| エアロビックダンス | 北島 見江 |
| 授業目標 | 健康・体力づくりを目的としたエアロビック運動（エアロビックダンス）について、その特徴や運動内容を理解する。また、正しい身体の使い方と振り付け方法を習得した上で、その指導方法について学び目的に応じたプログラムの作成と指導の実践力を養う。 |
| 科目内容 | 今や健康産業の主流となっているエアロビックダンスについて、歴史的な流れやエアロビック運動について理解し、授業前半は安全で効果的な動きができる技術能力を養い、グループでパフォーマンスを組み立てる。後半は、目的別による動きの構成法、振り付け法さらに音楽との関連性や指導に際してのテクニックを学んだ上で指導の実践が実現できるよう学習する。 |
| 授業計画 |
１ エアロビックダンスエクササイズについて (１) エアロビック運動 (２) ダンスエクササイズの特徴 (３) 歴史 (４) 基本構成（ウォームアップ、メインエクササイズ、筋コンディショニング、クールダウン） ２ エアロビックダンスの基本動作の理解と習得 (１) 下肢の動き、上肢の動き、上肢・下肢のコンビネーション (２) 障害予防のための正しい身体の姿勢と動き方 ３ 基本構成における動きの強度とその内容 (１) ウォームアップ、メインエクササイズの安全なステップと動きの流れ (２) 動きを変化させる要因 ４ 筋コンディショニング (１) 筋コンディショニングの目的と内容 (２) 正しい姿勢による負荷のかけ方 ５ 振り付け法と音楽の働き (１) グループパフォーマンスのためのプログラム構成 (２) 音楽の役割と選曲方法 ６〜８ グループパフォーマンス（１〜５の総まとめ） (１) グループパフォーマンスに関する方法学 群構成／空間／パワー／リズム (２) プログラム内容 (３) グループワークの実際 (４) 発表 ９・10 指導のテクニック（プログラムの実際） (１) 安全で効果的なプログラミングの立案 (２) スムーズな動きの流れと指導時のキューイング (３) 運動強度にみあった振り付け法 (４) 音楽の役割と選曲方法 11・12 指導のテクニック（指導の実際） (１) 指導者の立つ位置とその実際 |
| 評価方法 |
出席状況と授業態度（50点） グループパフォーマンス（スキル、筋コンディショニング、音楽、作品）25点 指導の実際（スキル、プログラム、音楽、正しい姿勢）25点 前後半でのそれぞれの動きの確認は相互評価法を実施 |
| 教 科 書 | 高順姫ほか『エアロビックダンスエクササイズの実技指導』（社）日本エアロビクフィットネス協会 |
| 参 考 書 | 小泉清一『図解 機能解剖学』（社）日本エアロビクフィットネス協会 |
| 留意事項 | 前半のグループパフォーマンス時には各グループのコスチュームで発表 |