生化学V |
授業目標 | ヒトの体内で行われている異化と同化からなる代謝経路とその制御機構について理解することを目標とする。 |
科目内容 |
生物は各種の代謝、すなわちいろいろな化学反応の連鎖によって物質を合成したり、分解したりしながら生きている。このような生命現象を学ぶのが生化学である。医薬品の生体に対する作用を理解するために最も基礎的で重要な科目の1つである。 生化学Vでは生命を維持していくための物質代謝やそれらを制御している情報伝達機構について解説する。 |
授業計画 |
1 クエン酸回路 2 電子伝達と酸化的リン酸化 3 脂肪酸の酸化 4 アミノ酸の酸化的分解:尿素回路 5 光合成電子伝達と光リン酸化 6 糖質の生合成 7 脂肪酸と脂質の生合成 8 アミノ酸とヌクレオチドの生合成 9 哺乳動物における吸収、輸送および代謝調節 10 情報伝達機構 |
評価方法 | 定期試験(100点満点)で判定する。 |
教 科 書 | M.K.Campbell著 川嵜敏祐監訳『キャンベル生化学 第2版』廣川書店 |
参 考 書 | D.Voet, J.G.Voet著 田宮信雄ら共訳『ヴォート生化学 第2版』東京化学同人 |
留意事項 | 生化学T及びUで修得した知識を基礎とするので、生化学T及びUを理解したうえで受講することを望む。 |