心理学研究方法T | 中島 定彦 |
授業目標 | 心理学の研究方法のうち、応用行動分析学の研究法を理解させ、一事例のデータから信頼性と妥当性の高い結論を導くための理論と技法を習得させる。 |
科目内容 | 応用行動分析学とは行動理論に基く実用心理学であり、教育・臨床場面で広く用いられている。心理学における応用行動分析学の位置づけを理解し、その理論と技法を教科書に沿って習得する。最後に応用行動分析学の論文を読むことで、それまで学んだ知識の統合と理解をする。 |
授業計画 |
1 心理学の研究方法(概論):1回 2 応用行動分析の基本的な考え方:2回 3 行動目標:1回 4 データの収集とグラフ化:3回 5 一事例の実験デザイン:3回 6 応用行動分析の論文を読む:2回 |
評価方法 | 定期試験による。 |
教 科 書 | P.A. アルバート/A.C. トルートマン『はじめての応用行動分析』二瓶社 |
参 考 書 | D.H. バーロー/M. ハーセン『一事例の実験デザイン』二瓶社 |
留意事項 | 第2回の授業以降は教科書の該当章と指定した論文をあらかじめ読んで出席していることを前提に授業を進める。語学授業並の予習が必要である。 |