第10章 教育をとりまく問題と心理学

大教2年

7/7 (ABCD)

7/14 (EF)

今回は最近の教育をとりまく問題と心理学との関わりを解説します。

まず不登校。全国の小学生で約228人に1人が不登校という統計が出ています。

不登校への対応で大事なのは「再登校」を目標にしないということです。

学校に来させることよりその子供の抱えている問題を理解することが大切です。

2番目にとりあげたのは「いじめ」です。

社会心理学で明らかにされた同調行動、責任の分散、服従行動などがいじめに関わっています。

そこで明らかにされるのは「人間の悪い面」です。

しかしその悪さを認め、それを克服することが重要です。

講義で使ったpptファイルです

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Books

やさしい教育心理学

鎌原雅彦・竹綱誠一郎

有斐閣アルマ

1999 \1900

教師のスクール・カウンセリング

児童心理 臨時増刊

金子書房

2001 \1020

ザ・ソーシャルアニマル

アロンソン

サイエンス社

1994年 \3650

冷淡な傍観者

ラタネ・ダーリー

ブレーン出版

1997年 \1900

関連HPはこちら

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文部科学省HP

「平成13年度の生徒指導上の諸問題の現状について(速報)」

定期試験情報

1 講義の中で取り上げられたメインメッセージを1章から10章まですべて書いてください。(順序は問わない)(10点)

2 1で答えたメインメッセージの中から一つを選び、そのメッセージの根拠となった心理学的知識を説明した上で、自分の将来にどう生かせるのかを述べてください。(30点)

3 心理学は「行動の科学」であるといわれています。なぜ「科学」でなければならないのでしょう。「科学」の意味を明らかにしながら、50字程度で論じてください。(20点)

4 性格について(第6・7章) 

5 心の病気について(第8章)

(追・再試験問題)
1 教育における評価の目的を3つ挙げてください
2 学習性無力感現象と教育との関わりについて論じてください

kitaguti@mwu.mukogawa-u.ac.jp

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