第8回 目撃者の証言は信用できるのか?

−記憶に関する認知心理学ー

2005/6/21

今回は、記憶をテーマに、研究法、目撃者証言、分類という切り口でお話しました。

研究者以外にはあまり知られていませんが、記憶を研究する方法には様々なものがあり、

そのこと自体が、記憶の不思議さを物語っています。

例えば、再生できない事柄が再認はできる。その記憶はどこにあったのでしょう?

また、先週お話したプライミングも広義の記憶と言っていいかもしれません。

記憶が様々な要因で変容してしまうことを知ると、裁判における目撃者証言の証拠能力も

少し割り引いて考える必要があるかも知れません。

講義で使ったpptファイルです

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Books

サブリミナルマインド

下條信輔

中公新書

1996年 \800

目撃証言

ロフタス ケッチャム

岩波書店

2000年 \2500

記憶は嘘をつく

コートル

講談社

1997年 \1800

記憶研究の最前線

太田信夫 多鹿秀継

北大路書房

2000年 \4000

認知心理学を語る-おもしろ記憶のラボラトリー

森敏昭

北大路書房

2001年 \2500

関連HPはこちら

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