異文化コミュニケーションA・B 水野 幸夫
授業目標:  異なる社会と文化をもつ人たちとのコミュニケーションの問題を概念中心ではなく具体例に即して考え、国際人への条件となる知識と感覚を身につける。
科目内容:  1年後期の語学留学でアメリカ文化に触れた経験を踏まえつつ、異文化コミュニケーション(intercultural communication)の基本概念、問題、その対処法などを学ぶ。
授業計画:  A・Bを通じて、次の1〜4を適宜組み合わせて授業を展開する。
1 異文化について考える−−−テキストを使って基本概念を学びつつ、異文化をめぐる問題とその対処法について、関連する身近な話題をとりあげて全員で討論する。
2 コミュニケーションについて考える−−−授業の進め方は上記1と同じである。
3 アメリカでの異文化体験について考える−−−カルチャー・ショック、異文化理解の問題点等について、各自体験を語り意見を交換する。
4 アジア、ヨーロッパなどの「ひと・くに・ことば・文化」について考える−−−資料収集、研究、口頭発表、質疑応答およびレポート作成を行う。
評価方法: 平常点(20点)と口頭発表(2回、40点)とレポート(2回、40点)とで評価する。
教科書: 古田暁他『異文化コミュニケーション・キーワード』有斐閣
留意事項: 自主的な学習・研究態度(=自分で考える姿勢)と積極的な意見発表を重視する。