<強化子の種類>
・一次性強化子 食餌性強化子:食べ物、飲み物など
感覚性強化子:視覚、聴覚、触覚など「気持ちいいこと」
・ニ次性強化子 具体的強化子:表彰状、バッジ、おもちゃなど
名誉・特権強化子:クラス委員、キャプテン、宿題免除など
高頻度活動強化子:好きな遊びをする、絵をかく、算数など
(プレマックの原理:高頻度活動が後に続く活動は頻度が増加する)
般性強化子:ためると他の強化子と交換できるシール、スタンプなど
社会性強化子:ほめること
<社会性強化子> 「よいほめ方」とは?
承認的強化子
情報的強化子
「すばらしい!」 「時間内に課題が全部できたね」 (行動の正しさ)
「がんばったね」 「前に比べて2割も増えたよ」 (目標への接近)
「上出来だよ」 「ここに気をつければ次はもっとできるよ」 (修正点)
★ サブメッセージ3.2:子どもの行動の強化子を注意深く見つけだそう
<行動を減らしたい時>
消去:快刺激を取り去る
罰:不快刺激を与える
[データ3.1]消去と罰の比較
<問題点>罰を受けない時の行動
罰に対する「慣れ」
罰が持つ肉体的・精神的苦痛
★サブメッセージ3.3:子どもの行動の強化子を注意深く見つけだそう
<先行条件の与え方>
・プロンプト:標的行動が出現しやすいように合図や指示、ヒントを出すこと
(例)「おはよう」という挨拶が標的の場合:「こんにちはじゃなくてノ」
幼稚園、保育園などで、かたづける場所に、そのものの絵を貼っておく
・フェイディング:標的行動が身につくにつれてプロンプトを段階的に少なくしていくこと
(例)「これは名詞ですか」 →「これは人やものや場所の名前ですか」
→「思い出してごらん。人、もの、場所だよ」
→「ルールを思い出してごらん」 →プロンプトなし
★サブメッセージ3.4:標的行動は待つだけでは生じない。ヒントをうまく使おう
メインメッセージをもう一度
ほめることは学習の支え。ほめ方を考えよう
|