食品レオロジー 濱渦善一郎
授業目標:  食品レオロジーは食品の変形・流動に関する学問であり、簡単な物理学を通して理解することを目標としている。
科目内容:  我々が食品について考え、選ぶときにまず問題にするのはカロリーや栄養価であるが、それとは別に食品の「おいしさ」も選択の根拠となる。この「おいしさ」は食品の持つ物性(物理的性質)と切っても切れない関係にあるので、この講義では簡単な物理(固体、流体の力学)の学習を経て食品のレオロジーを理解することを目的としている。
授業計画: 1 食品のレオロジーとは何か
2 物質の変形
3 物質の流動
4 弾性と粘性(2回)
5 粘弾性(2回)
6 テクスチャー
7 コロイドとゲル(2回)
8 物性測定(2回)
評価方法: 平常点と授業中の小テストとで評価する。