第7回栄養科学研究所 公開シンポジウム「栄養と健康のサイエンス」を平成31年3月9日(土)、日下記念マルチメディア館メディアホールで開催しました。

午前の部では、4部門ある栄養科学研究所の研究員より各部門のトピックスを紹介していただきました。

午後の部の特別講演では、慶応義塾大学スポーツ医学研究センター所長の勝川史憲先生より「高齢期を健康で自立して過ごすコツ：苦手な運動はどうすべきか」をテーマにご講演をいただき、高齢者でも安全に行うことができる運動や体操について紹介いただくとともに、日常生活の中で座りすぎに注意し、自分の好きな運動を長く続けることが重要であることを学びました。また、「西宮市と大学が連携した新たな地域包括ケアシステムの可能性」と題したパネルディスカッションでは、研究所が地域でのさまざまな活動を通して、どのような役割を果たすことができるのか、多面的に検討しました。

地域活動紹介では、「音楽での楽しく健康のつどい」と「ひまわりエコーズと運動」参加者が、実際に行っている音楽と運動の内容について地域の方々に成果発表を行い、会場も明るく、楽しい雰囲気になりました。

当日は多数の方にご来場いただき、ありがとうございました。