レクリエーション概論 長岡 雅美
授業目標  レクリエーションの基本的概念を理解し、現代社会におけるレクリエーションの意義について、さまざまな角度から考察する。
科目内容  レクリエーションという言葉が定義を持たず、その使用場面においても混乱している現実を踏まえて、さまざまな角度からレクリエーションの定義を試みる。さらに、労働と余暇、または日常の社会生活とレクリエーションとの関わりについて考察を加え、レクリエーションの啓蒙やレクリエーション活動の具体的な支援についてもふれていく。
授業計画 1 レクリエーションの基本概念 (3回)
 レクリエーションという言葉の定義について、言語的側面・社会的側面などから考察し、レクリエーションが人間性の回復を意味する言葉であることを学習する。
2 社会生活とレクリエーション (3回)
 労働場面における作業形態の変化や労働観の変遷、余暇の概念や余暇とレクリエーションとの関係、諸外国の労働観や余暇観、地域社会や日常生活とレクリエーションとの関係などを学習する。
3 健康とレクリエーション (3回)
 健康の定義や生涯スポーツについて概説し、人間性の回復と健康の維持増進に寄与するレクリエーション活動の考え方を学習する。
4 レクリエーション運動 (3回)
 レクリエーション運動の意味・レクリエーション運動の目的・レクリエーション運動の歴史について概説し、今日的課題や展望などについて学習する。
評価方法 出席点、平常点、レポート、小テスト(授業時に数回実施)
参 考 書 必要に応じて資料を配布する。

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