体育測定評価実習 會田  宏
授業目標:  健康教育や競技スポーツの実践現場で起こっている現象を、科学的に観察し、適切に評価できる実践的な能力を身につけること
科目内容:  体力づくり、健康づくりが叫ばれている中で、いまだそれが経験や勘に頼って行われている場合が多い。合理的な体力づくり、健全な健康づくりのためには、まず、体力や健康レベルを科学的に測定、評価する必要がある。本科目では、こうした観点から、体力や健康を主なテーマとして、既成のテストによる測定方法を実習する。さらに、得られた測定結果の整理、図表の作成、評価の方法などについて学習する。
授業計画: 1 体育科学における測定と評価
2 心拍数の測定と評価
3 形態の測定と評価
4 身体機能の測定と評価
 (1) 筋力、スピード、持久力、柔軟性、調整力のテスト
 (2) 走型、跳型、投型の運動能力のテスト
 (3) バッテリーテスト
 (4) 専門的な体力・運動能力のテスト
5 運動技能の測定と評価
 (1) スキルテスト
6 パーソナリティーの診断と評価
 (1) パーソナリティーテストとその体育への応用
評価方法: 出席状況や受講態度(25点)と3回のレポート(75点)で評価する。
参考書: 永田晟編著『新訂 体育の測定・評価』第一法規
留意事項: 授業内容の深い理解のために「体育測定評価」を合わせて受講すること。