上代文学講読A・B 武部 智子
授業目標  古代という時代、社会や風土の中で、人々はどのような美意識や季節観を持っていたのであろうか。上代歌謡の中から古代の人々の思いを読み取ることを目標とする。
科目内容  記紀歌謡を中心に、上代歌謡を取り上げて分類し、それぞれの歌の発生を考え、古代の人々の感動や思いを理解してみたい。
授業計画
1   上代歌謡について
2〜7 古事記歌謡を読む
8〜12 日本書紀歌謡を読む

1〜3 風土記歌謡を読む
4〜9 その他の歌謡を読む
10〜12 歌謡から歌へ――万葉集からいくつかを取り上げて読む
評価方法 試験期間中の筆記試験(70点)の実施と平常点(30点)とで評価する。
教 科 書 森本治吉・竹内金次郎・大久保正編『上代歌謡』おうふう
参 考 書 荻原浅男・鴻巣隼雄校注『古事記・上代歌謡』小学館
留意事項 授業計画上、Bのみの受講は避けられたい。その場合は、夏休み中に参考書を必ず読んでおくこと。

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