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身近な食から未来を考える

所長挨拶

 平成18年度文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業の「社会連携研究推進事業」として本学の研究事業「地域の高齢者に対する包括的な栄養支援システムの開発と実践研究―生活意欲高揚による支援からの脱却と地域社会連携活動への参加―」が採択されたのを機に、「高齢者栄養科学研究センター」が設立され、地域でのひとり暮らし高齢者に対する栄養支援活動と実践教育による人材育成を5年間の補助期間終了後も継続してきましたが、このたび、このセンターを母体として「栄養科学研究所」が設立されました。
本研究所は、センターの理念を引き継ぎ、専門性の異なる複数学科の教員からなる研究員や学生が参加し、行政や地域医療・福祉機関や企業と連携し、地域が抱える課題やニーズを研究分析し、新しい課題解決システムの開発や地域発のイノベーションの創出を目指しています。また、得られた研究成果を地域での実践活動へと結び付けて社会還元し、地域社会の再生・活性化に貢献したいと考えています。さらに、これらの活動を通じた実践教育や研究を通じて、社会貢献の意欲が高く、複眼的な視野を持ち、専門性を活かした主体的な行動が出来る、優秀な人材や若手女性研究者を育成するとともに、大学のシーズと地域のニーズを繋ぐ、地域が求める多様な高齢者人材を育成したいと考えています。
今後とも、本研究所に皆様のご指導やご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

栄養科学研究所 所長
福尾  惠介