フランス語T(全学、後期) 井高 浩一
授業目標:  「名詞とその周辺」から始め、次に「動詞とその周辺」で基本文型を学び、最終的に基本的なフランス語の文章が無理なく音読でき、文章の意味が把握できるように指導する。
科目内容:  フランス語の骨組みを修得する。テキストをもとに、「聞く・話す・読む・書く」の技能全般をバランスよく学習する。テープ・ビデオなどを利用し、口頭練習など、受講生の積極的参加を前提とする。文法面では、全体の見通し(テキスト最終項目まで)を第一とし、細部はUにゆだねる。
授業計画:  とかく難しいと言われるフランス語の発音や綴り字の読み方については、ファッション・芸術・料理等の分野ですでに認知されている身近なフランス語に例を取り、「街角のフランス語」からこの関係に慣れ親しんでもらいたいと考えている。文法の暗記だけが外国語の学習だと思い込んでいる学生諸君は発音することの楽しさに目覚め、フランス語のリズムと響きを新しい友人達とともに味わってほしい。
1 アルファベ、綴り字の発音、文を発音する際の決まり
2 名詞の性と数、不定冠詞
3 定冠詞、前置詞
4 主語の人称代名詞、動詞 ■etre「〜である」の直説法現在
5 形容詞、副詞
6 動詞 avoir「持つ」の直説法現在、不定形
7 -er動詞(第1群規則動詞)の直説法現在、縮約形(■aの場合)
8 指示形容詞、人称代名詞の強勢形
9 所有形容詞、動詞aller「行く」の直説法現在
10 動詞venir「来る」の直説法現在、縮約形(deの場合)
評価方法: 定期試験の成績に、平常点(出席・小レポート・授業態度等)を加味して総合的に評価する。
教科書: 佐藤久美子・佐藤領時『アベセデ フランセ(CD付)』白水社
参考書: 必要に応じて、適宜紹介する。
留意事項: 受講生の自主的、積極的な質問や発言を期待する。