第9回 「考える」を考える

−思考に関する認知心理学ー

2005/6/28

今回は、まず思考のレベルを考えました。

考えることの基礎となるのは「連合学習」で、古典的条件づけとオペラント条件づけがあります。

このレベルの思考は、ほとんどの種の動物にもできることですが、次の

問題解決的思考となると、できる種も限られてきます。

連合学習が「経験により賢くなる」学習であるのに対し、

問題解決では「経験により間違う」という現象が生じます。

いつまでも、柔らかい発想を忘れないでおきたいものです。

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Books

認知と思考

多鹿秀継 編

サイエンス社

1994年 \2300

考えることの科学

市川伸一

中公新書

1997年 \660

詭弁論理学

野崎昭弘

中公新書

1976年 \660

学習の心理

実森正子 中島定彦

サイエンス社

2000年 \1500

関連HPはこちら

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