第7回 自覚のない知覚

−注意に関する認知心理学とサブリミナル効果ー

2005/6/14

今回は、自覚のない知覚、いわゆるサブリミナル効果を通して、自動的知覚処理過程を探索します。

自動的処理過程は「注意」研究から始まりました。。

注意がおもしろいのは、「自分で制御できる注意」と「自分では制御できない注意」があることです

自分では制御できない注意は、直接、自動的処理過程に関連します。

この自動的処理過程は「半側空間無視」、「盲視覚」、「分割脳」という脳障害からもわかります。

また、サブリミナル提示は、プライミングやストループ効果という心理学ではよく知られた

現象も引き起こすことがわかっています。

しかし、それがサブリミナルコマーシャルの有効性を示すというわけではありません。

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Books

サブリミナルマインド

下條信輔

中公新書

1996年 \800

意識/無意識のサイエンス

本田仁視

福村出版

2000年 \2400

メディアセックス

キー

集英社文庫

1999年 \895

魔術はささやく

宮部みゆき

新潮文庫

1993年 \590

関連HPはこちら

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