊能町の公共用地の活用をテーマに研究に取り組んでいます。
本日のセミナーのテーマは公共用地である公園を
もっと活用して生き生きとした街づくりに取り組もうというもので、
前半では今年3月三好研究室を卒業した飯田菜緒子さん(現ハンシン建設)から
卒論「郊外住宅地での健康まちづくり―大阪府豊能町ときわ台・東ときわ台の街区公園の活用に関する研究」を
発表してもらい、大阪大学大学院松原准教授のコメントをいただきました。
飯田さんはしっかりと発表してくれました。
そのあと基調講演として、兵庫県立大学赤澤宏樹教授に
「公園を活用して“住みたいまちづくり”」と題して講演をしていただきました。
セミナー全体の企画進行は私が行いました。
このセミナーには住民のお方30名弱、町からは町長はじめまちづくり創造課、
建設部関係の幹部、担当者のお方の参加がありました。
前向きな意見交換ができ、今後公園の利活用に向けて新しい仕組みづくりに繋がり、
数年後には活気ある郊外公園風景が創造されることを夢見ています。
引き続き次の段階に向けて提案していく予定です。


2020.10.6(火)

夕刻18時からOBPのホテルモントレ―宴会場にて、
「オールド・ニュータウンの再生への取組状況と今後のあり方に関する研究
―主として公的開発型のニュータウンについて」(2019年度)の発表会を行いました。
会場段取りなどは事務局を務めていただいている(株)URリンケージさんが行ってくれました。
私をはじめ、武庫川女子大学准教授水野先生、伊丹先生、
それに大阪大学大学院准教授松原先生とで分担しての発表でした。
2か年に渡る研究で、今回はその前半部分の発表です。
関西を中心に住宅地計画、都市計画などに実績のある方々の参加のもと、
活発な意見交換があり、コロナ禍のもとですが、有意義な発表会となりました。
来年には、2か年間の総まとめとしての発表会を改めて行います。
報告書のデータは、このHPのコンテンツ「最近の論文・論評」
挙げていますので、ぜひご覧ください。


2020.9.11(金)

この夏の猛暑は凄まじいですね。ゲリラ豪雨もあり、気候変動に危機感を感じざるを得ません。
そのような中、9月11日金曜日は曇りで、小雨も時折あってしのぎやすい一日でした。
この日、今年3月中旬に予定していて、このコロナ禍の影響で延期となっていた
「おとな旅・神戸―Ando Galleryと安藤さんの建築を巡る<淡路バスツアー>」
(主催は一般社団法人 神戸観光局)が実施されました。
私はアドバイザーとしてこのツアーの引率係を仰せつかり、
午前10時から夕刻18時まで一日がかりのツアーでした。
参加者は3密を避けて15人。平均年齢は60歳というところでしょうか。女性が約7割です。
ツアーの最初は兵庫県立美術館のAndo Gallery視察ですが、
それに先立ち蓑館長が10分位のコメントを下さいました。
安藤さんと蓑館長とのご縁のきっかけや、県立美術館でのGallery増築のいきさつなどに触れてくださいました。

視察先は、兵庫県立美術館のAndo Gallery,美術館西側のなぎさ公園、そのあと淡路島へ。
淡路夢舞台、本福寺・水御堂です。メディアで紹介済みの解説は極力避けて、
私が知る安藤さんの人柄や、今安藤さんが建築家の世界を超えて異次元の世界に突入し(?)世界での評価もますます高まっている様子を平易な言葉で解説しました。

皆さん、愉しくリラックスした中で豊かな一日を過ごしていただけたかなと思います。


2020.8.7(金)

20年度の前期が無事終了して、大学暦では本日から9月13日まで夏季休業となります。
前期は全ての授業が遠隔で行われました。
私が複数の先生方と共同で担当した建築設計演習も、
当初は本当にうまくいくか不安がありましたが、先生方のきめの細かい段取りと学生さんの真剣な受講で、
昨年までの対面授業よりもきめの細かい教育・指導ができたのではないかと思われるくらい、
上出来の成果が得られました。
設計演習では、途中のエスキスでの指導が大切ですが、
ほぼすべての学生さんが、毎回エスキス指導を受けることが出来ました。
一方で、最終段階では、対面できめの細かい、息遣いが伝わる指導が、
オンラインではできないことのもどかしさも感じました。

アフターコロナの時代では、「オンラインとオフラインのハイブリッド教育が求められる」、
というのが多くの識者の見解です。
私もそう思います。
特にオフライン、つまり対面での密度の濃い教育、
すなわち本物の教育がより一層求められる時代に入っているのでしょう。


2020.7.15(水)

公益財団法人 アーバンハウジングからの2019年度委託研究
「オールド・ニュータウンの再生への取組状況と今後のあり方に関する研究
―主として公的開発型のニュータウンについて― 」(2020年3月)
のデータを[最近の論文・論評]ページにて閲覧できます。


2020.3.14(土)

新型コロナウイルス感染拡大は連日長時間を割いて報道されています。
感染が全世界に及び深刻度を増しています。
この動向は経済を含む我々の日常の活動が改めて世界は一つに、地球は一つであることを認識させてくれます。

大学においても、卒業式、入学式などの諸行事中止など先行き不透明感を増しています。
このような時、国の動向に歩調を合わせて、抜かりない対応を後手に回ることなく、組織的に対応していくことが大切です。
また学生の皆さんは、就活や大学での活動などの制限など予期しないことが随所で起こり、
今までにない判断、行動を迫られているかと思います。
このような時こそ、しっかりと主体性を持って自らを振り返り、
落ち着いて今できることは何かを深く考え、時間を無駄にすることなく、今まで以上に充実した毎日を送ってもらいたいと思います。


2020.3.9(月)

3月12日(木)兵庫県立美術館での安藤忠雄さんの講演会が中止となりました。
そこでの、ディスカッションのコーディネートを私がさせいただく予定でした。

また、3月25日予定の“おとな旅 神戸”の安藤建築視察ツアー延期の連絡も入りました。
いずれも、もちろん新型コロナウイルス感染拡大の影響です。
残念ではありますが、懸命な判断と思われます。


2020.2.20(木)

新型コロナウイルスの影響で、催しの中止の連絡が増えだしています。
今日も、豊能町建設課から、3月15日(日)に予定していた、
豊能町×武庫川女子大学 <健康まちづくりセミナー> 「公園を活用して“住みたいまち”をつくる」の企画を
新型コロナウイルスの影響で延期したい旨の連絡が入りました。
卒業論文の発表や兵庫県立大 赤澤先生の講演も企画していただけに残念ですが、仕方ありません。


2020.2.13(木)

ゼミ生の一人が、貝塚市にある水間鉄道の活性化方策をテーマに卒業論文を書き上げました。
資料収集過程でお世話になった貝塚市都市計画課さんのコーディネートで、
貝塚市においてそのゼミ生の卒業論文の発表及び私からのミニ講演のセミナーが企画されました。

参加者には沿線地域代表の方々、市副市長はじめ幹部の方々、そして水間鉄道社長さんなどがおられ、
ゼミ生は大いに緊張したようですが、しっかり発表してくれました。


2020.2.10(月)

神戸観光局主催の“おとな旅 神戸”シリーズで、来る3月25日(水)
「安藤建築が生み出す<神戸・淡路>のまちと環境、そして再生」ツアーの企画・案内を依頼されています。
事前視察をしておくことは、参加者への当然のマナーと思い、
企画会社担当者さんと昼から夕方まで車で予定のコースの視察を行ないました。
天候もよく、事前確認終了。


2020.2.6(木)

5日、6日の二日間、19年度の卒業研究発表会がありました。
PPTによるプレゼン及び、ポスターセッションでの対応状況も卒業研究評価に入る仕組みとしています。
9人の三好研ゼミ生は全員しっかりと対応してくれ、恐らく学科での卒業判定は問題ないので、ほっとしています。


2020.1.6(月)

謹賀新年。本年もよろしくお願いします。
この欄、少し間が空きましたが、この間以下のようなことがありました。

1.本年度ゼミ生は9名いますが、皆さん無事12月20日の締め切りに間に合わせて卒業研究を提出してくれました。その間、ひやひやすることもありましたが、先ずは自分なりにしっかりとまとめてくれました。暫くは学科の副査の仕組みに基づき、私以外の先生方の査読を受けて卒業研究の加筆修正などを行ってもらいます。並行して要旨の作成、ポスターの作成、卒業研究発表に向けてPPTの作成などがしばらく続きます。もう一息ですので、ゼミ生さんには頑張ってほしく思います。

2.昨年後半にオープンさせました「武庫女ステーションキャンパス」はその後お蔭様で好評を得ています。
プロジェクトスキーム(事業の仕組み)が全国的に見て珍しく、新聞はもとより雑誌の取材、各種団体の視察などが相次いでます。雑誌としては、「日経グローカル」(2019年12月2日号。No.377.)、「鉄道ジャーナル」(2020年2月号。No.640.)で、それぞれ2ページの記事として取材してくれました。

3.昨年末の12月20日に、三好ゼミ卒業生、三好研究室の歴代助手さんを対象とした同窓会を企画、開催しました。企画は三好ゼミ社会人修士卒業の小林朗子さんがリードしてくれました。開催場所はもちろん「武庫女ステーションキャンパス」のレクチャールームです。三好ゼミ卒業生は100人くらいになりますが、その5分の一の20人強が参加申し込みをしてくれました。かねてより卒業生の縦のつながりを見える形にしなければ、と思っていましたので、それが実現し、うれしく思っています。
これから年に一度くらいのピッチで企画できればと思っています。私の経験では、このような中でのつながりが、いつかじわじわと生きてくると思います。


2019.11.10(日)

武庫川学院創立80周年記念式典が公江記念講堂で開催されました。
ゲスト、関係者、学生、教職員総勢2千数百名ほどの参加での開催です。
式典では、私からは5分間くらいの持ち時間で「武庫女ステーションキャンパス」について紹介をしました。


2019.10.30(水)

本年第1回の「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」(国土交通省)が開催。
交通工学系の先生方に交じって、今年も発言していきます。
自動運転技術を活用して、オールドニュータウンにおける移動問題などをどのような視点、
どのようなプロセスで解決を図っていくかが私の関心事です。


2019.10.26(土)

「のせでんアートライン2019」のオープニングセレモニーが午前10時からありました。
私が能勢電鉄100周年記念事業として提案して実行に移された2013年から数えて、
第4回目の開催となります。
2年おきに開催されており、いわゆるビエンナーレ方式ですね。
本年は企画運営体制も充実し、8人に実績(実力)あるアーティストの参加での開催です。


2019.10.7(月)

かねてより取り組んでいました阪神「鳴尾・武庫川女子大前」駅(10月1日から駅名が変わりました)
高架下プロジェクト「武庫女ステーションキャンパス」が完成し、本日オープンを迎えました。
延床面積は約700平米。
カフェ&レストラン、レクチャールーム、みなと銀行、知るカフェなどから構成しています。
武庫川女子大学の地域貢献&情報発信拠点として、
学生さんはもとより地域の方々から愛される施設として成長してほしいと思っています。
武庫川女子大学ホームページ([2019/10/7更新]参照)


2019.9.15(日)

兵庫県立美術館で、安藤忠雄さんの講演会がありました。
テーマは「芸術の力」。
安藤さんから講演の後半にゲストスピーカーとして登壇するよう要請があり、参加してきました。
私からは、安藤さんが30歳、私が20台前半のころの交流の様子をご披露しつつ、
その日の安藤さんの講演内容についての感想を述べ、続いて会場から特に若い人からの質問を受けました。
大いに盛り上がった一日となりました。


2019.8.26(木)

本日 第四回の貝塚市新庁舎整備事業に係る事業者選定委員会(委員長 三好)が開かれました。
事業内容が盛りだくさんで、かつ難しい内容を含んでいたせいか応募者は限られてはいました。
選定委員会としての講評は9月上旬に市のホームページで発表される予定です。
委員長としての役目はひと段落です。


2019.8.23(金)

8月16日金曜日から4泊6日でカナダ・バンクーバーに。
20数年ぶりです。猛暑の日本と打って変わって10度くらい涼しく快適な滞在でした。
バンクーバーは私の大好きな都市の一つで、都心に魅力的な住宅が多く、
生活と観光とそれらがバランスよくミックスした魅力的な暮らしを垣間見ることができました。

ノース・バンクーバーの自然、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)などにもゆっくり訪問。
暮らしをエンジョイする様子を見る一方、都心に浮浪者、乞食が我が国と比較にならないくらい多く、
その年齢もかなり若い30台前半くらいの人もいるのには少し驚きました。
所得格差の問題があるのでしょう。


2019.7.5(金)

この日のゼミでは、兵庫近代美術館のアンドウ ギャラリーと、原田の森の横尾忠則美術館の視察を行なう。
ともに80歳前後の日本を代表するアーティストで、展示内容からあふれるばかりのエネルギーを受け取りました。

個人的には、安藤さんには20台前半から懇意にさせていただいており、安藤さんの活躍の様子を拝見していますが、
能力とエネルギーに満ちた一人の人間が、走り続けるとここまで到達するのか、といった強い感慨を改めて持ちました。
一方横尾さんの作品も学生時代から好きで見続けています。
氏はある面で安藤さんとは対極にあるような活動をされてきたかと思いますが、
個人の感性に立脚した枠組みにとらわれない創作スタンスに共感を覚えます。


2019.6.23(日)

地域芸術祭<のせでんアートライン>のキックオフ交流会が、能勢電鉄妙見口駅前の広場でありました。
いよいよ、<のせでんアートライン2019>の始まりです。
2013年から2年おきにビエンナーレ方式で取り組んできていますこの地域密着型の芸術祭も今年で4回目です。

アーティストや地域の方々とのネットワークも程よく積み重なり、
地に足の着いた身の丈に合った味のある地域芸術祭となりつつあるようです。


2019.6.22(土)

生活環境学科1年から4年までの学生およそ20人と一緒に大阪芸術大学キャンパス内の建築の視察を行いました。
第一工房の初期の名作や妹島さんの新作アートサイエンス学科棟などです。

この視察の狙いは、現代建築に触れるという目的以外に、学科内の縦のつながりを強化することや、
建築設計に対する意識の高い学生さんに、より密度の高い指導ができるようにするためです。
現代建築サークルとして育ってくれればと思っています。
この日は一日晴天で、建築視察日よりでした。


2019.1.10(木)

貝塚市せんごくの杜(千石荘病院跡地)開発事業者選定委員会で審査委員長を委嘱されています。
その最終審査委員会が有りました。
無事優秀な案を提案した開発事業者を選定することが出来ました。


2019.1.7(月)

明けましておめでとう御座います。
今日から仕事スタートです。
4年ゼミ生8人の卒業研究の総仕上げ、
数年来取り組んでいます阪神電鉄・鳴尾駅高架下プロジェクトいよいよ着工に向けて追い込み業務、
健康まちづくり研究・ニュータウン再生への取組状況の検証研究等が19年上半期の業務、となります。


2018.12.14(金)

私、三好が本大学に着任するずっと前の1988年に創業しました
建築計画・設計の専門事務所 株式会社 PPI計画・設計研究所(現在社長は内田善久氏)が
本年創業30周年を迎え、14日夕刻大阪北浜のキャッスルホテルにて祝賀パーティを開催しました。
30年間平均13から15名のスタッフが計画・設計に頑張ってくれました。

パーティの主旨は今まで頑張ってくれてきてますスタッフをねぎらう意味もあり、
関係者約50名で開催しました。
平成の30年間は私が創業しましたPPIの30年間でもあったわけで、
感慨深いものがあります。


2018.12.10(月)

武庫川女子大学と阪神電鉄とが包括連携協定を締結しました。
締結式では三好が2015年度から取り組んでいます阪神・鳴尾駅高架下開発プロジェクトの発表も行いました。
高架下は「武庫女ステーションキャンパス」と命名され、
来年の9月14日(土)にオープンを予定しています。
現在着々と建設計画を進めています。
武庫川女子大学ホームページ([2018/12/10更新]参照)


2018.11.20(火)

ゼミの活動として、三好が計画・設計に深くかかわってきました、
国際文化公園都市“彩都”の視察を行いました。
ゲストとして阪急阪神不動産の幹部の方も同行してくださいました。
ゼミ生たちは大きなまちづくりの実態に触れることが出来たかと思います。
武庫川女子大学ホームページ([2018/11/27更新]参照)


2018.10.22(火)

昨年度から委員を務めています国土交通省の自動運転実装を目指した委員会が本年度もスタートしました。
http://www.mlit.go.jp/common/001257878.pdf

三好は自動運転をニュータウンでどのように実装してくか、
その時の課題は何か、という視点から委員会においては発言をしています。


2018.9.23(日)

本年度3回目の豊能町健康まちづくりセミナーを開催しました。
本日は、かねてより武岡先生、江川菫さん(武庫女出身の健康運動指導士、フィットネスインストラクター)
ととりくんできました“とよのん体操”のお披露目をしました。
セミナー参加者からお好きな音楽(歌謡曲)を選んでもらっていましたので、
それに合わせて、健康セミナーで取組んできました。

転倒予防などの要素を組み込んだ体操を江川さんに実演してもらいました。
皆さんお元気でかつ大変好評でした。
11月11日の豊能まつりで一般の町民のお方に披露する予定です。


2018.9.15(土)

本日から後期がスタートします。
新しい三好研3年ゼミ生も誕生です。
配属人数マックスの9人が今日から新しいゼミ生となります。


2018.8.26(日)

小川ゼミ生さんが近江八幡市出身で、卒業設計の対象として地元を計画対象地とすることから、
その敷地視察を兼ねて、日帰りゼミ旅行として、ゼミ生と近江八幡市に行きました。
ラコリーナにも行ってきましたが、大変な人気スポットとなっていました。
猛暑の中、この日も愉しく視察することが出来ました。


2018.7.21(土)

安藤忠雄さんからの講演会のお誘いがあり、直島に行ってきました。
安藤さんとはお正月以来ですが、猛暑にもかかわらず、
相変わらず精力的な講演をされました。

ゼミ生を誘ったのですが、皆さん都合がつきませんでしたが、
3年生の一人が、来てくれていました。
安藤さんと記念撮影をしたりして、楽しい一日でした。


2018.6.30(土)

今日、三好研究室主催の現代建築見学会を行いました。
視察先は、安藤忠雄さん設計の司馬遼太郎記念館です。
このような企画が学科内で活性化することを目指して、ゼミ生以外にも参加者を募ったところ、
1、2年生や他のゼミ生も何人か参加してくれました。

建築はそれほど大規模ではありませんが、既存の環境にしっくりとたたずんでおり、
司馬遼太郎さんが生前使用していた仕事部屋も併存していて、雰囲気のある環境を創っていました。


2018.6.20(水)

昨年度末に、武庫川学院において新校舎の外観デザインコンペがありました。
そのコンペに三好研究室のゼミ生7人がチームを作って応募し、
その内容が高く評価されて見事最優秀賞を受賞しました。

その様子が学院のHP6月19日付のトッピックスとしてアップされています。
ご笑覧いただければ、三好研究室のゼミ生の活動の様子の一端を垣間見れるかと思います。
学院のHPへはリンクを活用してください。
武庫川女子大学ホームページ([2018/06/19更新]参照)


2018.6.9(土)

新年度スタートして早2ヶ月が過ぎました。
最終学年のゼミ生8人は元気に就活と卒業研究に取り組んでくれています。
就活については内定を全員が貰っているようです。
卒業研究テーマもそれぞれがおおむね方向を決めています。

研究に関してですが、新年度より大阪大学と本学とのクロスアポイントメントの仕組みを活用して、
阪大建築系の松原茂樹准教授が私の研究室に月一度来てくれています。
研究面で私と協働体制をとりつつあるとともに三好研究室のゼミにも参加してくれており、
ゼミ生に研究面で刺激を与えていただいています。


2018.3.20(火)

今日大学の卒業式がありました。我がゼミの8人も元気に卒業です。全員社会人となります。
1月からこの欄が書けていませんが、この間、ゼミ生全員が、
学科内で比較してかなりレベルの高い卒業論文、卒業設計を纏めてくれました。
お互いがいい意味で競い合い、相乗効果が出ているのかなと思っています。

就職先ですが、公務員(大阪市役所)1名、ゼネコン・設備工事系3名、
ハウスメーカー系2名、ディベロッパー系1名、メーカー系1名といった感じです。
働き出すと戸惑うこともあるかと思いますが、卒業研究で見せた皆さんの頑張りを思い出し、
我慢するところは我慢し、頑張るところは頑張り、暫くはしっかりと勤めてほしいと思っています。


2018.1.1(月)

あけましておめでとうございます。
いつもながら新年を迎えて気が引き締まります。
4年ゼミ生は1月19日の卒業研究提出に向けて追い込みが掛かっています。
皆さん面白いテーマに、元気良く取り組んでくれており,
嬉しく思います。頑張ってください。

3年ゼミ生もやる気のある人たちで、ゼミに活気があります。
大学院の皆さんも元気よく研究を進めてくれています。本年は学会への論文投稿に力を入れる予定です。
今年もよろしくお願いします。


2017.10.2(月)

この欄の書き込みが少し間があきました。

去る9月15日から後期が始まり、三好研究室の新しいメンバーとして、
3年ゼミ生8名が新たに参加して3年ゼミをスタートしています。

皆さん明るく、前向きな人ばかりで精力的にテーマを決めて、活気あるゼミを展開したいと思っています。

その他、いま私が力を入れている研究としては、
@明舞再生計画のフォローとして、引き続き明舞団地の会合などに顔を出しています。
昨年度 大学院修士課程を修了した小林朗子さんが一緒してくれています。
A4年永井ゼミ生が卒業研究として取り組んでくれている、大阪府豊能町での健康まちづくりへの試み。
今順調に進展中です。
・・・などなどです。


2017.7.10(月)

かねてより明舞団地のまちづくり・暮らしの再生計画について提言しています。
オールドニュータウンの大きな課題の一つとして、交通・移動に関する課題があります。
そのような視点から、都市構造が比較的単純明解である明舞団地において、
交通に関する社会実証実験を行ってはどうかと提言していました。
そのことが国土交通省に知っていただくこととなり、本日10日(月)、国交省で開催された
「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」に委員として出席してきました。
本年度一杯開催される検討会で、中でもニュータウン問題に関して発言していこうと思っています。


2017.6.18(日)

この4月に大阪府豊能町と本学とで連携協定を結びました。
その具体的展開として一年以上前から煮詰めてきました企画
<豊能町における健康まちづくり>のセミナーを開始しました。
本日はその記念すべき第一回のセミナーが、豊能町ときわ台自治会館で10時半から12時前まで開催。
全体企画は三好で、本日の講師は健康スポーツ科学科の新井彩先生。
テーマは「自分の歩容を見てみよう―意外と知らない自分の歩き方」でした。
歩く姿について講義を受けた後、皆さん自分の歩く姿をビデオで見るといった内容でした。
笑顔や驚きの声が聞かれる愉しい、イメージ通りのセミナーとなりました。
このようなセミナーを1,2か月に一度くらいのペースで2年取り組む予定です。

まちの在り方とそこで暮らす人たちの健康の関係などを浮き彫りにできればと思っています。
次回は7月23日で、講師は同じく健康スポーツ科学科の武岡健次先生です。
こうご期待。


2017.4.27(木)

数年来、住民の健康とまちづくり活動をうまくリンクさせることが出来ないかと考えています。
それを受けて、28年度卒業研究として、「健康まちづくりに関する基礎的調査―大阪府豊能町における提案―」
という卒業研究に岡部さんが取り組んでくれました(3月20日付のこの欄ご参照)。
この流れを受けて、29年度本年実際に豊能町で取組んでみようという流れが出来、
本日豊能町と武庫川女子大学が官学連携協定を結ぶことが出来ました。
これを根拠にこれから約2年ほど、具体的に活動を展開する予定です。
この活動には三好の呼びかけで、
本学内の健康、栄養、福祉、介護を専門とする先生方10人ほどで
「健康まちづくり研究者ネットワーク」を形成して取り組む予定です。
今年は永井ゼミ生が昨年の岡部さんの研究の流れを受けて、卒業研究として取り組みます。
こうご期待!

武庫川女子大学ホームページ([2017/04/27更新]参照)


2017.4.20(木)

3月20日付のこの欄で、平成28年度卒業生の卒業研究タイトルを書いています。
その中の、上殿明日香さんの
「マンションリノベーションの可能性について―中古マンションにおける実践的研究」について
少し触れたいと思います。
この研究は、平成28年の春頃ディベロッパーである大京穴吹不動産さんからの、
学生のマンションリノベーションに関する提案をもとに、
若い主婦のお方とワークショップを通じてその案の評価を行いつつ、
これからの中古マンションのリノベーションの可能性を検討してみてくれないか、
というお申し出がきっかけで進んだ卒業研究でした。
初夏から秋にかけてマンションライフに関心のある5名の若い主婦のお方に集まっていただき
(主婦との連絡は大京穴吹様)
3回のワークショップを開催。
それを通じて、学生提案の内容についてご意見を頂き、
それをもとに修正や追加提案を行い、
最終提案を大京穴吹さん側に行うというプロセスを取っています。
指導教員である私の立場からは、プロセスが教育的効果があるかどうか、
技術的におかしくないか、提案が充分にできているかどうかを見守りつつ進みました。
最終調整も学生さんが、大京穴吹様の技術陣と行い、
(一回は東京のスタッフさんとのテレビ会議)実現に至っています。
3月末には施工が間に合わなかったのですが、
本日4月20日は実現したリノベーションを業界誌へのお披露目と、
私の方からリノベーションのポイントを解説する催しがありました。
リノベーションの結果は大変好評でした。
大京穴吹の設計部隊も今後の参考にかなり視察にお越しになったと聞いています。

大京穴吹不動産ホームページ


2017.3.20(月)

本日大学の卒業式がありました。三好研究室からはゼミ生6名全員が元気よく卒業。
それぞれ卒業研究頑張ってくれました。ゼミ生全員が晴れやかな顔で卒業し、
社会に巣立ってくれることを目標の一つにしていますので、ホット一息です。
平成28年度卒業の6人の卒業研究タイトルは下記のとおりです。

・岡部弥咲・・・「健康まちづくりに関する基礎的調査―大阪府豊能町における提案 ―」(論文)
・櫻井寛子・・・「苦楽園の並木×人の賑わい―シェアハウスから始まる暮らしー」 (設計)
・高畑愛美・・・「白川ビレッジ/リバイタリゼーションー埋もれた地域資産を観光 都市神戸として魅せるー」(設計)
・益田沙織・・・「伊丹市de学んで健康―野球を通じてー」(設計)
・毛利真佑子・・「千里に広がるまちの居場所」(設計)
・上殿明日香・・「マンションリノベーションの可能性について―中古マンションにおける実践的研究」(提案過程をまとめた論文)


2017.2.28(火)

私はかねてより大阪梅田ロータリークラブの活動をしており、
2016年〜2017年度の会長を仰せつかっています。実は10年前に一度会長職を経験しており、
今年度は二度目の会長です。クラブでは初めての二度目の会長です。
姉妹クラブに台北天母ロータリークラブがあるのですが、
そのクラブとの懇親活動がハワイで企画され、先週の22日から26日まで
ハワイに滞在していました。ワイキキは大勢の日本人で賑わっていました。
日陰に入ると涼しいのですが、ビーチでは、日光浴をしている人で賑わっていました。
日本の7月の湿度の低い日といった感じでしょうか。
ホノルルの山麓部を見ますと、急な斜面を利用した住宅地、
それも高級住宅地が山の南斜面をせりあがるように開発されています。
思わずこの住宅地に日本の団地再生のような課題はないのだろうかと見入ってしまいました。
ハワイの主要産業は観光と思われますが、このハワイのありかたに成熟社会を
迎える日本のヒントがあるかもしれませんね。


2017.2.15(水)

年が明けてから、少し日にちがたってしまいました。
三好研究室4年ゼミ生は6人全員年末年始の
最後の追い込みを猛烈に頑張り、立派な卒業研究として
仕上げてくれました。
卒業研究発表も充分卒業に値する内容であったと評価できます。
修士課程の小林朗子さんも修士論文「暮らしの整理収納に関する研究―高齢期に
おけるモノの整理収納の特性についてー」を立派にまとめてくれました。
副査の先生方からも高い評価を受けました。彼女にはこの成果を踏まえて、
例えば「60歳からの整理収納術」といった、一般向けの書籍にまとめてみては、
と提言しています。まんざらではなさそうで、小林さんの頑張りに期待したと思います。


2016.12.20(火)

日にちが前後しますが、本年度後期に、西宮市大学交流単位互換科目
「まちづくりの系譜―その歴史と未来を考える」という講義を担当しました。
集中講義スタイルで、3回は学外の三好がかかわっているプロジェクトの
視察を入れました。最終日は11月26日土曜日で、明舞団地の視察です。
武庫川女子大学はもとより、西宮市にある神戸女学院、関西学院大学、
甲南大学の学生も多く全員で35名。皆さんいい学生さんばかりで楽しく
授業ができました。現地視察に交通費が総額4,000円かかるということで
受講生が集まるか心配しましたが、嬉しいことにすべて杞憂におわりました。
講義では、都市計画・まちづくりの近代の始まりの話から、現代の話
中でも三好が取り組んできてますプロジェクトについて、
現地視察を交えつつ解説。
記憶に残る授業になっていればうれしいですね。


2016.12.12(月)

「明舞団地再生計画」の改定作業は、2017年3月中旬アップにむけて、
私の念頭にある基本方針に沿って、努力的に情報収集、ヒアリング、
関係者として意見交換をすすめています。
その忙しいさなか、11月29日、30日と4年生のゼミ旅行がありました。
全工程はゼミ生が組んでくれました。
行き先は長崎で、目玉は「軍艦島」。
海底炭鉱で働く鉱夫家族が高密度に住むためのこの鉄筋コンクリートの
集合住宅群からなる「軍艦島」は1960年代後半から70年代前半の私の
学生時代から脳裏にやきつき、ことあるごとに気になる存在でありましたが、
やっとこのたびゼミ生のおかげで行くことができました。
ピラネージの「監獄」を思いおこさせるその風景の中に、
鉱夫家族の足音、息づかいを少しでも感じとろうとの思いでした。


2016.11.5(土)

明舞団地という団地があります。
明石市と神戸舞子との間にある197ヘクタールのニュータウンです。
この団地は、10年以上前からいわゆる団地の活性化に向けて
きめの細かい取り組みや研究がなされていることで
まちづくり・都市計画の専門家の中では知られている団地です。
平成18年には「明舞団地再生コンペ」が実施され、注目を集めました。
そのコンペでは幸いにも私がリーダーを務めましたチームが最優秀賞を受賞しています。
そのような試みを踏まえておよそ10年まえに「明舞団地再生計画」が兵庫県により策定されていますが、
このたびこの再生計画を改定することになり、私が事実上その総括役を務めることになりました。
11月に入って正式に依頼され、年度内にまとめるというきついスケジュールではありますが、
かねてよりニュータウン・団地再生については考え続けてきていますので、
自分の考えをまとめるいい機会でもあります。
全力で取り組んでみようと思っています。(兵庫県住宅供給公社さんのHP参照)


2016.10.20(木)

去る10月13日(木)から16日(日)まで、所要がありモンゴルは首都のウランバートルに滞在しました。
モンゴルは初めてです。その話を少し。
モンゴルは人口約300万人で、およそ半分の150万人がウランバートルに居住しているとのこと。
すこぶる一極集中の都市構造です。総人口の半分近くが遊牧民ともいえるのかもしれません。
そのウランバートルですが、現代建築もそこそこあり、立派な現代都市ではありますが、
町並みは中国大都市のそれにかなり近い印象を持ちました。町並みは中国大都市の
現代建築もありますが、デザイン、施工精度はまだまだでこれからの成長が
期待される都市といった感じです。交通をはじめ都市インフラはかなり不足しており、
ウランバートル中心部は交通渋滞が常態化しています。地下鉄などの都市交通の整備が急がれそうです。
都市部の舗装などもこれからのところが多いようです。緑豊かな国土に住む我々からしますと、
5メートル以上の樹木はほとんどないような景観で、緑に癒されるといった感覚はありません。
やはり気候と地質の問題なのでしょうか。


2016.10.1(土)

この夏は猛暑でしたがお変わりありませんでしょうか。
さて、9月15日から後期授業が始まっています。
前回の「お知らせ」から、気にはなりつつ少し日数がたってしまいました。
その間の三好研究室のトッピクスです。

@ 三好ゼミ生の卒業研究の一環で、マンションリノベーションプロジェクトに
取り組み始めました。昨年椛蜍梃叶&s動産様からマンションリノベーションに
取り組まないかというお申し出がありました。
今年度6月ごろまで、教育研究上の意義などについて慎重に検討を重ね、
それに基づきこの7月から具体的に取り組んでいます。
そのプロセスはゼミ生の卒業研究として反映される予定です。

内容は、大京穴吹さんが現在実施中のマンションリノベーションにおいて、
その一住戸について、三好ゼミ生と当該マンション近傍の主婦の方5,6名と
ワークショップを行い、リノベーションの希望や可能性について
ディスカッションをします。それを踏まえて三好ゼミ生が具体的な
リノベーションプランを提案する、というものです。

その提案プランは実施上の調整を経て、今年度末には実現し販売に
かけられる予定です。
マンションリノベーションはこれからの我が国において重要な課題の一つです。
ゼミ生さんが積極的に取り組んでくれておりうれしく思っています。

A 三好が総合プロデューサーとして取り組んでいます「のせでんアートライン妙見の森」
という地域活性化を目的としたアートイベントは2013年と2015年実施し、
次回は2017年が予定されています。

次回は今まで以上に、行政の方々や、川西市・猪名川町・能勢町・豊能町の地元の
方々との連携を強めることをテーマとしてます。

このことは言うは易く、仕組みとして実施していくことはなかなか難し課題で、
今その課題に関係者の方々やこのアートイベントに関心を持っていただいている
アーティストの方々とご一緒に悪戦苦闘しながら取り組んでいます。


2016.05.10(火)

新年度も順調にスタートしています。4年ゼミ生の卒業研究の方向もおおむね決まりつつあります。
Oさん―健康まちづくりに関する研究
Uさん―マンシション・リノベーションに関する実践的研究
Tさん―須磨S地区のまちづくり提案
Sさん―西宮市K地区のまちづくり提案
Maさん―I市のスポーツまちづくり拠点の提案
Moさん―千里ニュータウン某地区近接センターの提案
修士2年Kさんの「高齢期におけるモノの整理・収納に関する研究」も順調にすすんでおり、5月21,22日の日本生活学会で途中経過を発行する予定です。
修士課程3年のSさんの「シャアハウスにおける人間関係形成過程に関する基礎的研究」も、中間段階のまとめに入りつつあります。


2016.04.10(日)

生活環境学部長を拝命しました。複雑で悩ましい学部運営が求められる時代です。
スピード感を伴って、課題やテーマに対応しなければと気が引き締まる思いです。
このような時代こそ、教育・研究の原点を忘れずに、@学ぶ意欲のある学生とA教育・研究に生きがいを持つ教員とBそれをやさしく包む空間があればいいと考え、諸課題に果敢に挑戦したいと思います。
もちろん専門の建築・まちづくり系のプロジェクトにも。

三好庸隆研究室

2016.03.08(火)

年末・年始と忙しくしているうちに約3ヶ月、このコーナーを空けてしまいました。
年明けからは、卒業研究対応、2月中旬の大学・卒業研究展、短大・卒業制作展など行事が目白押しでした。

ほっとしますとともに、頭を切りかえて、学部の視座からこれからの本学の教育・研究のあり方を考えていこうと思っています。


2015.12.12(土)

能勢電鉄開業100周年記念事業として提案しました<のせでんアートライン>はその後多方面のご支持を頂き、 <のせでんアートライン妙見の森2015>として第二回目を実行委員会方式で 45日間(10月10日から11月23日)開催することができました。
写真、動画を、ネットで是非ご覧いただくとしまして、今回の特色的な実績を挙げてみます。
@関西テレビ様がCSR事業として取り組んでくださり、人のネットワークが格段に広がったこと。 Aその一環としてFMCOCOLOで番組を持てたこと。私も三回出演しました。 Bのせでん生活圏の方々とアーティストの方々の予期しない交流があちらこちらで大いに盛り上がったこと。 C資金調達の手法としてクラウドファンディングを導入。 それが成功したこと(70万4千円の浄財が集まりました。)。などを挙げることができます。
一方、今回は初回と比べ作品数は倍増(記憶に残る多くの作品が生まれました。感謝。)。 オペレーション、マネージメント上いくつかの課題も浮上しました。 2015年度の新たな実績と課題を踏まえて、2017年度第三回(ビエンナーレ方式)に向けて新たなスタートが始まります。


2015.11.14(土)

高経年の集合住宅のリノベーションは今日的な課題であり、大きな可能性も秘めていると思われます。

それに関する話題です。

@ この夏、本学科の大坪ゼミ生が中心となり、三好ゼミ生も加わって、武庫川団地の一住戸において、本格的なリノベーション が行われました。暑い季節にもかかわらず、学生さんたちは大いに頑張ってくれました。

詳細はこちらをご覧ください。

A 開発から50年が過ぎている明舞団地内にある松が丘住宅(明石市松が丘1)で、老朽化した住宅を改修する参考に してもらおうと、兵庫県住宅供給公社がモデルリノベーション住宅4戸を公開(11月7日、8日)。 大勢の方の見学がありました。
このモデルリノベーション住宅は、兵庫県住宅供給公社が本年7月「明舞団地リノベーションモデル企画提案及び設計施工業務 等の委託先の募集について」という公募を行った成果です。
三好はこの公募選定委員会の会長を務めさせていただきました。

詳細はこちらをご覧ください。

B 三好ゼミ生のWさんは、卒業研究で、DIYによる住宅のリノベーションについて研究を進めています。その一環で、 大阪府住宅供給公社の団地再生チームにヒアリングを過日行いました。そのチームでは、三好研究室大学院出身のOさんが活躍してくれています。
また、そのあと、大阪市住まい公社でも住宅リノベーションにとりくまれているので、公社のTさんにもヒアリングを行いました。 Tさんも三好研究室出身で、今公社で大活躍中です。 三好研究室の先輩、後輩が住まいに関する今日的テーマで意見交換してくれていることを大変うれしく思っています。

大阪府住宅供給公社についてはこちらをご覧ください。

大阪市住まい公社についてはこちらをご覧ください。


2015.10.12(月)

今回の《のせでんアートライン妙見の森 2015》ではFMCOCOLO(76.5MHz)で 「のせでんアートライン妙見の森 SOCIAL ART WAVE」という番組コーナーを、毎週土曜日 16:20〜16:40に放送中です。
三好はゲストとして10月10日に出演しました。次回は、11月28日土曜日です。


2015.10.10(土)

この欄少し間が空きました。
この夏は、学科人事や大学行事でかなり忙しくしてました。

ところで、のせでん沿線生活圏再創造を目的とした《のせでんアートライン妙見の森 2015》が 本日10月10日土曜日から11月23日までの45日間の日程で開催しています。
私なりの、郊外生活圏活性化に向けての提案プロジェクトです。

今回は第二回目です。
第一回は、能勢電鉄の開業100周年記念事業として行われましたが、 その後関係者からご評価頂き、2015年の今回は、関係行政一市三町(川西市、猪名川町、豊能町、能勢町。兵庫県、大阪府。) が賛同して頂き、実行委員会方式での開催となりました。
私は、今回は実行委員会副委員長&エグゼクティブアドバイザーです。
のせでん沿線には、日本一の里山と専門家が評価してます川西市黒川地区があります。
そこのダリア園も圧巻です。
秋の紅葉、アート、そして妙見の森バーベキューテラスでのお食事などを是非楽しんでください。
アート作品は、初回の倍の約40作品が各エリアで環境にマッチする様に配置されてます。
アート鑑賞として充分に見応えが有ります。
「のせでんアートライン」でwebを是非検索して下さい。


2015.06.19(金)

第2回「のせでんアートライン妙見の森2015」に参画していただく、招待アーティストと公募アーティスト合計約40名が決定しました。
来る7月20日(月・祝)参加アーティストによる公開プレゼンテーションが行なわれます。 場所は、阪急・能勢電鉄川西能勢口駅前アステ市民プラザ アステホール(アステ川西6階)で、時刻は15時〜18時です。
当日、三好は、「のせでんアートライン」のコンセプトについてプレゼンテーションを行ないます。是非お越しください。


2015.06.14(日)

第2回「のせでんアートライン妙見の森2015」を後援してくれています関西テレビ放送さんで、本日午後、 「ソーシャルシネマダイアログ ― 観る、感じる、語り合う。未来につなぐ3時間」という催しがありました。 この催しは、関西テレビのCSR活動の一環です。本日は、「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」という映画をみて、 アートの力を借りて社会課題に取り組む活動について、参加者の方々と意見交換を行ないました。


2015.05.01(金)

第2回「のせでんアートライン妙見の森2015」(ホームページ)が、 今年10月10日(土)から11月23日(月)まで開催決定はお知らせしたとおりです。
それにあわせてラジオ番組「ソーシャルアートウェーブ」がFMCOCOROで毎週土曜日16時20分から20分間生放送!されることになりました。 三好も、夏から秋にかけて数回出演予定です。


2015.03.20(金)〜21日(土)

短期大学部・大学の卒業式、大学院の修了式がありました。
三好研究室からは7名の学生、1名の修士生が巣立ってくれました。


2015.03.13(金)

第2回「のせでんアートライン妙見の森2015」がプレリリースされました。
私(三好)は第1回において総合プロデューサーとして動きました。今回は第1回の能勢電鉄主催とは異なり実行委員会方式で行われ、 私は実行委員会副委員長&エグゼクティブ・アドバイザーの役目を行います。


2015.02.27(金)

学科で続けています『古建築を観る会』がありました。
講師はいつもの妻木靖延先生です。今回は、醍醐寺と法界寺を見学。日頃古建築をじっくり見学する機会が少ないので、大変良い会と思っており、 ゼミ生にも参加を進めています。今回は私のゼミから5名が出席しました。


2015.01.30(金)〜02.05(木)

7日間にわたって生活環境学科の卒業研究展と短大・生活造形学科の卒業制作展が学内で催されました。
卒業研究展においては、本年度の試みとして、全卒業生の研究展示を行うこととし卒業研究の質の向上も目指しています。


2014.12.15(月)

明舞再生塾が今夕ありました。2か月に1度のピッチでミーティングをもっています。
本日のテーマは、来年2月22日(日)に開催される明舞熟議についてでした。


2014.11.21(金)

京阪電車なにわ橋駅構内に大阪大学・民間企業・NPOの3社が共同運営する「アートエリアB1」というスペースがあります
そこで大阪大学CSCDと武庫川女子大学三好研究室の共催で、ラボカフェ(まちカフェ)が開催され、
三好が「郊外住宅地のくらしの再生」をテーマにミニレクチャーを行い、そのあと参加者30人余りの人と意見交換を行いました。


2014.11.12(木)

三好が委員を務めます、三田市景観委員会がありました。


2014.11.07(金)

昨年度、三好が総合プロデューサーを務めた〈のせでんアートライン妙見の森2013〉が、エリア的に関係する
地方自治体等から高い評価を受け、ビエンナーレ(2年おきに開催するアート展)として開催することが決まり、
本日アドバイザー会議が川西市役所でありました。


2014.10.23(木)

三好が招聘教授をしています、大阪大学コミュニケーションデザインセンター(CSCD)は今年度10周年を迎えてるそうです。
それを記念して、11月月間を中心に、哲学・アート・演劇・言語・身体・科学技術・減災・医療・まちみち等多岐に渡るテーマについて30の対話 プログラムを展開する「CSCD EXPO2014」が開催されます。
私はラボカフェ<まちカフェ>という催しにゲストとして招かれてます。テーマは「郊外住宅地のくらし再生」です。
日時は11月21日(金)19時から21時まで。場所は京阪電鉄なにわ橋駅校内に、大阪大学・民間企業・NPOの三社が共同運営する「アートエリアB1」です。 お時間のある方は是非お越しください。


2014.10.09(木)

久しぶりに、明舞再生塾がありました。
議題は、明舞団地まちびらき50周年記念事業として、再生塾としてどう取り組むか、といったころです。


2014.10.08(水)

能勢電鉄常務ほか幹部のお方が、三好との打ち合わせに、武庫川女子大学にお越しになりました。
昨年度三好が総合プロデュースをおこなった「のせでんアートライン」を二年おきに開催するビエンナーレ形式で取り組むことを会社として お決めになり、そのことでお越しになったわけです。


2014.10.06(月)

大阪大学コミュニケーションデザインセンターで、まちみち研究会。三好は招聘教授として参画。
そこで久しぶりに、土井勉京都大学特別教授とお会いした。研究会の今後が楽しみです。


2014.09.26(金)

大井大学院院生が、武庫川団地のクロスメゾネット形式住宅の研究を修論のテーマとしています。
40年くらい前に、このクロスメゾネット形式住宅を設計担当された、ULM西村さんにヒアリング。
西村さんと三好とは、かつて同じ事務所に在籍していたこともあり、大変懐かしくお話しを聞くことが出来ました。


2014.09.24(水)

有松ゼミ生の卒業研究の一環で、豊能町ときわ台の老人クラブ・寿楽会の皆さんを中心に、ときわ台の住み心地や
住み始めた時の様子などを、ワークショップ形式で伺いました。ワークショップは盛況でした。有松ゼミ生の今後のまとめ方に期待。


2014.09.13(土)

後期スタート。このコーナーも再開です。


2014.08.02(土)

能勢電沿線のときわ台・東ときわ台住宅地でお祭りがありました。
ゼミ生が卒業研究で郊外住宅地活性化をテーマにしています。その対象地として、ときわ台・東ときわ台住宅地を取り上げ、住民さんにヒアリングなどをする予定です。
ヒアリングに向けて、お祭り会場で、自治会長さん、老人クラブ会長さん、豊能町長さんとお会いでき、まずはいいスタートがきれつつあります。


2014.07.30(水)

今日、生活環境学専攻修士論文の中間発表会を行いました。
修士論文のレベルアップ、大学院の活性化を目的に、毎年前期が終了するこの時期に開催しています。
発表する修士生は大変緊張するようですが、この時期に忌憚のない指摘を受け、後半をがんばってもらおうという狙いがあります。


2014.07.16(水).17(木)

既にこの欄で書きましたように、『団地再編COMPETITION2013』事業の一環として、公開シンポジウムが大阪ガス本社でありました。
このコンペティションで河内長野市長賞をいただいた我々の案を、再度発表する機会がありました。
民間ディベロッパーの方、地方自治体の方など大勢の方の参加がありました。


2014.7.14(月)

今数ヘクタール規模の開発事業プロポーザルをとり纏めています。
コンペはプレッシャーはありますが、短期決戦で自分の考えをまとめ、それを世に問うという面白さがありますね。 今回もそのような気分を味わっています。


2014.07.09(土)

『団地再編COMPETITION2013』で、三好研究室は河内長野市長賞をいただきましたが、
それに関する「団地再編シンポジウム」が来る7月16日・17日に開催されます。
三好もそのプレゼンテーションを行う予定です。

詳細はこちらをご覧ください。


2014.07.01(火)

三好研究室大学院修士2年 大井さんの修士論文のテーマは「武庫川団地におけるクロスメゾネット型住戸に関する研究」です。
今日、西日本最大級団地である武庫川団地のクロスメゾネット住戸896住戸にアンケートを配布しました。4年ゼミ生も配布に協力してくれました。


2014.06.19(木)

私は長らく豊中市のまちづくりを指導させていただく機会があったのですが、平成26年5月付で「豊中市まちづくり委員として市政発展に尽力されました。」 として豊中市長より表彰を受けました。本日その感謝状を豊中市からいただきました。


2014.06.14(土)

生活環境学科 大坪教授と一緒に大学院生の課題の位置づけとして、某住宅供給公社の賃貸住宅リニューアルを指導しています。
本日もその打ち合わせを行ったのですが、大学院生のリニューアル案なかなかいい視点、いい案が出てきつつあります。こう御期待です。


2014.06.11(水)

本日明舞再生塾が夕刻あります。
この塾は、明舞団地を研究する複数の大学の先生がたなどで構成する情報交換の場です。
私が、明舞団地センターの事業コンペで採択されたときに提案した仕組みで、およそ2,3か月ごとに開催しています。 熱心な方ばかりで、長く続いておりうれしく思っています。 今日のテーマは明舞団地50周年記念事業についての意見交換です。


2014.06.05(木)

今日、建築デザインコース3年生の設計課題講評会がありました。 この講評会には、毎年外部の建築家をゲストとしてお呼びし、講評をいただいています。
今年は、コーポラティブハウスの実績を多く持っておられます建築家の安原秀さんと、 若手建築家として活躍中の木村吉成さんに来ていただきました。


2014.06.04(水)

現在、三好研究室には博士課程の院生一人と修士課程2年の院生が一人います。
博士課程の院生はシェアハウスの研究をしています。修士二年の院生大井さんは、1970年代の一時期に多数造られた、クロスメゾネット形式の住宅について、 その住まわれ方について調査をするべくアンケートの設計を始めています。クロスメゾネットの研究は意外と少ないので、貴重なデータが集まるのではと期待しています。


2014.05.25(日)

『団地再編competition2013』の二次公開審査が、提案対象団地・南花台団地がある河内長野市立市民交流センターでありました。
一次審査を通過した8グループがそれぞれ10分のプレゼンテーションと15分の質疑応答に対応しました。
私は、共同提案者である修士2年の大井理恵さんと審査に臨み、最終的に評価点で総合2位でした。
特に河内長野市さんから高い評価を得ることが出来、河内長野市長賞を受賞しました。
これを更なる励みとして、実践的郊外住宅地再生に取り組んでいきたいと考えています。

詳細はこちらをご覧ください。


2014.05.19(月)

私は、2013年秋より大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘教授を拝命しています。
その一環で本日「郊外住宅地の再生と郊外鉄道」をテーマに講義を行ってきました。
講義時間は45分程度で、あとの100分程は、受講生とのフリーディスカッションで、学生は大学2年生から院生まで。 他大学の院生の受講もあり、大いに刺激的な時間を過ごすことができました。


2014.05.10(土)

このたび三好庸隆(みよし・つねたか)研究室のホームページを開設しました。
我々の教育・研究活動をこまめに発信していく予定です。
関連するURLとのリンクも張っていますので、併せて御覧いただければ嬉しく思います。