CASE 01

ロングバージョン
情報発信の活動を通して得た、
たくさんの気づき
生活環境学部 情報メディア学科 4年生
米田百花さん(取材時)

学内情報誌の経験を活かして挑戦

情報発信に興味があり、1年生から学内情報誌『M*arch(マーチ)』 の企画・編集・デザインにボランティアで携わってきました。そうしたなか、ゼミの先生から卒業研究の一環として提案されたのが、MUKOGAWA COMPASSプロジェクトに関する学生紹介ページの制作でした。MUKOGAWA COMPASSとは武庫川女子大学の人材育成理念のことで、「学生たちの誰もが今後の人生を送るうえで大切な指針(COMPASS)を見つける」ことを目指しています。そして実際に人生の指針を手に入れようと頑張っている学生たちを紹介するということで、私の今までの広報活動で培ってきた経験や撮影技術を活かせるのではないかと考え挑戦を決意しました。

コミュニケーションの大切さを痛感

学生を取材・撮影するなかで痛感したのは、コミュニケーションの大切さです。取材対象者の不安を解消し、その人のありのままの魅力を引き出すには、本音のやりとりが必要でした。光の入り具合やコンセプトにあったファッションの提案などの意見を言葉にするか迷うこともありましたが、勇気を出して伝えることでよい結果が得られました。また、取材した皆さんが周囲の先生や友人に積極的に挨拶をしたり感謝の気持ちを伝えておられたのも印象的で、刺激を受けました。私自身も関わってくださる方々への感謝をこれまで以上に丁寧に伝えていきたいと思っています。

嬉しいことも辛いことも、未来の糧に

実際の成果物を見たときは、会話を通して感じた一人ひとりの魅力が写真を通してよりリアルに表現できているように思えてとても嬉しかったです。一方で、色味や背景、質感にもっとこだわれば良かったと反省点も見つかりました。私は大学でのさまざまな経験を通し「辛い経験や失敗、短所も、捉え方を変えて一歩踏み出すことで誰にも負けない強みになる」と学びました。今辛い思いをしている人も、うまくいかないときこそ「自分だけのストーリーを現在進行形でつくっているんだ」と信じて夢に向かって欲しいです。わたしも夢に向かって、前へ突き進みます。