第7章 子どもの性格は生まれつきか?

大教1年

11/12(CD)

11/13(ABEF)

性格の決定因とその発達について学びます。

普通、我々が素朴に「こういう性格だからこういう行動を取る」と思っています。

しかし言葉を話せない乳児や、まだ自分の心を十分モニターできない幼児の「性格」は

発達検査と呼ばれる「行動のチェックリスト」で調べます。

性格検査も、結局は「行動のリスト」です。

つまり、性格とは行動の原因ではなく、行動傾向そのものなのです。

そのような行動傾向のうち、遺伝的に規定される部分と、後の環境によって決まる部分とがあります。

「氏か育ちか?」は決してそのどちらかだけということはなく、「どちらも」なのです。

講義で使ったpptファイルです

Slides

質問はこちらへ!

E-mail

もっと詳しく知りたい人へ

Books

やさしい教育心理学

鎌原雅彦・竹綱誠一郎

有斐閣アルマ

1999 \1900

性格は五次元だった(性格心理学入門)

村上宣寛 村上千恵子

培風館

1999 \1700

心はどのように遺伝するか

安藤寿康

講談社ブルーバックス

2000 \900

狼に育てられた子 -アマラとカマラの養育日記

シング

福村出版

1977 \1200

関連HPはこちら

Link

次回の授業は?

「第8章 社会性の発達」

子どもたちが自分以外の人間とどのように付き合いを発達させていくのかを勉強します

予習

あなたが幼稚園児代によくしていた遊びは何ですか。またそれは何人くらいでできる遊びですか?

   (クラス、番号、氏名を忘れずに!)

kitaguti@mwu.mukogawa-u.ac.jp

Top