
CASE 04
毎日の学びが自分の糧に
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コツコツと続けることが学びの早道
薬学科は必修科目が多くて進級も難しく、テスト範囲も広大なので、日々少しずつ割り振って勉強を進め、時間切れや定着不足にならないよう心がけています。入学当初はアルバイトをほとんどしておらず、せめて勉強だけは頑張ろうと思って取り組んでいました。そしてコツコツと努力するうちに、問題が解ける気持ちよさや、成績として数字に表れる楽しさが分かるようになり、ここまで勉強を続けることができたのだと思います。また、国家試験に合格しなければ薬剤師として働くことはできませんので、進級だけではなく卒業後に挑む国家試験でも、今の努力がきっと報われると信じて頑張っています。

現場や授業の発表などを通して成長
薬学科では実習や発表の授業が多く、自然に人と協働する作業を数多く経験します。そんなときは人の行動から自分にはない部分を見つけ、良いところを吸収するよう心がけています。元々慎重な性格で鈍くさい方なのですが、業務や発表準備をするなかで「今準備しておけることは何か」など、先々まで意識を向けて動けるようになりました。また、薬学科のテスト範囲は広大なので計画的に割り振ってコツコツと取り組むことで時間切れや定着不足が起きないように気を付けて進めるなど、勉強を進めるうえでも、大きな目標に向かって計画を立てて取り組む力がついたと思います。

薬局での経験は大きな財産に
3年生で参加した有償性インターンシップとその後の薬局でのアルバイトは、大きな経験になりました。それまでは薬局での薬剤師の業務について、処方箋の薬を調剤して渡すこと以外の業務が不明でした。薬剤師が行う対人業務は患者さんへ向けられるもので、傾聴の姿勢や患者さんの思いを聞き出す能力が問われると考えていました。しかし実際の対人業務は患者さんだけではなく、近隣の病院や薬局、卸売業者などさまざまな人々とコミュニケーションを取り、関係性を作っていく業務が大切だと学びました。
