野上 恵美

■研究室名

異文化社会学研究室

■研究テーマ

在日外国人の支援について
諸外国における高齢者の暮らしとケアについて(特にベトナム)

■略歴

高校卒業後、山口県の大学に進学。大学卒業後は、京都と神戸を行ったり来たりの生活が続く。山口県立大学国際文化学部卒業後、京都府立大学大学院文学研究科修士課程、神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程で学ぶ。複数の大学での非常勤講師、神戸大学での教員を務めた後、現在に至る。

■著書

・「神戸GCPオンラインコースの成果と課題-継続的なプログラム開発を目指して―」、『大学教育研究』第30号、115-127頁、2022年
・「在日ベトナム人が紡ぐ神戸・長田の物語」川野英二編『阪神都市圏の研究』、374-397頁、ナカニシヤ出版、2022年
・「ベトナムにおける高齢者とケア―ERIAレポートを中心に」『グローバル・コミュニケーション研究』第11号、175-197頁、2022年(岩井美佐紀、土屋敦子との共著論文)

■受験生へのメッセージ

大学時代に日本での外国人支援のあり方に疑問を持ち始めたことがきっかけで、現在は研究活動に従事しながら、在日ベトナム人の支援活動に携わっています。大学での学びがなければ、今の私はなかったとも言えます。そして、大学で出会った先生方、友人たちは、今でも私を支えてくれています。短大・大学時代での「出会い」は、人生を豊かにしたり、未来の自分を形作ったりしてくれる財産になると思います。みなさんには、短大・大学での「出会い」を思い切り楽しんでもらいたいです。