| 生化学 |
| 授業目標: | 生化学は生命現象を化学的に理解する学問であり、生命科学の基盤となる科目である。 生体成分分子の基本構造と諸性質について学び、生化学の知識が具体的かつ体系的に理解できることを目標とする。 |
| 科目内容: | 自然の生態系から見ると、ヒトは植物が作った、あるいは動物が植物から作った物質を食物として摂取する。これらの物質は人体内で簡単な化学物質に分解され、ヒトはそこからエネルギーを獲得し、生体内の化学反応に利用できる形に変えて成長、生殖などすべての生命活動に利用する。生化学では、生体成分の基本構造と諸性質について学び、生体内の有機化合物代謝およびエネルギー産生について学び、遺伝情報をふまえて神秘で不思議な生命現象を統括的に理解する。 |
| 授業計画: | １ 生体成分，代謝，細胞 (１) 生体成分と代謝 (２) 細胞の構造と機能 ２ 糖質の化学 ３ 脂質の化学 ４ タンパク質の化学 ５ 糖質の代謝 (１) 解糖経路とTCAサイクル (２) エネルギーの生成と利用 ６ 脂質の代謝 ７ アミノ酸の代謝 ８ 代謝の相互関係 ９ 代謝調節 10 核酸の化学 11 遺伝子の発現 12 免疫の生化学 |
| 評価方法: | 試験期間中に筆記試験（100点満点）を実施する。 |
| 教科書: | 福田満編集『（食品・栄養科学シリーズ）生化学』化学同人 |