| 服飾美学 |
| 授業目標: | 服飾は「物」であると同時に、心持ちや感情の表現であり、記号ともなる。これらは美的表現とも重なる人間の営みである。本講義では、こうした服飾についての美学的な展望を取扱う。 |
| 科目内容: | 服飾の美しさは多様である。服飾とひととの関わり−飾り、やつし、遊び、隠し・・・等の行為を通して、服飾は我々の前に現象する。その様態に多彩な表現を読み、人の生きる姿を観照する。服飾は時代と文化と人間の鏡である。服飾表現の赴くところは、感じ、想い、主張しないで居られない、心の叫びである。この講義では、こうした服飾に於ける美的体験とその表現について、実物や絵画・文芸等を通じて広く追体験し、観照するとともに、ひとの生きる姿としての服飾について理解する。 |
| 授業計画: |
1・・・服飾に於ける美的な体験について 2・・・服飾に於ける美的表現 (1) 形態をめぐって 3・・・(2) 色彩をめぐって 4・・・(3) 文様をめぐって 5・・・(4) 素材をめぐって 6・・・着る行為をめぐって (1) かくすこと 7・・・(2) 着くずすこと 8・・・(3) 内と外または表と裏 9・・・(4) かざること 10・・・服飾に於ける美的範疇 (1) 雅とひな 11・・・(2) だてといき 12・・・(3) エレガンスとスポーティ |
| 評価方法: | 期末に完成レポートを提出(70点)。中間で講義と対応した小レポートを課しながら、最終レポート評価に加算する(30点)。 |
| 教科書: | 横川他著『服飾表現の位相』昭和堂 |
| 参考書: | 日本服飾史や西洋服飾史の多くの類書や文化史が参考になる。 |