第4章 「やる気」の心理学

効果的な授業をするために (3)

大教2年

5/26(ABCD)

5/28(EF)

今回は効果的な授業をするために人間の「やる気」のしくみを知ろうという試みです。

「やる気」は心理学用語では「動機づけ」といいます。

「学習性無力感」の実験が示すように、我々のやる気は

「自分の反応と結果の間には関係がある(やればできる)」という実感に支えられています。

もちろん性格(失敗や成功の帰属)にも関係していますが、

基本的に人間や動物は「動機づけられていない行動」は学習しません。

教科内容を伝えるだけではなく、子供の「やる気」を引き出すことも教師の大事な仕事です。

講義で使ったpptファイルです

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Books

やさしい教育心理学

鎌原雅彦・竹綱誠一郎

有斐閣アルマ

1999 \1900

学習意欲の心理学

桜井茂男

誠信書房

1997 \1800

学習性無力感

ピーターソン・マイヤー・セリグマン

二瓶社

2000 \5200

関連HPはこちら

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次回の授業は? (6/2, 4)

「第5章 何のための評価?」

教師という仕事には「評価」が含まれます。

これはかなり責任の重い仕事です。

人に序列をつけるだけでなく、評価することによって「やる気」を出させることを考えましょう

予習

今までの学校生活の中で、評価(テスト、学期末の通知簿など)についての思い出を語ってください。別に面白い話でなくても、その時に自分がどう思ったとかでけっこうです。

以上の質問にメールで答えてください。

   (クラス、番号、氏名を忘れずに!)

kitaguti@mwu.mukogawa-u.ac.jp

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