実験社会心理学 井上 雅勝
授業目標:  集団と人間、対人関係の心理について理解を深める。
科目内容:  社会心理学的な諸研究の中から、6つのテーマについて実験例を交え解説し、社会や集団が個人の行動に与える影響、人と人との間に成立するさまざまな法則性などを理解する。
授業計画: 以下の内容を12回の講義で説明していく。
1 社会・集団が個人に与える影響
 (1) 社会的影響の受容
   社会的促進の動因理論、同調と服従、少数者の影響
 (2) 集団と人間
   集団の凝集性と生産性、集団決定方式と講義方式の比較、社会的手抜き
2 対人関係における心理
 (1) 対人魅力に及ぼすさまざまな影響
   子供の性格判定における身体的魅力の影響、不安状況における異性への魅力、態度の類似と対人魅力、物理的距離と友人形成
 (2) 非言語的コミュニケーション
   言語行動における魅力の利得、親和性とアイ・コンタクト、近接性と好意
 (3) 態度変容
   情報源の信憑性と態度変容、威嚇と態度変容、食物摂取の効果、発話による態度変容、説得失敗時のブーメラン効果
 (4) 援助と攻撃の欲求
   援助の抑制、攻撃行動のモデリング、武器の挑発効果、興奮の転移と攻撃行動、可視性と車の警笛鳴らし
評価方法: 定期試験(100点)により評価する
教科書: 随時資料を配布する。