陸上競技U 塩満 勝麿
授業目標:  陸上競技種目は走・跳・投に分けられ、さらに短距離・中距離・長距離、走幅跳・走高跳、砲丸投・円盤投・槍投と数多くの種目を含む。指導者・専門家としての技術・理論の習得を目標とする。
科目内容:  陸上競技でも何事でも、人間の力を全部発揮して勝敗を争い記録をつくろうとすると、なかなか簡単にはいかないものである。それはただ身体を動かしただけでは能力は発揮されず常に身体の合理的な動きに従わねばならないからである。授業では数種目の合理的な練習法と理論の研究を課す。
授業計画: 1 オリエンテーション 陸上競技の特性・歴史について解説する。
2 短距離走      スタート法、スターティングタイム、ピッチとストライドの関係
3 ハードル      インターバル、ディップ、踏切と着地の距離及びタイムの関係
4 走幅跳       助走・踏切・空間動作・着地
            走幅跳における力の合力・分力、走幅跳の疾走スピードと跳躍距離
5 円盤投       スウイング、構えと振り切り、フォロースルー、ターン
6 槍 投       槍の握り、ムチ運動
評価方法: 出席を重視する。レポート作成によって評価する。
参考書: 金原勇『陸上競技のコーチング』大修館