スポーツカウンセリング論 永田 隆子
授業目標:  運動・スポーツが「こころ」の健康の保持に寄与できるのはどのような場合か、どのような効果が期待できるか、そして人間が外からの強制によらず、自らすすんで運動できるようになる条件とは何か、これらの問に対し多方面からのアプローチを試みる。
科目内容:  スポーツ・カウンセリングとは、「スポーツ競技者、スポーツ・ティームの心理的コンディションづくりのために適用される心理学的、とくに臨床心理学的な援助の諸技法の総称である。」現代では、運動技能の指導、体力養成、助言ができさえすればスポーツ指導者といえるわけではなく、すぐれたスポーツマン、スポーツ指導者であり、同時に心理的援助者としての資質を備えていることが期待されるので、心理的援助者であるカウンセラーに求められる資質について考えてみる。
授業計画: 1 スポーツ・カウンセリングとは
 (1) スポーツ・カウンセリングの定義
 (2) スポーツ・カウンセラーの資質について
 (3) カウンセリングにおける人間関係の条件
2 個人的に適用されるスポーツ・カウンセリングの技法
 (1) カウンセリング的方法
 (2) 自己リラクセーション法
 (3) イメージ・トレーニング
 (4) 自己コントロール
3 スポーツにおけるグループ・アプローチ
 (1) 感受性訓練
 (2) エンカウンター・グループ
 (3) グループ・プロセス
 (4) スポーツ・ティームとグループ・アプローチ
評価方法: 提出物(80点)・平常点(20点)とで評価する。
参考書: 日本スポーツ心理学『スポーツ心理学概論』不昧堂